2021年大晦日から始まった本能ブログのRIZIN参戦記も4年目の2024年となりました。今年は10回目の大晦日ということで、RIZIN DECADEと銘打って朝から三部構成で長時間開催するとぶち上げたものの、ライアンガルシアのケガで1部が流れ、2部もベラトールの消滅や海外勢との調整がうまくいかず、大会間近になって雷神番外地としてブレイキングダウンの選手を中心とした朝倉未来軍と、ブラックローズを中心とした平本連軍の対抗戦となり、本番のRIZIN49もタイトルマッチを3つ並べたのはいいものの、堀口恭司やホベルト・サトシ・ソウザの相手にあまりストーリーを感じなかったりと事前の盛り上がりとしては、決して満足のいくものではありませんでした。
しかし、それでもさすがはRIZIN。終わってみれば非常に楽しく満足のいく大会だったことに変わりはありません。雷神番外地もRIZIN49もどちらも楽しかったですが、今回は先にRIZIN49の内容についてお伝えいたします。
第0試合 RIZIN甲子園 決勝戦 横内三旺 vs ⻫藤健心
⻫藤健心選手入場
おにぎり君はすでにオリジナルの入場曲!
オープニング前にRIZIN甲子園決勝戦として横内三旺 vs ⻫藤健心の試合が行われました。横内選手は柔道で高校に通っていましたが、MMAに専念するため通信の高校で勉強しながら練習を重ねています。斉藤選手は堀口恭司と同じ伝統派空手とブラジリアン柔術をバックボーンに最年少ながら決勝までたどり着きました。
試合は1R 3分03秒 リアネイキッドチョークによるタップアウトで横内選手の勝利。おにぎり君の今後に期待です。
第1試合 大雅 vs 梅野源治
今回は佐藤映像のイジリもなく、はじめてまともな入場でした。
現RISEスーパーフェザー級王座の大雅ですが、MMAに専念すると宣言しRIZINに久しぶりの参戦。
ムエタイのように背を丸め間合いを取る梅野。
大雅もタックルを警戒して距離を取ります
大雅がタックルでテイクダウンを狙います。
大雅がテイクダウンするも首を取られてしまいます。
梅野が上四方のポジションに。グラウンドの攻防は梅野が有利か。
梅野がトップをとりパウンドを振るう場面も。
リアネイキッドチョークを狙うも決めきれず。試合は3R判定3-0で梅野選手の勝利。どちらの選手も今後のMMAに専念するようで、どうなるか期待です。
第2試合 貴賢神 vs エドポロキング
エドポロキング選手の入場。でかい。遠くから見てもでかい。
高賢神選手の入場。さすが元力士だけあって四股がかっこいい。
大きな高賢神が小さく見えてしまうエドポロキングのサイズ規格外すぎ。
首相撲からヒザを狙うエドポロキング
ヒザが効いたところからパンチを浴びせて1R 3分22秒 エドポロキングのKO勝利。
ロープに上がると大きさが際立つエドポロキング。本人はコツコツ上を目指して進むと控えめな発言ですが、この規格外の体でどこまでも行って欲しいと思います。
第3試合 武田光司 vs 新居すぐる
新居すぐる入場
武田光司入場
クラブセキュリティ時代からの友人という2人。どのような試合になるでしょうか。
柔道がバックボーンの新居はアームロックから洗濯ばさみと組んでから攻めの展開をみせるも武田はいつも通り壁に押しつけるだけの壁レス状態が続きます。ここで新居の体がロープから外に出てブレイクがかかるも、その場所からではなくスタンドからのリスタートと不可解な審判の判断も。
3Rに武田の壁レス→ローブロー、壁レス→ローブローの2連発で試合続行不可に。
痛いのは分かりますが、壁に押しつけるだけでその後の展開が何もないまま進歩のない武田はいつまで壁レスを続けるのでしょうか。3R 4分09秒までのテクニカル判定により3-0で武田光司の勝利となりました。
ここまでテンポ良く試合が進んできましたが、次はいよいよ桜庭和志の息子、桜庭大世の試合となります。