ChatGPTが2022年11月30日に公開され1年が経ち、世界に与えた衝撃はとてつもなく大きく、コールセンターやイラストレーターなどすでに置き換わってきている仕事もでてきています。またその進化スピードも考えられないほど速く、この先どんな仕事がなくなるのか、どうやって共存していくのか期待と不安が高まります。
そんな中、ChatGPTのアプリ音声会話ができるようになりその性能の高さと自由度でいつでも英会話の練習ができる環境が出現。オンライン英会話界隈が壊滅するんじゃないかと心配になるのですが、これはかなり使えると実感したのでご紹介します。
音声会話の使い方
アプリで音声会話を使うにはヘッドホンのマークをタップします。
ChatGPTと接続が始まり、
聞き取りの状態になったので、ここで話しかけます。
話しかける内容は「英会話の練習相手になってください」「I want to practice speaking english」など日本語でも英語でもなんでもOK。
話が終わると、モヤモヤと動いて回答が生成されます。
ChatGPTから回答が話されます。日本語で質問したら日本語、英語で質問したら英語で返ってくるのでとてもわかり易いです。
特に難しい操作は必要なく、このままずっと会話が成立します。10分ぐらい話続けるとリミットに達して一度終了するのですが、また別のChatを立ち上げれば同じように会話できるので実質いつまでも話し続けることができます。使い方は本当に自由なので、自分にあった英語の先生と好きなように会話ができるという状況に衝撃をうけます。
ChatGPTと英会話してみよう
ChatGPTと会話した内容はすべてテキストで保存されるのであとからの振り返りも可能です。
会話例1
最初に英会話の練習をしたいので英語で質問してほしいこと、そして間違いを指摘してほしいことを伝えます。
それに対してChatGPTは好きな季節はなんですか?またそれはなぜですか?と英語で質問してきました。
「スノボができるので冬が好きです」と英語で答えました。
ChatGPTはすばらしい!と褒めてくれましたが、別に間違いではないけど「I love to go snowboarding」より「I love snowboarding」のほうが自然だよときちんと指摘してくれます。
間違いがあったら指摘してほしいと最初に条件付けすることによってこんな細かいところも指摘してくれて本当に英語の先生と練習しているかのようです。
会話例2
同じように英会話の練習をしたいと話しかけます。
今回は「好きな休日はなんですか?」と質問が返ってきました。英語で質問してといったけど、日本語での質問となりましたが細かいところは気にしない。
それに対して、大晦日が好きですと答えてみました。
それに対してなぜ大晦日が好きなのか教えてくれますか?と話を続けようとしてくれます。
しかし、ここでふと大晦日だけでなく、年末年始の長期休み全体を英語でなんていうのか気になり、質問をぶったぎって日本語で質問してみました。
それに対して「New Year's holiday」「New Year's break」ですときちんと押しててくれました。
ChatGPTで英会話の可能性が無限大
このようにChatGPTを英会話の相手として使う方法を紹介しましたが、これはほんの一例で、ユーザーの使い方によって可能性は無限に広がっています。これはもうオンライン英会話やアプリに課金する必要がなくなるかもしれません。興味がある方はChatGPTアプリを使ってみてください!おすすめです!