本能ブログ【大人の物欲全開ブログ】

■物欲全開メディア”本能ブログ”■ブロガー/コラムニスト■メンズファッション/カメラ/時計/猫/ヘルスケア/ガジェット/レビュー/投資/

隠れ家的温泉宿、センチュリオン箱根別邸で過ごす大人の休日【温泉】

 

旅館の朝ご飯が何よりも大好き、トモGPです。学生の頃と違い大人になると、長期の休みをとることがなかなか難しくなります。1〜2泊で出かけるとなると、選択肢として真っ先に浮かんでくるのはやはり「温泉」です。忙しい日常を離れ美味しい食事をいただきゆっくりと温泉に浸かる、この上ない幸せとはまさにこのことかと。そこで自分も忙しい日常から現実逃避!ということで、先日素敵な温泉宿を訪れてきましたので今回は紹介していきたいと思います。

箱根エリア北部 仙石原

首都圏からアクセスの良い温泉地といえば群馬の草津温泉をはじめ伊香保温泉、栃木の鬼怒川温泉、静岡の熱海温泉など様々なスポットを挙げることが出来ますが、横浜住まいの自分が最もアクセスしやすい温泉は、やはりそう「箱根」です。そんな箱根の中でも自分が向かったのは、箱根エリア北部に位置する仙石原温泉という場所です。

f:id:honknow:20210626233357j:plain

「箱根」と一括りにしても実はその範囲は広く、箱根湯本、宮下・小涌谷、強羅、大涌谷、下箱根、仙石原、の大きく5つのエリアに別れています。エリアごとに特徴はありますが、パブリックイメージとしてテレビの情報番組などでよく目にする「箱根」は、大体「箱根湯本」エリアだと思ってもらって間違いは無いでしょう。そんな広い箱根のなかでも今回自分が訪れたのが、

f:id:honknow:20210626235209j:plain

仙石原です。仙石原は箱根エリアの北部に位置し、温泉はもちろん多くの美術館や、山の斜面を覆うススキの草原などが有名な場所です。箱根湯本のようにザ・温泉街といった賑やかな雰囲気はありませんが、少し落ち着いた空気の漂う大人な感じのエリアです。

今回訪れた温泉宿「センチュリオン箱根別邸」もそんな静かな場所にあります。

センチュリオン箱根別邸

f:id:honknow:20210626235327p:plain

www.centurion-hotel.com

2019年にオープンしたばかりのこの温泉旅館は、株式会社センチュリオンインターナショナルが運営するホテルの一つです。「”我が家のこだわり”をテーマにした大人の隠れ家的な温泉宿」というコンセプトに忠実に、プライベートを重視した作りになっており客室も全13室と少なめ。全客室に半露天風呂がついており他に大浴場1つと貸し切り露天風呂が2つといった作りになっています。温泉はもちろん仙石原温泉の源泉掛け流しということで効能も豊かです。

皆さんは温泉宿を選ぶときにどの様な基準で選びますか?自分は食事居心地です。正直まだカラダにガタがきているわけではないので、温泉の泉質などにそこまでこだわりはありません。ですので必然的に食事と部屋の居心地が大きな基準となるのですが、どうしてもネットの情報だけでは判断するのって難しいですよね。当然行ってみてがっかり、なんてこともしばしばありますが、それも楽しみの1つと言えば1つ。そんなわけで誰かの紹介でもない限り温泉宿選びって多少博打的要素を含んでいたりするものですが、果たして今回はどうだったのでしょうか?

f:id:honknow:20210626235528j:plain

仙石原の中心から少し逸れた道の途中に宿はあります。まさに大人の隠れ家、道順はナビやスマホのマップがあればそこまで難しくはありませんが、山の中の道路沿いに突然現れますので、訪れる際は見落とさないよう注意してください!

f:id:honknow:20210626235557j:plain

しかしまだ新しい温泉宿だからとはいえ、その建物の美しさや上品な佇まいにすでに”当たり”の予感がビンビンしいます。ちなみにこの入り口の写真は翌日チェックアウト時に撮影したものですが、前日は仕事終わりで向かったもので宿への到着は19時くらいになってしまいました。予め電話でそのことは伝えていたのですが、その際も非常に丁寧な対応でこの温泉宿のホスピタリティの高さを感じました。

f:id:honknow:20210626235630j:plain

受付の雰囲気も賑やかではなく、コロナ禍ということもあってか少ない人数だけどそつのないおもてなしに、その日の仕事の疲れも飛んで行きました。

f:id:honknow:20210626235715j:plain

受付の脇を進むと吹き抜けのラウンジが現れます。まさに”和モダン”、温泉宿なのでやはり”和”がベースなのですが、ところどころにモダンなアイテムを配置することで非常に不思議な空間に仕上がっています。

