”宮崎とタコス”ってちょっと意外な組み合わせだと思いませんか?トモGPです。今、宮崎県の青島で話題のメキシコ料理店”SANBARCO”。本気のタコスを味わうことができる店として大人気のこの”SANBARCO”が、実は東京にもあるということですので早速行ってまいりました!
そもそもタコスってどんなメキシコ料理?
”タコス”、その名前は知っているけどピザほど世間一般の食卓には浸透していないイメージです。そもそもタコスとは一体どんな料理なのでしょうか?
タコスは、メキシコを代表する国民食。大まかに言うと、トルティーヤ(薄い生地)に具材とサルサソースをのせ、手で持ってパクっと食べる軽食です。
トルティーヤには大きく分けて、とうもろこし粉で作る”コーントルティーヤ”と、小麦粉で作る”フラワートルティーヤ”の2種類があります。メキシコ本国では、コーントルティーヤがよりベーシックな存在となっていて、とうもろこしの香りともっちりした食感が大きな特徴です。
トルティーヤに乗せる具材は、牛・豚・鶏・魚介・野菜などバリエーションは多種多様。代表的なものだけ挙げると、スパイスでマリネして焼いた”アル・パストール”、じっくり煮込んだ豚肉の”カルニータス”、牛すじ系の煮込み”ビリア”などといったものが有名ですが、日本ではこの単語自体を聞いたことが無い人がまだまだ多いのではないでしょうか。そこに、唐辛子やトマト、玉ねぎ、ハーブで作ったサルサソースを合わせて、自分好みの辛さと香りに仕上げていきます。こうしてみるとタコスってまるで日本の手巻き寿司の様ですねw。
タコスの魅力

タコスの魅力とは、
・一つひとつが小ぶりで、いろいろな具を食べ比べできる
・サルサの種類や辛さで、同じ具材でも印象がガラッと変わる
・片手でさっと食べられる、ストリートフード的なラフさ
このあたりの”自由さ”の様に感じます。
日本では”ハードシェル(パリパリのやつ)のタコス”や”タコライス(沖縄ご当地グルメ)”のイメージが先行しがちですが、メキシコのタコスはもっと素朴で、とうもろこしの香りや、具材の旨み・サルサの辛さを楽しむ料理。今回紹介するSANBARCOのように、トルティーヤからきちんと作るお店だと、その違いが更に分かりやすくなります。
『SANBARCO』 青島の海辺にあるタコスとナチュラルワインの店
SANBARCOは、宮崎県宮崎市青島2丁目。JR日南線・青島駅から徒歩約2分、観光地として有名な青島神社やビーチまでもすぐという抜群のロケーションにあります。
ジャンルとしては「メキシコ料理・タコス」が看板ですが、メニュー構成はかなり幅広くて、宮崎県産の食材を使ったパスタや季節料理も人気です。自家製トルティーヤのタコスは1ピースから注文できるので昼は軽めランチ、夜はワインのおつまみとしてちょっとつまむといったTPOに合わせて楽しめるのも嬉しいポイントだったりします。
ガラス張りのモダンな店内は、コンクリート打ちっぱなしに木のテーブルが並ぶ、ほどよくラフで気取らない雰囲気。海辺のまちの空気と、タコス&ワインという組み合わせがしっくり来る空気感になっています。
SANBARCOのオーナーシェフは、宮崎の老舗洋食店「らんぷ亭」で修業を積んだ料理人。そこでクラシックな洋食の技術を学んだあと、2016年にサーフィンの聖地として知られる宮崎・青島に「タコスとナチュラルワインと季節料理」の店としてSANBARCOをオープンさせました。
勢いは宮崎だけにとどまらず、その後2024年9月には東京・中目黒に姉妹店『SANBARCO 東京・中目黒店』をオープン。こちらでも”タコスとナチュラルワインと旬食材パスタ”をコンセプトにしていて、”宮崎発のタコスの名店”として一気に全国区の知名度を手に入れつつあります。
SANBARCO 東京・中目黒店
SANBARCO 東京・中目黒店はラウンジ「SANU NOWHERE(サヌ ノーウェア)」内にあります。営業形態は少し特殊で、同一店舗内にて昼夜もう一つの店舗が入れ替わり営業をするスタイルとなっています。ちなみに昼は”ONIBUS COFFEE”というコーヒーショップ、ししてSANBARCOは17時からオープンとなっています。
SANBARCO 東京・中目黒店は自然の中にある宮崎店とは対照的な立地にありますが、店内は都会の喧騒を忘れさせてくれる様な非常に開放感のある落ち着いた雰囲気です。
かといって肩肘を張るような堅苦しさもなく非常にくつろげる空間になっています。まるでクラブのフロアの様な店内にはテーブル席とカウンター席があります。
お目当てのタコスはサバ、エビ、ラム、牛、チキンの5種類。他にもパスタメニューや、スープ、サラダ、セビーチェ、トルティーヤチップスなど、旬な地場の食材を活かしたメニューがラインナップされています。
まずは旬の鮮魚のカルパッチョから、訪れたこの日の魚はブリ。表面を炙ったブリの刺身は驚くほど柔らかくクセのない上品な味わい。カボスの酸味が絶妙にマッチします。
そしてお待ちかねのタコスの到着です。今回注文したタコスはチキンx2、エビ、サバ、の3種類、餃子の皮を一回り大きくした非常に食べやすいサイズ感です。
自家製の柔らかいトルティーヤはとうもろこしの風味をしっかりと感じることができ、もはや具材無しでもいただきたいくらい。基本的にどれもハーブが効いていてさっぱりとした味わい、特性サルサソースがどの具材にもよく合いサイズもそれほど大きくないのでスルスルと食べれてしまいます。ヘルシーだけどそれぞれの具材の風味を生かしたチューニングがされており、どれも個性があって非常に美味しいです。個人的にはサバのタコスがお気に入りでした。
パスタは自家製アマトリチャーナを注文、ベーコンとチーズのまろやかな甘味が、スパイシーなタコスとは対照的な味わいでこちらも最高でした。ボリュームもありますのでタコスと一緒に注文をしてシェアするのがおすすめです。
基本的に具材には、宮崎県産の素材をふんだんに使用、青島という土地柄もあって海の幸・山の幸ともに新鮮なものを使用しているからか、メキシコ料理のスパイスやサルサと合わせても負けない素材の力強さを感じました。タコスだけでなく、同じコンセプトで振る舞われるパスタや季節料理も美味しく、しかも本格的な自家製タコスは1ピースから気軽にオーダーできるので、「今日はがっつりごはん」「今日は軽めにタコスとワイン」みたいな使い分けもできるのもうれしいところです。宮崎の名店の味を都内で楽しめるのはここだけ。皆さんもぜひSANBARCO 東京・中目黒店を訪れてみてはいかがでしょうか。




