スマホカメラの性能はどんどん上がり、気軽に使えるコンデジ市場はSONYのRX-100シリーズやリコーのGRなどハイエンドを残しほぼ淘汰されてしまったような状況ですが、それでもスマホだけでは撮れない場面も多くあり、マイクロフォーサーズやAPS-C機で写真をがんばって撮影している方もおおいかと思います。
一眼レフカメラを使っていると、だんだんと沼にはまっていつかはフルサイズを欲するようになるのですが、あまり予算のかけられないアマチュアの趣味カメラマンにとってボディだけで20万30万という値段のフルサイズはなかなか手がでないもの。そんな中SONYのα7Sの中古が値段も落ちてきて、安いレンズも多く使えるのでご紹介です。
SONYのα7Sは2014年にボディが21万円で発売された古い機種ですが、発売当時に真っ暗闇の海で明るい動画を撮影している映像を見てすごいものが出てきたと話題になりました。高画素化の流れに反して、画素数を1200万と少なく抑えその替わり高感度に性能を振り切った仕様は、家の中のようなちょっと暗い状況でも感度を高くしてもノイズの少ない写真が撮れるというメリットがあります。
SONY α7S特徴
高感度性能が優れている
SONY α7Sは、解像度を約1200万画素と他のフルサイズミラーレスカメラに比べて低い解像度に割り切ることにより高感度撮影に優れており、ISO感度を最大102400、拡張最大409600まで使用することができます。これにより、暗めの室内でもシャッター速度を早めて、多様な撮影シーンで高画質な写真を撮影できます。
コンパクトで軽量なボディ
SONY α7Sは、コンパクトで軽量なボディを持っているため、携帯性に優れています。最近はもっとコンパクトなフルサイズのミラーレス一眼もありますが、いまでもコンパクトな部類に入ります。大きく重くなると、撮影するためのハードルが1段上がってしまいますが、重量の軽いボディは大変便利です。
高品質なビデオ撮影が可能
SONY α7Sは、4Kの高画質なビデオ撮影が可能で、プロフェッショナルな映像制作にも使用されるカメラです。また、高感度性能もビデオ撮影時にも優れており、暗い場所での撮影にも適しています。こちらのISO1600から409600まで変更しながら撮影している動画をみると真っ暗闇でも動画が撮影できることがわかります。
カスタマイズ性が高い
SONY α7Sは、多様なカスタマイズ機能を持っているため、マチュアカメラマンにとっては使いやすいカメラになります。カメラの操作感や機能、設定などを自分好みにカスタマイズできるため、そろそろフルサイズ機を持とうかなと思う撮影に集中できます。
以上のように、高感度性能が優れている、コンパクトで軽量なボディ、高品質なビデオ撮影が可能、カスタマイズ性が高いという点が、マチュアカメラマンにおすすめする理由となります。
ちなみに、あと5万出せるならボディに5軸手ぶれ補正がついたα7SⅡもおすすめです。
SONY α7Sにおすすめの安価なレンズ
Sony FE 50mm f/1.8 SEL50F18F
このレンズは、SONY α7Sに最適な50mm単焦点レンズで、最大口径値f/1.8の明るいレンズです。また、コンパクトで軽量なため、持ち運びにも便利です。
Sony FE 28-70mm f/3.5-5.6 OSS SEL2870
このレンズは、SONY α7Sに最適な標準ズームレンズで、焦点距離が28mmから70mmまで変更可能です。また、手ブレ補正機能が搭載されており、手持ち撮影にも適しています。このレンズは、SONY α7Sに最適な広角単焦点レンズで、焦点距離が35mmで、最大口径値f/2.8の明るいレンズです。また、オートフォーカス機能が搭載されており、手軽に撮影できます。
Samyang 35mm f/2.8 AF
このレンズは、SONY α7Sに最適な広角単焦点レンズで、焦点距離が35mmで、最大口径値f/2.8の明るいレンズです。また、オートフォーカス機能が搭載されており、手軽に撮影できます。
Samyang 24mm f/2.8 AF
また、もう少し広角が欲しいときにはサムヤンの24mmもおすすめ。
こちらのレンズはブログでも紹介しています。
もちろん最新のフルサイズ機の方が高性能ですばらしい性能があるとは思いますが、価格がこなれてきたα7Sはフルサイズ機のデビューとして十分に検討に値する機種かと思います。