お金のことは考えても考えても減るばかり。ホッピーです。
みなさんはお金に関してこんな悩みをお持ちではないですか?
- お金が全然貯まらない
- 長年給料が上がらず、このまま会社員で働いていても生活が良くなる気がしな
- お金を増やして安定的に生活したいけど具体的な方法がわからない
該当する人は「お金に対する基礎知識」が不足しているのかもしれません。
書籍「お金の大学」はこういった悩みに対して具体的な原因や解決策を提供してくれる本です。
ここでは「お金の大学」についての書評を行っていきます。
著者「両@リベ大学長」について
本の著者、両学長はリベラルアーツ大学という「自由に生きる力を身につけるための知識」を提供しているブログの運営者です。
高校一年生で起業し、独学でビジネスを学び、20年以上もの間会社経営に携わってきた言わば「お金のプロ」です。
お金に関して酸いも甘いも経験してきており、その膨大なノウハウを本書に記載しています。現在は働かなくても入ってくるお金、不労所得で生活できていて経済的自由を達成しています。
私が本書で学んだこと
私がこの本で学んだことは「お金の正しい使い方」だと思います。
今まで世の中で当たり前だと思っていたお金の使い方は実は無駄が多いのだと気づかされました。
例えば、
- 携帯会社は大手キャリアで契約
- 電気代は大手電力会社で契約
- 保険は何かあったときのために複数契約
本書ではこれらの固定費について見直せと言っています。
- 携帯会社は格安SIMで十分
- 電気はより安い電力会社へ乗り換え
- 必要なのは掛け捨て生命保険と火災保険、自動車保険の3つのみ
なぜこれらの固定費を見直す必要があるのかというと、支出としての金額が大きいからです。
電気をこまめに消したり、水道をこまめに閉めるなどの行動は節約できる金額としては小さすぎるので効率が悪いと本書は言っています。
また、保険に関しては以下のような戦略で対応すべきと言っています。
①社会保険を使う
②社会保険でカバーできない分は、民間保険で補う
「保険にはできるだけ入らない」を基本路線としています。
なぜこの戦略で十分なのかは本書にしっかりと書かれているので参照してもらえれば納得できると思います。
こうした固定費は一度見直せば、節約がずっと続くのが最大のメリットですね。
本書にはお金を
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
について書かれていますが、私が1番ためになったのは「貯める力」です。
なぜなら、貯める(節約する)力はすぐに行動を起こせば実践可能だからです。今より稼ぐのは簡単にはできないですし時間もかかります。増やすのも元手となるまとまったお金が必要です。
守る・使うはある程度お金が貯まってきた後の話なので、現状お金が貯まらずに悩んでいる人にはあまり必要ではないかなと感じました。
もちろん、お金をある程度貯められるようになった後は、稼ぐ力以降を実践していくことでより経済的自由へと近づけると思います。
まとめ
本書は学校などの義務教育では教えてくれない「お金に関しての基礎知識」を学ばせてくれる貴重な一冊だと思います。ある程度お金の知識がある人には格安SIMを利用するようなことは、ある意味当たり前だったり知っていることだったりしますが、今まであまりお金について考えて来なかったような人にとって、上記で紹介した固定費見直し以外にも、例えば事業の起こし方、投資の仕方、税金の仕組みなど、知らないと将来損をする知識がたくさん詰まっています。
誰もが「今よりも生活を楽にしたい」「お金に対する不安なく過ごしたい」と思っているはずです。そんな風に思っている人は本書に書かれていることを実践してみると希望している理想の未来に近づけるかもしれません。
「今更行動しても遅いよね、手遅れだよね。」
と思っている方に向けて両学長の以下の言葉を贈ります。
「行動するのに遅すぎることはない。これまでの人生で今日が一番若い日です。」
両学長のお金のノウハウを実践してみたい方は是非本書を一読ください。
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