f:id:honknow:20210626235751j:plain

デザイナーズチェアのようなソファがあるかと思えばその奥に蓄音器など、どこか昭和を感じさせるような雰囲気もあります。

f:id:honknow:20210626235922j:plain

そしてオーナーが選定したという、宿の至る所に飾られているナショナルジオグラフィックの写真もまたこの宿の雰囲気に彩りを添えるアクセントとなっています。

f:id:honknow:20210627000017j:plain

と書くとなんだかごちゃごちゃした宿の様に感じますが、決してそうはならずに全てが上品にまとまっている感じが非常に素敵です。

f:id:honknow:20210627000054j:plain

部屋のランクは全部で3つで、自分は真ん中のグレードの「和ラグジュアリーツイン」を選びました。客室の雰囲気も宿のコンセプト同様に和モダンで素敵です。しかも広い!

f:id:honknow:20210627000131j:plain

ベッドもクイーンサイズのものが2つ!縦でも横でも寝れちゃうなんて贅沢過ぎます。

f:id:honknow:20210627000200j:plain

そしてこんなマッサージ機まで!気持ち良過ぎてこの上で夜を明かさないように注意が必要ですw。

f:id:honknow:20210627000229j:plain

洗い場の奥には各客室についている半露天風呂があります。半といっても浴室から表に出たベランダに浴槽があるので、もうほとんど普通の露天風呂と言っても過言ではありません。こんなお風呂が全客室についているというから本当に驚きです。

f:id:honknow:20210627000315j:plain

解放感も抜群で非常に優雅、1泊しか出来ないことが早くも悔しいですw。

f:id:honknow:20210627000404p:plain

写真はHPから拝借したものですが、あとはメチャクチャ雰囲気のある貸し切り露天風呂が2つと、

f:id:honknow:20210627000518j:plain

内風呂の大浴場があり、これぞ温泉旅館!といった感じのお風呂の充実っぷりでした。

f:id:honknow:20210627000605j:plain

そしてお待ちかねの夕飯です、すきやき、しゃぶしゃぶ、和会席から選ぶ形になるのですが、自分はすきやきを注文しました。

f:id:honknow:20210627000659j:plain

奥にある名物トマト豆腐から手前にずらりと並んだ前菜達は現地の食材がふんだんに使用されていて、味はもちろん目で見ても楽しめちゃいます。

f:id:honknow:20210627000739j:plain

駿河湾の新鮮なお刺身も最高です。

f:id:honknow:20210627000810j:plain

関東のすきやきなので煮込むタイプ、新鮮な野菜に加えこの土地ならではのキノコも風味豊かで箸がすすみます。

f:id:honknow:20210627000854j:plain

A5ランクの黒毛和牛は程よいさしですきやきにぴったり、この地方では卵ではなくとろろにつけて食べる習慣があるそうでこれは自分も初体験でした。お肉に絡んだ割り下がとろろと混ざり、初めてなのに初めてじゃ無い様な味わいです。思いの外とろろがお肉の味を邪魔せず非常に美味しく何枚でもペロリといただけます。これは自宅でもやってみたくなる様な大発見でした。ちなみにお肉は100gまでおかわり出来ますので、とろろでも生卵でも好きなだけ味わえちゃいますよ!

f:id:honknow:20210627000929j:plain

デザートも美味しくいただき温泉もたっぷり堪能して、これでもかというほどゆっくりすることが出来ました。

f:id:honknow:20210627000953j:plain

当然翌日の朝食も素晴らしく、とくに上の写真の備長炭で焼いたアジの開きが絶品で、鉄釜で炊いたごはん2杯があっという間に無くなってしまいました。とにかく自分は旅館の朝食が大好きなので、前日のすきやきも非常に美味しかったのですがこの日の朝食には本当に大満足でした。ちなみに朝食は洋食も選択することが出来ますので、朝は和食が苦手な方でも安心です。

f:id:honknow:20210627001026j:plain

料理だけではなく宿のスタッフのみなさんの対応がとにかく素晴らしく、極上の環境の中で味わう「食べて風呂入って寝る」、をこれでもかという程堪能させていただきました。

リピート確定です。しかし本当に綺麗な温泉宿で、HPを見るとどの客室も綺麗でグレードにもそこまで大きな差は無さそうに感じましたので、次に来るときにはまた違った部屋で楽しんでみたいと思います。人気が出て予約が取れなくなってしまうと困るので、そういった意味でも出来ればこのまま”隠れ家的”な宿であってほしいと思いますw。