今週のテラスハウスレビューは新メンバーの加入が大きなトピックである。その前に渦中の人の卒業と謝罪に触れていこうと思う。
花への謝罪と卒業
コスチューム乱闘事件の翌日、快は花を呼び止める。ものすごく神妙な面持ちで今までの所業、洗濯機のこと、弁償のことを素直に謝っているように感じた。あの日ビビに注意されて素直に受け入れられなかった快はそこには居なかった。
ここまで炎上する前に、気がつくのが一番良いのだが人間やけどをして失敗をして気がつくこともある。花もまだまだ気持ちの整理はついていないようであったが聞き入れていたように思う。
ものすごい勢いで炎上したものの花の大人な対応で完全に火は消えたようである。後に語られるのだがあのコスチューム乱闘事件の時に快は卒業を決意していたようなのであるが、ここでこっぴどく花に怒られ自分を戒めるきっかけになれたのは大きと感じる。
花への謝罪に続きメンバーへ卒業の報告をする。そこで最近すっかり影の薄い我らが「にいにい」ここで快に追い打ちをかけてしまう。もちろんいつものごとく悪気はないのだが
「ぬるいな」と思っていたよと。正論である、にいにいはもっとストイックに事業や起業に取り組んでいたはずだから。でも、快の立場もあるので男子部屋で言うとかカメラがない所で言うとかの配慮があっても良いように思った。すでに花に謝罪した時点でメンタルはボロボロなのだから。
本能が想像していたとおりに「もはや憎しみの象徴」とも言える絵画になってしまった
快の作品「ありー。」
こんなにも悲しく望まれないプレゼントがあったであろうか、しかもハンドメイドなのに。花も一応喜ぶ素振りは見せるものの「いらいなけど今となっては」状態だったことは想像に難くない。
最後もハグはなしの花。スタジオの山ちゃんも言っていたが過失は消してゼロではないのであまり被害者面しすぎるのも違う気もする。だが画面外のところできっと快の行動が本当に良くなかったのだと思う。先程も述べたが彼にとっていい経験になればと思う。スタンドアップコメディ頑張って!
湘南湯川正人ライン
テラスハウスハウスの影のキャスティング担当こと「まーくん改め湯川正人」くん。隣の海斗ハワイのガイと湯川正人後輩送り込み作戦の最終兵器とも思われるメンバーが入居。
金尾玲生くんことレオくん。ガタイ良い系スポーツマン枠が久々に登場。個人的には軽井沢のスノーボーダー中村貴之こと「タカさん」系に見えた。スポーツマンとは礼節にあふれ優しく気が利く人が多いのかその雰囲気にビビはすっかりやられていたように見えた。
バスケの凌くんのの時もそうだったのだが、スポーツマン&さわやかというのは本当に武器になるのだと勉強になったw 一緒に料理作る作らないのくだりも見てて好感が持てるやり取りだった。
こういうカップルっているよなぁと。食の趣味が合うことは〇〇だとスタジオのメンバーが言っていたが確かに大切かもしれない。それが恋愛において意外と効いてくる部分はあって、外食に行こうにもなにか作るにも好き嫌いや使える材料が大きく異なるとそれは小さなストレスとなり積み重なって喧嘩の原因になったりすのである。
ヴィーガンのビビの料理をアレンジしたオーガニック嗜好の手料理。すごく美味しいよーと食べるレオをみてビビが本当に嬉しそうだったのが印象的だった。
国籍や世代を超えて自分の作った料理を「おいしい」といって食べてもらう行為は、作り手側も食べる側も登場人物が全員幸せになる方法論なんだと改めて感じた。こういった部分においても「食」というファクターは、同居、同棲、恋愛にとってウエイトが大きのだと思う。
今週の「にいにい」
もう皆さんお分かりのことと思うがこちらである。
みんなで、しおんの誕生日を祝う会。軽快にレオにマウントを取ろうとして上機嫌の未上場社長。社長の中での価値は「どれだけ稼いでいるか」これに尽きるのだと思う、間違ってない価値観ではあるかもしれないがそれを露骨に出さないのが三十路のマナーな気がするw そして問題のシーンは不在の夢が帰ってきた瞬間!
ビンスイにつづく必殺技”マユクイ”。スタジオも悲鳴である。しかし個人的には予想通りというか癖の強いアクションで流石にいにいといった感じw キモいんだけどなんか憎めないギリギリのラインを攻めるそんな今週の社長さんでした。
洋さんとレオ
そんな気持ち悪い社長を知り目に新加入のレオの評判は上々。特にビビと夢には刺さった様子。「男味がすごい」という独特のフレーズで表現した花、簡単にうとフェロモンが出てるとかそんな感じかw とにかく、好感度が高い男子がガタガタと崩れ行くのもテラスハウスの王道パターンだが「湯川正人ライン」は大崩れしない印象。サーフィンがそうさせるのか湘南にはこんな子が多いのか。
おもむろに嬉しそうにグラスを空に傾けるレオ。まだ寒いのに屋上でビールとはなかなかのキャンパーである。そして映し出される初代テラスハウスの鍵。
”YOUSKE IMAI"(今井洋介)の文字。そうレオはあの映画版テラスハウスにも出演した洋さんの鍵を持っているのである。知らない方のために説明するが、元テラスハウスの今井洋介さんは病気にて2015年に死去している(テラハ今井洋介さん急死 共演者ら追悼「信じられない」「心苦しい」)その鍵を託されるほどの仲だったと。
あとで登場した花に語られるのだが、テラスハウスに入居を勧めていたのも洋さんだったようだ。どれほどの関係値でどれほどの仲だったのかこれから明かされていることになるであろうが、インパクト的に今まで一番の「湘南湯川正人ライン」メンバーで有ることは間違いない。なぜなら
初代テラスハウスと7年後のテラスハウスをつなぐ存在
の人など今まで居なかったように思うから。(一旦、島袋さんは忘れてくださいw)洋さんは憎めないキャラでトラブルも起こしたが個人的には好きなメンバーで男性からの人気もあった人のように思う。なんか真っ直ぐで裏表がないような人だった。
そんな洋さんに傾けたグラス、個人的にも胸アツだった。レオがどのような展開を今後見せるのが気になるがその前に2020年にまた「今井洋介」の存在をフューチャーしてくるテラスハウススタッフの心意気に感謝したい。最近の若者には強く感じなくなった「人間臭さ」を持った洋さんが送り込んだレオから目が離せない。
「にいにい」にはない、圧倒的な余裕とスケールで夢や他の女子を魅了してしまうのかそれとも彼のピークは登場した今回なのかw 巣籠もる毎日ではあるが今月も楽しみである。
今後テラスハウスの撮影に新型コロナウイルスの影響が出てくるとは思うが、ぜひ続けてもらえたら幸いである。