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【正体判明】謎の看板「キング大山」が仕掛けた令和の”じらし”戦略

最近ある看板が気になってしかたがないトモGPです。2025年の年末辺りから、首都圏の国道沿いや駅前を歩いていると、変に目立つ鮮やかな黄色い看板に出会うことはありませんか?そこに描かれているのは、昔理科の授業で習った”フレミングの左手の法則”の様な手の形のマークと、青いキャップを被り指先で何かを挟むような独特のポーズを決めた一人の男性。そして添えられた言葉は、たった一言「キング大山」。

どこかのタレントなのか?もしくは新しいお店の名前なのか? つい足を止めて考え込んでしまった方も多いはずです。というわけで、今回は今話題の看板「キング大山」の謎に迫りたいと思います。

いつどこで始まった?

街を歩いていると、ときどき説明のつかない謎に遭遇します。 以前、 出張先でホテルと間違えてハッテン場に迷い込んだことがありましたが、 今回遭遇した謎はまた少し違う種類のものでした。
2025年の年末から突如首都圏を中心に出現した謎の看板「キング大山」。 2026年3月現在は首都圏だけではなく北海道や九州でも目撃情報が確認され、まだ看板は増え続けています。しかも場所によってはこの様にデジタルサイネージまであったりしますw。

URLもなければ、QRコードもない。何のサービスを提供しているのか、そもそもこの男性が誰なのかすら一切説明はありません。当初はネットで検索をしてみても一切情報は出ていませんでしたが、看板の出現から約2ヶ月、ようやくその全貌がみえてきました。

「キング大山」の正体とその背後にある巨大市場

結論から言ってしまうと、2026年3月現在、この「キング大山」の正体は、ポケモンカードやワンピースカードといった、今や資産価値すら持つトレーディングカードの販売や買取、またオンライン上でトレーディングカードのガチャ(通称:オリパ)を展開する「株式会社日本トレカセンター」の代表取締役・大山 敏浩(おおやま としひろ)氏本人であるという説が最も有力であると考えられています。

・会社の代表者大山氏と名前が一致している

・看板の男性の持つカードのキャラが同社のマスコットキャラと酷似している

・「キング大山」という名称の商標を同社が出願している

これらのことが、「キング大山」=大山俊浩氏 であると裏付ける情報であるといわれています。ではなぜ「キング大山」は、あえて”正体を隠して”街中に現れたのか?それは、”言わないこと”が最大の宣伝効果を生み出すからなのです。

この広告の最大の特徴は、”情報の徹底的な遮断”にあります。現代は、スマホを開けば情報が溢れ、動画広告は数秒でスキップされる時代です。そんな中で真っ当な広告を出しても、なかなか人々の記憶には残りません。

そこで彼らが選んだのが”ティザー(じらし)広告”という手法です。 人間には”空白があると埋めたくなる(ツァイガルニク効果)”という心理があります。あえて何も語らないことで、「これは何だろう?」という疑問を抱かせ、自発的に検索(グーグル検索やSNSでのハッシュタグ検索)へと誘導させるのです。”企業が教える情報”よりも”自分が能動的に見つけた情報”の方が、記憶に深く刻まれ、他人に教えたくなる、この心理を巧みに突いているわけです。

過去の代表的な事例としては、まずNintendo Switch発表前の“NX”予告がわかりやすいかと思います。初めに「NX」という次世代機コードネームだけを発表し少しずつプレビュー映像などを解禁していくスタイルは、正に典型的なティザー広告と言えるでしょう。

映画業界では、「The Blair Witch Project」が有名です。Adweek誌は、この作品が従来の映画宣伝をひっくり返し、インターネットを主軸にしたティザー広告で成功したと作品と振り返っています。

今後の展開は?

ティザー広告の戦略はシンプルで、いきなり全部を説明するのではなく、まず期待感・話題性・拡散を先に作り、その後に謎解きと回収が行われます。「キング大山」に関しては、いま正にその"回収"を待っているターンと言えるでしょう。逆にこのタイミングを見誤るとせっかく注意を引いた関心も薄まってしまいます。

看板の出現から約3ヶ月、ここらで新たな動きが出てきそうな予感もする「キング大山」、今後の動向が楽しみです。

【追記】続編記事を公開しました

「キング大山」の正体判明後、実際にどんなビジネスをしているのか——トレカ市場・オリパの仕組みまで深掘りした続編を公開しています。

謎の「キング大山」看板の正体と2026年トレカバブルの真実:「オリパ」とは?

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