カンファレンスを4年ぶりにライブで見ていた元Appleラバーのさじゃんです。常々Windows派かつAndroid好きを公言してきた自分ですが、iPhoneとの2台持ちだったりしてAppleで購入してしまった(ここが肝になりますが)映画や音楽コンテンツのために完全にiPhoneからiOSから離れられられなかったりします。ずっとXsを使ってきて気がつけばソフトバンクで48回払いを選択してしまい未だに(2017年から支払いが続いてるw)事を考えると流石に割賦契約が長すぎたとも思いますが、個人的にはiPhoneをそろそろ機種変更するターンだと思っておりました。
さる2021年9月14日に行われた2021年の毎年恒例のAppleイベント。新型iPhoneやAppleウオッチが発表されることを見込んで今年は起きていようと考え夜中2時まで待機しておりました。しかし待っていたのは絶望と失望で怒りで眠いはずなのにしばらく寝れませんでした。では、元Appleラバーの自分が何にこんなに怒っているのか本気でお話してきたいと思います。
指紋認証未だに搭載しないiPhone13シリーズへの怒り
もう発表された瞬間に”今年もFace IDだけでいくつもりなのか・・・と。最初に13が発表されたので13ProだけにはTouch IDが搭載されるのか!と期待したのですが・・・
事実上のiPhone12sと化したiPhone13Pro。なんなら13って縁起の良くない数字なんで12sで良いんじゃないと思うナンバリングであり、プレゼンで120Hzのリフレッシュレートだのシネマティックモードだの浮世離れした機能ばかりを推すAppleの幹部たちをみてとても滑稽に見えていたのを覚えています。
他社のスマホ製品よりも50%早いようですが、そもそもiPhoneユーザーって自分のようにAndroidと2台持ちの人であればともかく、iPhoneのみを使用している人達が多くそもそも他社製品と比べることなど無意味だとも思います、OSも違うわけですし。
ディスプレイの綺麗さを訴えますが、ここ2,3年の機種であれば大差ない画質ですのでここまでこれ見よがしに推すのはどうなのかとも思いました。
バイクの振動でカメラに不具合が出るから中止してくれとアナウンスしておきながら、まさかのバイクマウントのプロモーション。
盛大なブーメランを通り越して何がしたいのか分からないApple。もう無茶苦茶です。無茶苦茶具合は続きます、iPadならともなく今度は性能を誇示するために13Proの画面でドローイングを始めますw
こんなことをProのデザイナーやセミプロの趣味の方がiPhoneで本当に行うと思っているのでしょうか。
何食わぬ顔で指でペイントしちゃってますwApple Pencilに対応しました!とかなら分かるのですが。とにかく13シリーズは代わり映えすることなく、セキュリティの認証方法にほとんど触れることなく値段も12とほぼ据え置かれ、拍子抜けどころがユーザーをバカにするようなアップデートでiPhoneに関する発表は幕を閉じました。
自分と同じ様に指紋認証が搭載されなかったことに対する失望感はiPhone大国日本でも多く聞かれ・・・
なんと買いたくないが63%。不支持が37%ってことは内閣支持率に換算さんすると退陣も視野に入ってくる危険な水準ですw
このタイトルのままなんですが自分も含め今回のアップデートに完全に冷めてしましました。コロナ禍が続く中、マスク顔の認証だけでは不便なことを分かっているはずなのにそして今回発表されたiPad miniシリーズにはUSBーCも搭載され指紋認証も搭載されているのに技術的には可能だったはずなのに、iPhoneに関してはこういった世相を2年連続で無視した罪はいずれAppleの傲慢となってユーザーからの負のフィールドバックを負うことになります。自分を含めたここまでの失望感と怒りはナンバリングの妙ともとれ
13ではなく12Sだったら納得できた
自分も居ます。Appleが毎年一定数以上のiPhone本体を売りたい気持ちはわかります、しかしiPhoneに限らず進化に行き詰まった今のスマートフォン業界において、ナンバリングだけを進化させて機能をほとんど前に進めれていない現状は我々消費者も受け入れるべき点ではあると思うのですが、それにしても誰も求めていないような映像性能やCPUスピードばかりを強調する彼らをみて本当に滑稽だと思えてきました。
