本能ブログ【東京とカメラといろいろと】

メンバー全員経営者■ブロガー■好き→ロレックス・ベンツ・ポルシェ・ライカ・RIZIN・バチェラー・韓国エンタメ・ハイブランド・旅行東京グルメ□ブロガー集団■富裕層のライフスタイル”本能ブログ■

クセになる味わい、”ラーメン二郎”『汁なし』の美味しさにハマった!

月1回の楽しみはラーメン二郎、トモGPです。「ラーメン二郎」その名を聞いて、誰もが真っ先に思い浮かべるのは、モリモリに盛られた野菜の山と、なみなみと注がれた豚骨醤油スープでしょう。しかし、二郎にはその”命”とも言えるスープをあえて削ぎ落とし、旨味の純度を極限まで高めた禁断のメニューが存在します。それが「汁なし」です。今回は、多くのジロリアンたちの心を掴んで離さない、「汁なし」というこの特殊な一杯の魅力と歴史に触れていきたいと思います。

「汁なし」とはどんなメニュー?

通常のラーメンでは、スープという液体のクッションが麺や具材を包み込んでいますが、汁なしには読んで字の如く、そのスープがありません。汁なしの最大の特徴は、文字通り通常のラーメンからスープを抜き、代わりに少量の濃縮されたタレと香味油、そして背脂を麺に直接絡めて食べるスタイルにあります。ラーメン業界でもすっかり定番化した"油そば"をイメージしていただけるといいかもしれません。ゆえに「汁なし」は、一口啜れば"オーション"と呼ばれる強力粉を使用した二郎特有の極太麺が持つ、濃厚な小麦の香りとワシワシとした力強い食感をダイレクトに楽しむことができてしまうのです。

「汁なし」の聖地”横浜関内店”へ

この独創的なアレンジメニューがどこで生まれたのか。その歴史を語る上で欠かせないのが、2004年にオープンした"ラーメン二郎 横浜関内店"です。汁なしのルーツは、実は店主たちが多忙な営業の合間に、スープを飲まずに手早く食事を済ませるために考案した”まかない”にありました。カエシとアブラだけで和えた麺が驚くほど旨いことに気づいた店主は、商品化に向けて試行錯誤を重ねたと言われています。

単調になりがちな味に彩りとアクセントを加えるため、採用されたのは”フライドオニオン”と”卵黄”でした。サクサクとした食感と香ばしさを与えるフライドオニオン、そして全体をマイルドに包み込む卵黄。この黄金比が完成したことで、横浜関内店では「汁なし」がオープン当初から看板メニューとして君臨し、当時の二郎界隈に衝撃を与えたと言われています。スープがあってこその二郎という固定観念を、横浜関内店は鮮やかに塗り替えたのです。

現在ではこの横浜関内店を”汁なしの聖地”としつつ、その遺伝子は各地の直系店舗へと受け継がれています。関内店で修行した店主が営む"湘南藤沢店"はもちろん、黒胡椒のパンチが際立つ"亀戸店"、魚粉などのオプションが光る"環七一之江店"など、各店舗が独自の解釈で汁なしをブラッシュアップしています。

というわけで早速、初「汁なし」を堪能すべく、ラーメン二郎横浜関内店へ。

平日の昼過ぎでもこの行列。相変わらずの人気です。

「汁なし」を注文するためには、通常のラーメンの食券の他に、汁なし券が必要になります。そして今回は「汁なし」に抜群に合うと言われているトッピング"ニラキムチ"も注文しました。

ラーメン二郎といえば、注文時に「ヤサイマシマシ」など、ラーメンを細かくカスタマイズできる"コール"と呼ばれる独特な儀式が有名ですが、もちろん「汁なし」でもそれは可能です。注文の際の細かいコールの仕方は過去記事をご参照ください。

www.honknowblog.com

ラーメン二郎初心者や、あまり量を食べられない人は、とにかく"少なめ"で注文するのがおすすめです。また、汁なしならではの楽しみとして"粉チーズ"や"ベニ(紅生姜)"などのトッピングが用意されている店舗も多いです。これらを加えることで、ジャンクさは加速し、もはやラーメンの枠を超えた"二郎という名の別の料理"へと変貌を遂げるといいます。最後の一口まで計算し尽くされた味のグラデーションこそが、汁なしを"単なるスープ抜き"から"究極のまぜそば"へと変えている理由に他なりません。

初「汁なし」、非常に楽しみです。

いざ実食

自分が注文したメニューは、

・小ぶた汁なしニラキムチトッピング(麺少なめ、ヤサイ少なめ、ニンニク、ベニ(紅生姜))

いきなり全部混ぜて食べていいものか迷うところですが、まずはそのまま上部のヤサイをアブラと一緒につまみつつ、少しづつ麺へ。序盤は醤油のキレが立った麺をそのまま楽しみ、中盤で中央に鎮座する卵黄を崩して混ぜ合わせることで、味わいは一気に濃厚な"カルボナーラ風"へと変わります。チーズをトッピングしたら尚のことでしょう。さらに、デフォルトで散らされた黒胡椒の刺激が、単調になりがちな味を引き締めます。スープがない分、刻みニンニクの辛味と香りは薄まることなく舌を直撃し、アブラはもはやソースの一部として麺に絡みつきます。美味しい、これは病みつきになる気持ちもわかります。

スープがないからといって、決して物足りなさを感じることはありません。丼の底に沈んでいるのは、醤油のキレが立ったカエシと、豚の旨味が凝縮された液体アブラ、そして刻みニンニクが混ざり合った"特濃のエッセンス"です。麺と混ぜ合わせることで、麺の表面がテカテカと輝く黄金色へと進化します。この瞬間、立ち上がる湯気と共に広がる香ばしさは、通常のラーメンでは決して味わえない、汁なし特有の体験と言えるでしょう。

まとめ

ラーメン二郎の「汁なし」は、単なるバリエーションの一つではありません。それは、二郎という食文化が持つ"自由度"と"進化"の象徴です。"まかない"とはいえ、スープという大きな要素を引き算することで、逆に麺や豚の魅力が足し算され、唯一無二の存在感と美味しさが生まれるのです。実際に店内で注文をされているお客さんが多いのもその確固たる証拠かと思います。

もし、まだ「二郎はスープが重くて……」と敬遠している方がいるならば、ぜひ一度「汁なし」を試してみてください。一度その扉を開けてしまえば、あなたはもう、普通のラーメンでは満足できない体になってしまうかもしれません。