冬の北海道は一面の銀世界。そんな中、旭川を訪れた際に、日本酒好きの友人が「どうしても行きたい!」と熱望していた【OTOKOYAMA SAKE PARK(男山酒造り資料館)】へ行ってきました。
「あ、このラベル見たことある!」でおなじみの『男山』
日本酒にあまり詳しくない私でも、「男山」のラベルはどこかで見たことがあるような印象的なデザイン。実はこの有名な酒造、旭川が本社なんです。
北海道旭川の地酒『男山』
北海道旭川の名水で醸す地酒『男山』。1977年、日本酒では世界初となるモンドセレクション金賞を受賞。以来40年にわたり受賞を継続しており、他にも国内外の酒類コンクール・全国新酒鑑評会において数多くの金賞を受賞する、北の大地に根差した日本酒です。
巨大な酒瓶すべり台にテンションアップ!
OTOKOYAMA SAKE PARKの入り口に到着してまず驚いたのが、巨大な酒瓶を模したすべり台! 全長およそ12mで、瓶の口の方にある階段を登って滑るスタイルです。
大人だけでなく子どもたちも大はしゃぎで遊んでいて、「日本酒ってちょっと渋いイメージがあるけど、こんなふうに楽しげに感じられる工夫って素敵だな」と思いました。
雪景色に包まれた、おしゃれな酒蔵
私たちが訪れたのは夕方。雪と優しい照明に包まれた建物はとても雰囲気があり、まるで北欧の建築のようなおしゃれさ。
酒蔵というと古風なイメージがありますが、男山はモチーフやロゴデザインが洗練されていて、「伝統と革新のバランスってこういうことかも」と感じさせられました。
入口ののれんもとても可愛くて、思わず写真を撮ってしまいました♪
子どもにもやさしい!遊べるキッズスペース
建物に入ってすぐ右側には、なんと子どもが遊べるスペースも。木製の酒瓶のおもちゃや黒板、ぬりえコーナーなどがあり、大人がじっくりお酒を選んでいる間、子どもたちが自由に遊べるようになっています。家族でのお出かけにもぴったりで、「子どもにもやさしい酒造なんだな」とほっこり。
日本酒の試飲体験で、自分好みを見つける
館内では男山のお酒の試飲体験もできます。種類がとっても豊富で、香りや味の違いをじっくり楽しめるので、日本酒好きにはたまらない時間。気に入った銘柄をその場で購入できるのも嬉しいポイントです。
若々しいパッケージと豊富なラインナップ
売り場では、思わず手に取りたくなるようなポップで若々しいパッケージの商品がたくさん。スパークリングタイプの日本酒や缶入りのお酒など、ちょっと珍しいタイプもあり、友人と一緒にいくつか購入して東京へ郵送しました。ある程度の金額をまとめて買うと送料が無料になるサービスもあり、お得感がありました。
カフェも併設!美味しいお水で作るこだわりの一杯
館内にはおしゃれなカフェも併設されていて、日本語と英語の案内看板もあり、外国の方にも優しい印象。男山の仕込み水を使ったコーヒーやお茶はとてもスッキリとした味わい。北海道の濃厚なミルクを使ったラテやヨーグルトもあり、そちらもとってもおすすめです。
「延命長寿の水」も無料で飲めます
「延命長寿の水」と呼ばれる仕込み水も無料で開放されていて、館内の水汲み場で自由に飲むことができます。口当たりが柔らかく、ほんのり冷たくてとてもスッキリ。冬の寒さにぴったりの、澄んだ味わいでした。
酒造り資料館は次回のお楽しみに
今回は夕方の訪問だったため、酒造り資料館の見学は時間が合わず断念。でも次に来る時はぜひ中まで見学してみたいです。
OTOKOYAMA SAKE PARKは、ただのお酒の販売所ではなく、伝統的な酒造りの文化や技術を楽しみながら学べる体験型スポットでした。お子さん連れのご家族にも安心して訪れていただける場所ですし、日本酒に詳しくなくても楽しめる内容がたくさん詰まっていて、本当におすすめです!
https://maps.app.goo.gl/dJv829EkeVjPTKFJA