毎日愛用しているAirPods Proに数週間前から雑音が入るようになりました。ザザザとずっと音割れしているような感じで、何時間も耳に突っ込んでいる身としては、音楽も電話も古いトランシーバー越しのような感じは非常に不快で。
AirPods Pro の音の問題に対する修理サービスプログラム
毎日酷使してるからそろそろ買い換えかなーと調べてみると、「AirPods Pro の音の問題に対する修理サービスプログラム」というものがあることを発見しました。
- AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。
上記のような症状がある場合で、さらに2020年10月以前に製造されたAirPods Proがの場合は無償の修理サービスを提供しているようです。
チャットで問い合わせ
問い合わせのページからチャットで相談してみます。
担当の方はご不便をおかけして大変申し訳ございませんと非常に低姿勢でこちらが恐縮してしまうぐらい。丁寧で好感が持てます。
チャットではどんな症状なのか、どのような時に症状が出るか一通り聞かれます。
次に、シリアル番号やファームウェアバージョンの確認をしました。
確認の仕方はその都度教えてもらえるので心配無用です。
一通り確認が終わると、症状の改善できないか作業を依頼されます。
リセットを行うことで解消されることもあるようで、リセット操作をするように促されます。
リセットしてみましたが、ペアリングする時のポーンという音から雑音がはいるような状況に「お手間をおかけいただいたのに、解決に至らず誠に申し訳ございません。」と、そんなに謝らなくてもと思うぐらい丁寧です。
次にこちらの手順で改善しないか確認するように促されます。
これは状況の確認という意味合いの方が強いのかとくに何かが変わるというわけではありませんでした。
最後にプログラム該当かどうかの判断のため下記の作業を促されます。
- AirPods Proを両耳に装着し、音楽は停止しておく
- アクティブノイズキャンセリングまたは外部取り込みモードを有効にします。
- AirPods Proの左右いずれかをタップ。
タップした際の音にも異音が発生する場合はプログラムの対象になるようです。
AirPods Proに触れるたびにザーザーと雑音がはいるような状況で見事修理プログラムの対象となることが確認されました。
修理には持ち込みか配送修理が選べるのですが、店舗に行く時間がないので配送修理を頼みました。
この時点で最短の集荷日程の案内があるので、集荷の予約と住所などを教えます。
集荷するのはAirPods Pro左右両方と充電ケースのみ。アクセサリー類やイヤーチップは外しておく必要があります。
回収から修理、返送まで
修理のチャットを行ったのが5/16。その日の夜には回収用の空箱が発送されました。
5/18AMにAirPods Proは回収されて、19日14:11分修理センターに到着。
5/20 10:27修理完了(修理というより交換したと予想)
5/20 14:09発送
5/21 PM到着
毎日持ち歩いて汚いままのケースと、新しくなったであろうAirPods Pro。
配送修理だと5~7日と案内されましたが、5/18~21と使えなかったのは3日間。その間はほんとうに不便な思いをしました。手ぶらで電話できないのがこんなに不便だったのかと痛感しました。
外部取り込みオンにして、AirPods Proを触ったときにザザザと雑音が入るようだと対象になっている可能性が高いです。AirPods Proの調子が最近おかしいなという方は一度修理プログラム対象かどうか確認してみるのもいいかもしれません。