ここではiPhone16とiPhone16 Proの詳細スペックと両者の違いを詳しく解説しています。これまでより無印とProの差が少なくなっているiPhone16シリーズ。買い換えたいけどどちらを買ったらいいか迷っている方は参考にしてください。
- ボディサイズはほぼ同じ、ディスプレイは16Proが少し大きい
- Proのディスプレイは120Hzと常時表示対応
- Proのボディ素材はチタニウム
- CPUはProの方が高性能
- カメラはレンズ3つのProモデルが上
- LiDARが必要ならPro一択
- コネクタはどちらもUSB-Cだが転送速度はProが早い
- バッテリーはProモデルの方が長持ち
- ほとんどの人にはiPhone16で十分
- iPhone16とiPhone16 Pro比較まとめ
ボディサイズはほぼ同じ、ディスプレイは16Proが少し大きい
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| サイズ | 幅 71.6mm 高さ 147.6mm 厚さ 7.8mm |
幅 71.5 高さ 149.6 厚さ 8.25mm |
| 重量 | 170g | 199g |
| ディスプレイサイズ | 6.1型有機EL | 6.3型有機EL |
ボディサイズは大きな差がなく16の高さが2mm、厚みが0.4mmほど小さいぐらい。しかし、ディスプレイサイズは6.1型と6.3型とProの方がベゼル幅が狭く大きいディスプレイを搭載しています。
Proのディスプレイは120Hzと常時表示対応
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| ディスプレイサイズ | 6.1型有機EL | 6.3型有機EL |
| 画面解像度 | 2556×1179 | 2622×1206 |
| リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz |
| 常時表示 | 非対応 | 対応 |
Proのディスプレイのリフレッシュレートは120Hzに対応しており、動きの激しいゲームや動画を見たときにもよりなめらかでぬるぬるに表示されます。しかし、16の60Hzでも通常使用には問題ないレベルなので、現在しようしているモデルと比較して決めてもいいでしょう。
スリープ状態でもロック画面を表示する常時表示機能はProモデルのみ対応しています。
Proのボディ素材はチタニウム
iPhone15 Proから引き続き、Proモデルにはチタニウムが使われています。Appleでは航空宇宙産業レベルのグレード5チタニウムを採用しており、アルミより軽く固い素材が使われています。16の素材にはアルミニウムが使われています。
CPUはProの方が高性能
搭載されているCPUは16がA18、16ProがA18 Proと同世代ですが若干の違いがあります。
A18チップはCPUは2つのパフォーマンスコアと4つの高効率コア合計6つのコアと16コアのNeural Engineを搭載、GPUコアは5つ搭載されています。
A18 ProチップはA18チップより高性能化された2つのパフォーマンスコアと4つの高効率コア合計6つのコアと16コアのNeural Engineを搭載、GPUコアは6つ搭載されています。
カメラはレンズ3つのProモデルが上
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| カメラ | メイン 48MP Fusion 超広角 12MP |
メイン 48MP Fusion 超広角 48MP 望遠 12MP |
| F値 | f1.6、f2.2 | f1.78,f2.2,f2.8 |
| インカメラ | 12MPf1.9 | 12MP f1.9 |
| LiDAR | 非対応 | 対応 |
| 手ぶれ補正 | メイン センサーシフト光学式 |
メイン/望遠 センサーシフト光学式 |
カメラ性能は動画での作品撮影にも使われることを想定しているProモデルの方が高性能です。レンズも光学3倍の望遠レンズが搭載されより遠くのものを撮影することができます。Apple ProRAWでの撮影やナイトモードでのポートレート撮影もProのみが可能です。
しかし、16でも48MPのFusionカメラが搭載されており、暗所でもより明るくきれいな画像を撮影することができるので、普段使いには必要十分な性能があります。
手ぶれ補正はどちらもメインカメラに、Proモデルには望遠レンズにも搭載されています。
LiDARが必要ならPro一択
光で距離を測ることができるLiDARはiPhone12の時代からProモデルにのみ搭載されています。計測アプリで長さを測ったり、3Dモデルを作成したりすることがある場合はProモデルを選ぶ必要があります。
