本能ブログ【東京とカメラといろいろと】

メンバー全員経営者■ブロガー■好き→ロレックス・ベンツ・ポルシェ・ライカ・RIZIN・バチェラー・韓国エンタメ・ハイブランド・旅行東京グルメ□ブロガー集団■富裕層のライフスタイル”本能ブログ■

朝倉未来激勝!!神試合連発!!超RIZIN4 真夏の喧嘩祭り振り返りレビュー

2025年7月27日さいたまスーパーアリーナで開催された「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」。今回はメンバーのタイミングが合わずPPV観戦でしたが主要カードを中心にじっくり今回もレビューしていこうと思っています。特に注目していたのは、因縁の再戦となった本能ブログ編集部大好き朝倉未来 vs クレベル・コイケ、そしてバンタム級タイトルマッチ、フライ級グランプリなど盛りだくさんの神興行な内容だったかと思います。早速メインのカードから振り返っていこうと思っています。

朝倉未来 vs クレベル・コイケ(メインイベント)

朝倉未来がクレベルに対して3R 判定(1-2)のスプリット判定勝ちを収め、4年越しのリベンジを果たしました。
第1ラウンドはサウスポー姿勢で前に出る朝倉がプレッシャーをかけ、クレベルはロー&ミドルの蹴りとタックルを織り交ぜつつ試合をペースメイク。テイクダウンを仕掛けるものの、朝倉はスイープ→三角絞めを切って立ち上がり、スタンドへ持ち込み返します。
第2ラウンドでは朝倉が左ミドルで攻勢に出る展開。クレベルのタックルを引き出した後は鉄槌とパンチを連打して相手を圧倒、再三の組み付きも悉く潰しました。
最終第3ラウンドは互いに蹴り合う中、クレベルがタックルから攻勢を試みるも、朝倉は柔軟に対応して離脱。最後まで前に出て、終盤にはジャンプして踏みつけ攻撃を見せる場面もありました。判定は割れたものの、朝倉が最終ジャッジをモノにして勝利。勝利インタビューでは「やったぞ!」と喜び爆発、再戦や次の挑戦を予感させるコメントで締めくくりました。この勝ちは朝倉が因縁の相手へ勝利を果たし、キャリアの象徴的な意義を持つ試合となりました。後味が悪いのは判定結果に納得いかないクレベルがずっと怒っていたこと。このあたりの負けん気の強さこそがクレベルだといえばそれまでですが、キレすぎかと笑

www.youtube.com

野村駿太 vs パトリッキー・ピットブル(次期ライト級挑戦者決定戦)

野村駿太が3R 判定(0‑3)のユナニマス勝利を収め、ライト級王座挑戦へ強い足がかりを築きました。パトリッキーはリーチとパワーを活かしインローを中心に攻撃を仕掛ける一方、野村は動きながらワンツーとカーフキックで距離をうまくコントロール。第1Rから主導権を握る展開となります。Instagramでも野村の勝利が公式に報告されました。
中盤以降は野村が前進しながらバックブローも交えつつ有効打を稼ぎ、ピットブルの反撃を封じ込めました。終始スタミナも切らさず、冷静な試合運びで圧倒的勝利です。今後の王座挑戦に繋がる勝利として、大きな評価を得る内容でした。

金原正徳 vs YA‑MAN

YA-MANが第3ラウンド2分51秒にグラウンドパンチでTKO勝利を奪い金原正徳は試合後引退を表明しました。序盤はYA‑MANが積極的に突進し、金原がカーフキックで距離を測りつつ様子見を継続。YA‑MANの足が滑った隙に金原は低い姿勢からタックルを仕掛け、コーナーに詰めて体制を確保しました。そこから引き込み、グラウンドに持ち込み主導権を得ます。グラウンドでの足関節狙いも交えつつ、最後はパウンドで追い込んでTKOを決めました。金原正徳の引退ラストファイトとして、YA-MANは見事な勝利を飾りました。戦略的な組み立てと沈着なフィニッシュ力が光る内容で、非常に印象的な締めとなりました。試合後清々しい表情の金原さんが印象に残った素晴らしい試合でした。

