こんにちは!
久しぶりに韓国ドラマのレビューをお届けする、韓国出身のディレクター・SILVERです。最近はなかなかドラマを観る時間が取れず、あまり新作もチェックできていなかったのですが……
そんな中、韓国でも話題になっているディズニープラスの新シリーズ『ハイパーナイフ ~闇の天才外科医~』を観たところ、あまりに面白くて一気にハマってしまいました!これはぜひご紹介したい作品です。
本能ブログには医療関係者の方もいらっしゃいますが、デザイナーである私にとって、医療系ドラマは少しハードルが高め。
でも、今回の作品は設定からしてとても興味深く、しかも今大人気の女優パク・ウンビンさんがまた「天才」を演じるということで、期待して1話だけ観るつもりが……止まらなくなってしまいました!
狂気と情熱が交錯する外科医の師弟関係
このドラマは、天才外科医セオク(パク・ウンビン)と、彼女を裏切った師匠ドッキ(ソル・ギョング)との間で繰り広げられる愛憎劇を描いています。
セオクは手術への異常な執着心と、裏切りへの復讐心を抱きながら生きているキャラクターで、かなりサイコパス的な側面も。
そんな彼女と、恩師ドッキとの間で繰り広げられる心理戦は、緊張感たっぷりで目が離せません。
ここまでリアル?手術室とオペシーンアルな手術室とオペシーン
ディズニープラスならではの圧倒的な制作力もあり、病院の描写はとてもリアル。
医療機器の細部に至るまで作り込まれていて、外科医をテーマにしているだけあって脳の手術シーンも多数登場します。韓国の医療関係者によるレビューでも「かなりリアル」と高く評価されていて、医療現場を知る人でも引き込まれるほど。
ただし、血や皮膚などの表現もかなり生々しいので、苦手な方には少し注意が必要かもしれません。それでも、演出として必要なリアルさなので、耐えられる方はぜひ挑戦してみてほしいです!
パク・ウンビンとソル・ギョングの演技力
パク・ウンビンさんといえば、これまで『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や『無人島ディーバ』など、明るく魅力的な役柄が印象的でした。今回は一転、外科医セオクという非常に複雑でダークなキャラクターに挑戦。
前作でも難しい法律用語を完璧にこなしていましたが、今回はさらに専門性の高い医療用語が飛び交う役どころです。
子役時代から培われた演技力に加え、相手のセリフまで暗記して現場に臨むという彼女のストイックさが、狂気と情熱を持つセオク像にリアルな深みを与えています。
また、ベテラン俳優ソル・ギョングさんも、デビュー32年目にして初の医師役に挑戦。
その存在感と演技力で、物語に重厚な厚みをもたらしています。
まとめ
医療スリラーや心理サスペンスが好きな方はもちろん、パク・ウンビンさんやソル・ギョングさんのファンにも自信を持っておすすめできる作品です。
ぜひ、ディズニープラスで『ハイパーナイフ ~闇の天才外科医~』をチェックしてみてください!