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猫の額ほど狭いベランダでも大丈夫!予算5,000円以内で作れる”水辺のビオトープ”を紹介します!

時折、民家の前でメダカが入った鉢を見かけることってありませんか?
メダカだけでなく、スイレンが植えられている場合も多いでしょう。こういったものを便宜上、ビオトープと呼びます。

ビオトープとは元々野生の動植物たちの生息域を意味する言葉ですが、現代日本においては水草やメダカを育てる小さな環境を、こう呼ぶことがほとんどです。
いわゆる誤用なのですが、広い意味で考えれば小さい容器で育てる動植物もまた立派な生息域になりますので、ビオトープと呼んでも特に間違いではありません。

そんなビオトープ。自宅に置くことで得られるメリットは多種多様です。
まず日々植物やメダカの成長を目の当たりにすることができますし、容器が小さければレイアウトの変更も簡単。しかも場所を取りません。
日本の住環境は手狭で、特に都市部ですと顕著になっていきますが、小さなビオトープを維持する程度であれば狭くても問題なしです。

今回は予算を5,000円以内に設定し、たとえ庭やベランダが狭くても問題なく楽しめるビオトープの始め方についてのお話しをしていきたいと思います。
自宅に水辺があるって、本当に精神的な癒しになるので、興味があるという方は読み進めてみてくださいね。

容器は住環境に合わせて選ぼう!

メダカ鉢であれば大抵1,000~1,500円程度出せば、それなりのものが入手できます。
トロ舟の場合は見た目がセメントを混ぜ込むための容器ということもあって無骨ですが、60cmサイズならこちらも1,500円程度で購入できるでしょう。

我が家では直径30cmのメダカ鉢を2つ。
全長90cmサイズのトロ舟を1つ使っています。

ご自宅の庭やベランダのスペースをメジャーなどで採寸しておき、いい感じにフィットするサイズを導き出してから容器を買いに行くのが効率的ですね。
ただ、何が何でも容器は上記2種から選べということではありません。
口の広い甕(かめ)が倉庫で埃を被っているならそれでも十分実用に耐えられますし、何なら発泡スチロールの箱でも大丈夫です。むしろ発泡スチロールの場合は素材的に真冬の水温の低下にも強いので、越冬中の植物やメダカにとってもありがたいんですよね。わざわざ容器を買うまでもなく、自宅に代用できそうなものがあるなら、それを使っちゃえばOKです。

何を植え、何を育てるかは割と適当で大丈夫!

自宅でビオトープをはじめる場合、大まかに書くと二通りの楽しみ方を選ぶことになります。
まず一つが、ホームセンターや園芸店などで売られている植物をレイアウトする方式。こちらがメジャーな楽しみ方と言えるでしょう。

そしてもう一つが、ガチで在来の動植物が暮らす水域を、そのまま切り取ったような本格的なビオトープです。
たとえば近隣の田んぼから許可を取って泥を少し分けてもらったり、川辺に生えている植物をピックアップして持ち帰り、自宅で植え直すという形ですね。
田んぼの土の中には栄養分も豊富に含まれていますし、泥の中には植物の種子も混ざっていることがあり、後々何か生えてくる可能性もあるというランダム性も楽しめます。

この二つ、そこまで難易度に違いはありません。どちらも植物を育てて、維持するという目的自体は変わりませんから、好きな方を選ぶのがいいでしょう。ただ、とりあえず最初はホームセンターで売られている、植え替えしやすいカップに入った市販の植物を見てみるのがオススメです。

水中の土に根を張るタイプの植物は抽水植物(ちゅうすいしょくぶつ)と呼ばれます。ハス、スイレン、カキツバタなどがその代表格です。
また、純粋な抽水植物ではないものの、水場に植えても育つトクサ、ハナショウブも初期に導入する植物としては適しています。

これらはだいたい1鉢数百円程度で入手可能で、カキツバタやハナショウブは花の咲く時期が終わった後はさらに値下げされがち。1鉢200円程度で販売されているのもよく見ます。ハスやスイレンもメジャーな品種であればやはり花の時期を終える頃には相当値下げされていますので、これらを狙うのも悪くありません。ちなみにハスとスイレンの違いは明確で、ハスは水面から茎がしっかり伸び、スイレンは水中からせいぜい数cm程度までで茎や葉の伸びが止まります。どちらも綺麗な花を咲かせる点は共通しています。

基本的に市販されているものも、その辺に生えているものも、植物であれば環境が整ってさえいればすくすく育つので、あまり神経質にならずに「これいいな」と思ったものを選ぶのがいいですね。ついでに、容器の底に敷き詰める土もこのタイミングで購入しても良いでしょう。赤玉土なら安価で5Lなら300円もしないことがほとんど。容器が小さければ5Lも使うことはないので、もっと少ない2Lでも十分かもしれません。
この辺は容器のサイズとの兼ね合いですね。
もちろん赤玉土以外でも大丈夫です。前述の田んぼの泥は栄養も満点ですし、熱帯魚用のソイルを購入して敷き詰めてもいいでしょう。いずれにしても安価で購入することができます。

一度完成してしまえば、後は維持するだけ。足し水程度で問題なし!

