何気なくふらっと入った飲食店でとんでもなく美味しいものに出会うと、非常に得をした様な気分になってしまうのは自分だけでしょうか?トモGPです。それも誰もが知っているような店であればなおさらです。今回は超メジャーなコーヒーチェーン店”珈琲館のホットケーキが”とんでもなく美味しかった”ので報告させていただきたいと思います。
珈琲館
1970年に創業以来品質にこだわり続け、格別な香り、独特なコクがある最高のオリジナルコーヒーをお届けすることをモットーとしたコーヒーショップ。街中にある「珈琲館」とゆったりとした「ロードサイド珈琲館」を中心に全国に約240店舗あるコーヒーチェーン店です。
スターバックスからドトールまで日本には数多くのコーヒーチェーンが存在しますが、珈琲館の特徴の1つとして挙げられるのは、セルフサービスではなく、スタッフが席まで注文を取り料理や飲み物を提供するスタイルのフルサービスの喫茶店ということでしょう。
今回初めて入ってみてまず感じたのは、店内が多くのコーヒーチェーンと比較して騒がしくなく非常に落ち着いた雰囲気だということでした。そしてコーヒーやスイーツの他にフードメニューも豊富なことにも驚きました。
ちなみにこちらの”珈琲館のビーフカレー”はランチの定番メニューで、欧風カレー独特のまろやかさと甘みが特徴です。丸ごと入ったマッシュルームが個人的にはお気に入りです。
しかし自分がその美味しさにとにかく驚いたのはこちらのメニュー”トラディショナル・ホットケーキ”です。メニューでも非常に推されており、メニューの中でもとても人気がるとのことですので、食後のコーヒーのお供にと試しに注文してみることにしました。
トラディショナル・ホットケーキ
こちらが”トラディショナル・ホットケーキ”です。シンプルにバター、ホイップクリーム、シロップの超王道スタイル。もちろんオプション追加により自分好みにカスタマイズ可能ではありますが、自分の様な昭和ど真ん中の人間にとってはこのシンプルスタイルこそがベストだったりするのです。
見れば見るほど見事なまでにザ・ホットケーキです。考えてみるとホットケーキって、自宅で作ることはあってもパンケーキの様に外で食べることってこれまであまり無かったので逆に新鮮です。プロが作るホットケーキ、早速いただいてみましょう。
ナイフを入れると同時に手に伝わる「サクッ」という音と感覚、口に入れずともこの時点で”外サク中フワ”は確定です。断面を見てもらえればおわかりいただけるように1枚でも十分過ぎるこの厚み、ボリュームも満点です。こんがりと綺麗なキツネ色に仕上がる秘密は銅板で焼いているからとのこと。熱伝導率の良い銅板を使用することで安定した火加減で早く均一に焼き上がるのです。
大きめのバターとホイップクリームは口当たりも滑らかでクドさも全くない甘さなので、ホットケーキとの相性も抜群です。極限まで無駄を削ぎ落とした最高のトッピング、シロップもかけていよいよ実食です!
ナイフを入れた瞬間に感じる”外サク中フワ”な食感はもちろん、ほどよい甘さとコク深いホットケーキ自体の味わいがまず最高です。ホットケーキってこんなに美味しかったっけ?と思わず2度見してしまうレベル。そこにバターの程よい塩味が最高のアクセントになり、そこにホイップクリームの控えめな甘さが加わることでホットケーキの美味しさをさらに何倍にも押し上げます。基本を極限まで磨き上げたイメージといいますか、当たり前をとことん突き詰めた美味しさがここにありました。しつこすぎない甘さが香り高いコーヒーにまた良く合う。仕事の昼休みにこんなに多幸感に満ち溢れるとは思ってもみませんでした。
とこんな感じに得意げに記事にしていますが、実は珈琲館のホットケーキは年間100万食以上をも売り上げる正に知る人ぞ知る超人気メニュー。スイーツ好きからしたら今回の記事は、「おいトモGPいまさら何を言ってる?」といった内容かもしれませんが、コーヒーチェーンって皆必ず行きつけがありますから、”珈琲館”という店名は知っていても意外と入ったことがないという人も多いはずです。オリジナルのホットケーキミックス(粉)やシロップも販売しているので家でも作ることはできるのですが、まずはお近くの珈琲館でプロの焼く最高のホットケーキをぜひご賞味ください。