コネクタはどちらもUSB-Cだが転送速度はProが早い
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| コネクター | USB-C 最大転送速度480Mbps |
USB-C 最大再生速度10GB |
iPhone15よりlightningコネクタが廃止され、USB-Cコネクタが採用されています。どちらも見た目は同じですが、iPhon16はUSB-2規格のため、最大転送速度が480MB、iPhone16 ProはUSB-3規格のため最大転送速度が10GBとなっています。長時間撮影した動画などを転送したい場合はProモデルの方が早く転送することができます。
バッテリーはProモデルの方が長持ち
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| 連続ビデオ再生時間 | 22時間 | 27時間 |
連続動画再生時間は22時間と27時間とProモデルの方が1日以上楽しむ事ができます。充電器を持ち歩きたくない、バッテリーが気になる、という人はProモデルがオススメです。
ほとんどの人にはiPhone16で十分
ここまでiPhone16と16 Proモデルの比較を行ってきましたが、やはりProモデルの方が性能が高くプロフェッショナル向けの製品であることがわかります。映像作品や仕事で使いたい場合はProを選択することになりますが、普通の人には性能的にiPhone16で十分です。むしろオーバースペックで何をするにも問題なく楽しむ事ができます。価格も安いモデルで12万と16万とどちらも10万円を超えてくる世界で無理にProを買う必要もないでしょう。
それでも個人的には、20万クラスのiPhone16 Proを買ってもやることはXだけというのも趣があっていいなと思います。
iPhone16とiPhone16 Pro比較まとめ
| iPhone 16 | iPhone 16 Pro | |
| サイズ | 幅 71.6mm 高さ 147.6mm 厚さ 7.8mm |
幅 71.5 高さ 149.6 厚さ 8.25mm |
| 重量 | 170g | 199g |
| ボディ素材 | アルミニウム | チタニウム |
| ディスプレイサイズ | 6.1型有機EL | 6.3型有機EL |
| 画面解像度 | 2556×1179 | 2622×1206 |
| リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz |
| 常時表示 | 非対応 | 対応 |
| 画素密度 | 460ppi | 460ppi |
| コントラスト比 | 200万:1 | 200万:1 |
| 最大輝度 | 1000ニト（標準） | 1000ニト（標準） |
| 1600ニト（HDR） | 1600ニト（HDR） | |
| 2000ニト（屋外） | 2000ニト（屋外） | |
| CPU | A18 | A18 Pro |
| 容量 | 128/256/512GB | 128/256/512GB/1TB |
| 価格 | 124,800円 139,000円 169,000円 |
159,000円 174,800円 204,800円 234,800円 |
| カメラ | メイン 48MP Fusion 超広角 12MP |
メイン 48MP Fusion 超広角 48MP 望遠 12MP |
| F値 | f1.6、f2.2 | f1.78、f2.2、f2.8 |
| インカメラ | 12MPf1.9 | 12MP f1.9 |
| LiDAR | 非対応 | 対応 |
| 手ぶれ補正 | メイン センサーシフト光学式 |
メイン/望遠 センサーシフト光学式 |
| 生体認証 | 顔認証 | 顔認証 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7（2×2 MIMO） | Wi-Fi 7（2×2 MIMO） |
| 防水防塵 | IP68 | IP68 |
| FeliCa | 対応 | 対応 |
| SIMサイズ | nanoSIM＋eSIM×2 | nanoSIM＋eSIM×2 |
| コネクター | USB-C 最大転送速度480Mbps |
USB-C 最大転送速度10GB |
| 連続ビデオ再生時間 | 22時間 | 27時間 |
| ワイヤレス充電 | 25W MagSafe、Qi2 | 25W MagSafe、Qi2 |
| 急速充電 | 20W（30分で最大50％） | 20W（30分で最大50％） |
| カラバリ | ブラック ホワイト ピンク ティール ウルトラマリン |
ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ナチュラルチタニウム デザートチタニウム |