ここまで書いてiPhone13に変えないのかと聞かれるとXs自体が5Gに対応していませんし、愛用しているエアタグの機能も全て使えないので嫌々ながら流石に変えることになってしまうとは思います。しかし、今からご紹介するiPad miniのほうが明らかにパッケージがよくそちらをiPhone代わりにして・・・とも思いましたが
買いたくないのに変えるしか無いのか
と思わせるデバイスに成り下がったiPhoneの将来が自分としては明るいとは思えませんでした。各種大手通信会社は今夜の21時から予約開始のようです・・・
圧倒的に素晴らしくなったiPad mini
失望のiPhoneで気になったというか完全に欲しくなったのがiPad mini。久しぶりのアップデートになりましたし、しばらく音沙汰が無かったのでこのままディスコンになるのかと思われましたが素晴らしい進化を遂げて帰ってきました。
まずはこの角度からも分かるようにUSB-Cの採用。分かってるなーApple!(なぜこれをiPhoneでやらない!)ニンテンドーSwitchを始めAndroidスマホ各社の殆どがいまやUSB-C。ライトニング端子だけ持ち歩くのが不便で不便でこの時点で素晴らしい変化だと思いました。
電源ボタンにTouch IDを搭載!!!(なぜこれも技術的にできるのにiPhoneでやらないのか・・)この時点で個人的には
iPhoneよりiPad mini欲しいーーー!!!!!!!!
となりましたw絶妙なサイズ感と新型Apple Pencilにも対応し、カメラもiPad Pro級に進化!Wi-Fiはもちろん5Gにも対応!新世代のeSIMにも対応で使いたいときだけSIM契約も思いのママ!個人的にはこれが新型のiPhone13だと思うことにし、使い方は後回しとしプロダクトの完成に感銘を受け先程発注w
パープルが人気なのかセルラーモデルが品薄なのか発表からわずか3日で納期が約1ヶ月に(涙)早く決断すればよかったのですが、仕方ないのですね。iPhone13の時は気乗りしなかった予約ですがiPad miniは嬉しくて仕方ありませんw
早くこないかなーと思いつつも、8~9インチ程度のタブレットを探している方電子書籍リーダーとしてもオススメです!
新型アップルウオッチは”ただ画面が大きいだけの”series6
ベゼルが狭小化されフラットデザインになるとリークされていたAppleウオッチでしたがデザインそのままCPUもおそらくそのままの
画面だけ大きくなったseries6
といったアップデートになったアップルウオッチ。
今更series3と比べるのは流石に反則だと思いますがwww確かにベゼルがほぼ無くなったことで画面の大きさを感じることが最大限にできるという点ではseries3の人は買い替え検討でもいいと思いますが、ヘルスケア的なアップデートも見送られ(酸素飽和度測定機能がつかなかった)個人的には劇的なアップデートにはならなかったと思っています。
しかも制作の進捗の歩留まりが悪く、制作が遅れていると言うリークがありましたがseries7に関しては発売日が明言されませんでした。この秋発売というボヤッとした表現ですので10月では無さそうですがクリスマスシーズンには間に合わせてきそうな印象ですね。
今年も辛口でしたが、どうしてもiPhoneのアップデート具合が”ブランディング”で”魅せ方で”推せば新しい感じが出るだろうという経営陣の傲慢にも見えてなりませんでした。フォルダブルスマホという二つ折りの文化を定着させつつあるSamsungですがイノベーションを担っているのはもはやAppleでは無くなっていると言う事実に我々も”なんとなくiPhoneを使っている”日本人もいいカモにされないように考える時が来たように思いました。一方でiPad miniの進化は素晴らしく今回思わず注文してしまいましたが、非常に市場のニーズにマッチしたプロダクトを作る力はあるんだと再認識できる部分でもありました。次回は届いた(1ヶ月ですがw)iPad miniをご紹介できたらと思っています。