 

www.youtube.com

秋元強真 vs 赤田功輝

秋元強真が1R 2分57秒、リアネイキッドチョークによる一本勝利を飾りました。
両者サウスポーの構えから、秋元が片足タックルを仕掛け赤田をロープ際へ追い込む展開。赤田が耐えるも、一瞬のタイミングで転倒しそこからバックを取りパウンドを叩きつけます。そしてスープレックス気味に持ち上げてからリアネイキッドチョークで窒息させ、相手をタップへ追い込みました。インタビューでは、因縁相手への対戦要求を展開するなど、性格の熱さも感じさせました。スピードと正確性で相手を圧倒した完成度の高い一本勝利でした。対戦要求する萩原選手に激昂する秋元選手も珍しいシーンも見られた意外な光景がこちら

www.youtube.com

井上直樹 vs 福田龍彌(バンタム級タイトルマッチ)

井上直樹が3R 判定(3–0)のユナニマス勝利を飾り、見事王座防衛に成功しました。
試合では井上がジャブとインローでリズムを整えつつ、右三日月蹴りやクロスを的確にヒット。福田も踏み込みながら左ストレートやローを返すなど奮闘しますが、井上の精度ある多彩な攻撃に差をつけられました。リーチ差を活かしながら効率的に戦った印象です。防衛成功でタイトル戦士としてさらに信頼感が増した内容。試合運びの完成度と全体のバランスに、スタイルの成熟を感じさせました。

ヤン・ジヨン vs 安藤達也

安藤達也が2R 3分52秒、リアネイキッドチョークで一本勝利しました。
第1ラウンドはヤン・ジヨンの右ハイやリフト技など見せ場を作りつつ、安藤はコーナー際でのレスリング的な攻めを見せます。終盤にはハーフガードからのコントロールを安定させ、流れをつかみます。第2ラウンド、ヤンの足が切られた瞬間を安藤が察知し、バックからリアネイキッドチョークを極めてタップアウト勝ち。安藤のパワーとグラップリング能力が際立った、白星につながる好試合でした。

神龍誠 vs 山本アーセン(フライ級トーナメント1回戦)

神龍誠が判定勝利でフライ級GPの1回戦を突破しました。
序盤は山本のテイクダウンや展開もあったものの、神龍は冷静に防御・スクランブルしながらポジションを維持。上からのパウンドとコントロール力でペースを握って試合を組み立てました。最後まで攻勢を崩さず、安定した判定勝利。GP1回戦として十分な内容で、次戦への期待が高まる勝利でした。

伊藤裕樹 vs エンカジムーロ・ズールー(フライ級トーナメント1回戦)

伊藤裕樹が判定勝利でフライ級GP1回戦を制しました。
ズールーは初参戦ながら積極的に前に出てタックルを狙いましたが、伊藤は上手く引き込みを使いながらスクランブルの展開に持ち込み、自分のペースに持ち込みます。
グラウンドに持ち込んでからのポジショニングで主導権を維持し、ズールーの反撃を封じ込めて余裕を持って試合終了。冷静で技術的に成熟した試合運びで、トーナメント1回戦突破を決めました。個人的に伊藤選手が不利と見ていたのでアグレッシブに戦い気持ちで勝った感じが好感が持てました。

総評と今後展望

www.youtube.com

本記事で振り返ったカード以外にも全18試合が白熱した展開でした。王座戦、GPトーナメント、因縁対決と多彩な構成で、最終的には朝倉未来のリベンジ成功と野村駿太の挑戦権獲得が大会の象徴となりました。
特に朝倉未来の勝利は、今後のフェザー級戦線に新たな物語を予感させ、井上直樹の防衛戦もキャリアの厚みを増やす出来事になったと思います。ヤンや神龍、伊藤といった若手の成長も随所に感じられ、未来への期待が持てる大会でした。次回大会の展望としては、軽量級GP続行やヘビー級トーナメントの進展、さらにクレベルとの再戦やケラモフ参戦など、続編を予感させるカードも多く今後が非常に楽しみになった神興行だったと思います。