容器を用意し、植物を手に入れたら、後は植える作業です。
まずお好みの分量まで土を敷きましょう。そこから植物を植えていきます。ポットに入った植物はポットから出してもいいですし、そのまま埋めちゃっても大丈夫です。
大きく成長して根詰まりしそうだったら、一度引き抜いてポットから出し、再度植え直せば問題ありません。とにかく最初はやりたいようにやれば大丈夫です。

ある程度レイアウトを決めたら、水を任意の量まで入れてしばらく待ちます。最初は泥で濁って見れたもんじゃねえ状態になりますが、大体3日もすれば落ち着いて、水が澄み切ってくれます。メダカを入れたいなら、水の濁りが引いてからホームセンターやペットショップで購入するか、近隣の河川で捕まえるなどしましょう。

容器、植物、土。これら必須のアイテムを購入するために投じたここまでのお金ですが、まだ投資5,000円には到達していないはず。実はこのメダカこそ、値段がピンキリなんですね。残った予算をメダカに投じると仮定しての5,000円という数字だったのですが、品種によっては1尾も買えないこともあるでしょう。

ただしシンプルに普通のメダカとして流通するクロメダカは1尾数十円程度なので、これなら数を揃えることはできます。大体30cm程度の容器なら、メダカの適正な投入量は2~3尾程度でしょう。ちょっと少ないと感じるかもしれませんが、メダカは殖えるのでこれで十分です。また、メダカ以外にもミナミヌマエビや在来のタニシなどを同居させても問題ありません。どちらも水辺に生息しているのですが、ペットショップで購入することもできます。「近くに水辺がない」という方は、買ってもいいでしょう。

自分である程度満足できるレイアウトを構築さえできれば、晴れて自宅ビオトープは一旦完成します。あとは維持するだけなのですが、これもそこまで手間はかかりません。蒸発した分の水を足す程度で大丈夫ですし、メダカへの餌やりも気分次第で問題ありません。屋外に容器を設置しているだけで微生物は湧きますし、しばしば蚊が卵を産むこともあるでしょうが、その幼虫であるボウフラはメダカの餌になります。これによって蚊の大発生も防げます。言ってみれば、メダカはボウフラ対策のための用心棒ということですね。2、3尾は入れておくと安心です。

難しいことは後から勉強すればいいので、とりあえず自分の感覚で楽しんでみよう!

ちょっと駆け足になってしまったのですが、以上が庭やベランダが狭くても楽しめるビオトープの始め方となります。ここまで書いてきたことを参考にすれば、誰でも失敗なく初期の立ち上げに成功しますので、もしも「家でビオトープとかやるのは楽しいんじゃないか?」と前々から思っていたという方には挑戦してもらいたいと、強く思います!その上で日本の。特に都市部の夏は灼熱地獄ですので、エアコンの室外機の近くには設置できないこと。そして直射日光を防ぐための簾(すだれ)も、日当たりによっては必要ということを申し添えておきたいと思います。簾は100均で売ってあるもので十分です。

最後に自宅でビオトープを始めるためのポイントをまとめますと、

まず容器を買い、欲しい植物を揃え、土を選ぶ。
そしてそれらを好きなようにレイアウトしてから水を入れて数日待つ。

水が澄み切ったらひとまず完成。生き物を入れたいならそれから投入する。

後は夏場の極端な高温の原因になりがちなエアコン室外機を避けた場所に置き、直射日光は簾で防御。蒸発した分は随時足し水。これだけです。

毎日観察していると、徐々に植物の生育にも気が付きますし、水場が庭やベランダにあるというだけで、気分も上向き、癒されます。
5,000円あれば大抵ここまではやれますし、お釣りも出ると思いますので、ぜひ週末ちょっとしたDIY感覚で楽しんでみてくださいね。

改訂版 ビオトープ管理士資格試験公式テキスト

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