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アラフィフが"真冬にサーフィンを始めたら"【実践編】

以前から興味はありましたがなかなかする機会がなかったサーフィン。しかし先日仕事で知り合った方が偶然サーファーだったということから、あれよあれよという間になんと一緒にサーフィンに連れていっていただくこととなり、アラフィフとなった私トモGPが今回ついに念願のサーフィンデビューを果たすこととなりました。

www.honknowblog.com

詳しい経緯やなぜこの真冬にサーフィンを?といった理由などは、【準備編】として前回お話しさせていただきましたのでそちらもあわせてお楽しみいただければと思います。

というわけで今回は【実践編】ということで本番の日の様子をお届けしたいと思います!

いざ真冬の海へ

3月の頭、前日までの雨はなんとか上がり当日の気温は8℃風速は約4mと比較的穏やかな気候の中、程良い緊張感と共に記念すべき初サーフィンの場所となる大磯海水浴場に向かいました。

am9:30頃、待ち合わせ場所である大磯港第二駐車場に到着。8℃はまだまだ寒いのですが妙な緊張感のせいであまり寒さは感じませんw。無事知り合いの方と合流し、ドキドキしながらまずはウエットスーツをレンタルするサーフショップに向かいました。

今回ウエットスーツをレンタルしたサーフショップがこちら"ドミンゴサーフボード"です。

www.domingo-surf.co.jp

レンタル料は1日¥3000、とても気さくなお姉さんに対応していただき、今の時期ならこれくらいで大丈夫!とのことで"厚さ3mmのセミドライタイプ"のウエットスーツを貸していただきました。この辺のチョイスは全然わからないのでもうなすがままです。お姉さんの元気な「いってらっしゃい!」の声に気合いが入ります。

駐車場に戻りオープンエアの状態で腰にタオルを巻きウエットスーツを着用。ウエットスーツ自体はスキューバを経験した際に着用したことがあったので着るのにはそこまで苦労しませんでしたが、普通に外で着替えるのでやはりタオルは小学生が着替えの時に使用する様なゴムが通してあって腰で止まるタイプの方が楽であることがわかりました。

使用する板に関しましては無謀ですが自分がショートボードを希望しているということもあり、今回は知り合いの方に板を貸していただくことになりました。

人気のない冬の海岸は爽快です。この季節に素足でサンダル履きで砂浜を歩くのですら人生初、しかもこれから真冬の海でサーフィンという初めての体験のオンパレード。ボードを抱えて海に向かうこと自体が良い運動となり、ウエットスーツを着込んでいるせいもあってかすでに軽く汗ばむ程です。準備体操と基本的な動きをレクチャーしていただき準備は万全、さあ真冬の海に突撃です!

サーフィンに打ちのめされるアラフィフ

海に入ってまず驚いたのは海水の中は本当に寒くないということ。サウナの水風呂の感覚とは別物です。この日は素手、素足でしたが全く問題はありませんでした。むしろ海の中の方が暖かいくらいです。しかし本当に驚くことになったのはこの後でした。

動画やテキストなどてパドリング(腹ばいになりクロールの様にして漕ぐこと)やテイクオフ(パドリングから板の上に立つ動作)などでサーフィンの基礎の予習はバッチリ、あわよくば初日に立てるかも…なんて淡い期待はあっさりと打ち砕かれました。

パドリング以前にまず板の上に腹ばいに乗ることができません。浮力が小さいショートボードだからなんてのは理由にならないくらいとにかくひっくり返ります。なんとか腹ばいになれてもパドリングなんてとてもできるわけもなく、更に沖の方へ出るなんてもっての外です。しばらくしてヘロヘロになりながら何とか沖に出られても波待ちの状態(板の上にまたがって浮いている状態)を上手くキープなんてできるわけもなく、ここでもひっくり返り続けただひたすらに体力を消耗していきます。

そして予想外だったのが追い討ちをかける様な”波酔い”、自分は三半規管がとにかく弱く以前行ったサーキットではまさかの自分の運転でクルマ酔いをするほど。何度も波に揉まれしこたま海水を飲んだ状態での波酔いは想像を絶するキツさで、海に入り1時間半程経過した頃には顔面蒼白の満身創痍状態でした。

奇跡の1本

想像を絶するサーフィンの難易度と疲労にもうほとんど心は折れていました。しかし終わりがけの最後の最後、腹ばいの状態ですがなんと1度だけ波に乗ることができたのです。全身で感じる力強い波の力、そして驚くほど早いスピードとふわふわとした疾走感はこれまで生きてきて味わったことのない全く新しい感覚でした。例えるなら初めて自転車に乗ったときの様な感じです。最後は漂流してきたかの様に岸にうちつけられる状態でのフィニッシュでしたが、最後の”波に乗れた感覚”はそれまでの疲れもぶっ飛ぶほどの気持ちよさでした。

正直この1本がなかったらあきらめていたと思います。疲労度はフルマラソンに匹敵するレベルですし(初心者だからかもしれませんが)板の上に立つイメージなんて全く湧きません、しかしそれらの困難を乗り越えた先にあの気持ちよさが待っているのだとしたらこれほどやりがいのあるスポーツはないと思いました。

”いつかは自分一人でサーフィンに行く”という最初に掲げた目標はそのままにがんばっていきたいと思います。自分と同じ様な”おっさんになってもサーフィンを始めてみたい人”へのきっかけやヒントになれる様、今後も経過は逐一こちらで報告させていただきたいと思いますのでまたよろしくお願いいたします。

 

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