
早いもので、2025年もあと少しで終わりを迎えます。
どうも、本能ライター・松本ミゾレです。
みなさんにとって今年はどんな一年でしたか? 筆者は……多分今まで生きてきた中で、もっともお金を使わない一年でした。急な出費もなく、欲しいものもなかったので。
しかし、年末はやっぱり出費が多くなっちゃいますよね。忘年会シーズンに突入するわけですから!
飲みの席で飲まない人がいると、ちょっと気を遣う…
忘年会というのは、基本的にお酒を飲むような集まりだと思います。
一年のあれこれをお互いにねぎらうみたいな空気の時には特に、お酒って便利というか。心の壁を取り除くお薬みたいな役目も担いますからね。
ただ、忘年会に参加する人みんなが、お酒を好むわけではありません。
中には「酒、ダメなんですよ」という人もいます。
そういう人も一緒になって楽しめる空気が、忘年会に限らず飲みの席には大切になってくるのですが、筆者は時々これが苦痛に感じることもありまして……。
数年前、ある店で5、6人程度で飲んでいたときのこと。
このうちの1人がまったくの下戸で一切お酒を飲まなかったのですが、「じゃあせめて何か食べ物で元を取りなよ」と勧めると「いや、もう食ってきちゃったから」との返事。
彼は飲み会前にどこかで晩飯を食べていたのです。
でも他の面子はみんなまだ夕飯も食べていなかったので、お腹ペコペコ状態で。
当然お酒も勿論ですが、食事もあれやこれやと注文していたんですね。
……そのうち、下戸の参加者が言いました。
「なんかみんな酒飲んで、飯も山ほど食って、これで割り勘はちょっと割に合わんな」
それを聞いた時、筆者は「めんどくさいなぁ」と思ってしまいました。
でも実際飲まず食わずでそこにいるだけなんで「割り勘も違うかな?」という気もして、結局その下戸の参加には「じゃあもういいよ、一銭も払わなくていい」と伝えて飲み会を続行。
すると今度は「自分が仲間外れにされている」みたいな空気を作ってスマホばかりに目を落とすようになり。
たまらず別の参加者が「ねえ〇〇さん。今日飲み会って知ってて参加したんだよね。夜に集まればそりゃみんな飯も食うよ。なのにそっち都合で食べてきちゃって割り勘が嫌って、流石に勝手過ぎない?」みたいな話をしてしまい……。

そういう席でのいざこざって集まった意味が根底からなくなっちゃうので内心「やめて~」と思ったものの、まあその主張の理屈も通っており。
でも一方で下戸の人からすれば、飲み会と知ってて参加するだけでも結構な決断なんですよね。
なのでその時は仲裁に入って事なきを得たんですが、普段複数人で行動することがほとんどない物書きの立場からすると、ますます人間関係が苦手になってしまうには十分なトラブルでした。
お酒を飲まない人が言う「飲み会の割り勘は損」に対しての、飲む側からの率直な言い分…
前述のように、お酒も飲まない、食事もそんなに摂らないって人をまぜこぜにした飲み会は、ちょっとやっぱりめんどくさいものです。正直なところ。
というのも大前提、お酒をやる時ってアテが必須というか、お酒があるから食が進むみたいなところもあるじゃないですか。
でも飲まない人からすればそこまで食へのモチベーションって、促進されないんですよね。だからテンションに齟齬が出てしまって、ズレが生じた飲み会になってしまうことがあります。
あくまで個人的に感じることなんですが、お酒を飲めない人がいる飲み会で同じテーブルを囲んだ場合、飲む人たちの中には結構その場の空気の調和を保とうとする者もいるんですよね。

たとえば自分はもっと飲みたいけど、飲まない人を孤立させないように酒量をセーブする人。
たとえばなるべくお会計が均等に近くなるように、あまり飲まずに解散しようとする人。
たとえば飲まない人の負担するお会計を「〇〇くん飲めないだろうしフェアじゃないから」と奢る人。
こういう人たちを、筆者は実際に見てきました。
ところがそういう、本当は不要なはずの気遣いを見せる人に対しての、飲まない当事者からのリアクションって意外と薄いんですよね。
あんまり大きな反応がないというか、最悪気付かないか「まあ俺飲まないし、そんなの当たり前っしょ」みたいな感じだったり……。
下戸のいる飲み会の不自由さはどう解決すべきなのか?
ものすごい身勝手なことを書くと、極論、お酒を飲めない人は自由参加の飲み会に参加しなくてもいいと思ってます。もう「全員参加必須!」みたいな時代でもありませんし。
その上で、飲めない立場でも参加するなら、せめてこう、食べて元をとってもらいたいとも。そうすることで幹事からすると割り勘定もラクになりますし。

でもやっぱり世間には、そうじゃない人。いますよねぇ。
たとえば喫煙者だらけの職場でタバコ休憩のために頻繁に席を離れる同僚に感じる疎外感や不公平感。それに似たテイストの感情を、自分で参加した飲み会に抱く下戸の人。実際います。
世の中、色んな人がいるんだなぁと、勉強になります。
ただ、本当に飲めない人に配慮が行き届いていない酒飲みたちもいるので、飲める側はもうちょっと配慮というか、飲めない人を楽しませる努力も必要かもしれません。
筆者だってもしかすると、自分で気づいていないだけで下戸の人への理解と歩み寄りが足りない部分もあるのかも。
って言うか飲む側からすると、酒を飲まず、あまり食べずという人が混ざっていると、案外箸が進まないってこと、ありませんか?
やっぱり「あの人飲んでないしあんまり食べてないな。じゃあこの場はささっと切り上げて、飲む人だけで二次会行くか」みたいなことを考えがちというか。
きっと飲まない人からすればお義理での参加もあるだろうから、早めの解散ってお互いに利益もあると思うんですよね。
せっかくの飲み会の最中に参加者の顔色を窺いながら表面的には楽しそうにするというのは、なかなかしんどいものです。
皆さんはこんなとき、どう立ち回りますか?


