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初めてのパニック相場を経験して。

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東京オリンピックの延期も現実味なってきた昨今、株式投資、為替等のトレードをしてない方にはピンとこないかもしれないが空前のパニック相場になっている。トランプ政権は「経済上昇を公約に掲げ」任期中上げ続けてきた株価だったが『コロナショック』で就任前の株価水準に戻ってしまった。

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トランプのこんな憔悴した顔をあまり見たことがないので事態の深刻さを伺わせるものだったり。もちろん、この「コロナウイルス」後の世界において急回復していくことも十分に考えられるが当初ココまで深刻に世界中にパンデミックを起こすと考えていなかった欧米諸国は未知のウイルス対策に頭を悩ませている。

パニック相場とは?

自分は為替、株共にチャートと呼ばれる価格の変動表をみてトレードしている。株に関してはPER等の他の要素の検討に入るが為替、仮想通貨等々ではチャートで買うか売るかエントリーするか今後の見極め等々を判断する。

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↑3月9日の暴落時の自分が見ていたチャートである。色とりどりのテクニカル指標を遥か突き抜けなんの参考値もないところまで下落している。これでは、どんな手法であれ未来を予想することは不可能といえスキャルピングであろうが長期保有であろうが身動きを取れば取るほど傷口を広げマーケットからの退場を余儀なくされる。退場とは投資に当てていた金額をすべて失うことを意味し、為替相場においては顕著にその傾向が現れる。強制ロスカットという怖い単語があるが日本語に直すと『強制損切り』と言い換えられ、証拠金取引においては手持ちの資金を失うだけでなく『追証』と言ってさらなる負債や借金を伴う可能性まで出てくる。今回の暴落はそのレベルで被害者がたくさんいると考えられる。つまり、株式投資は会社が倒産しない限り価値がゼロになることはないので正確には暴落前の価格に戻るまでは『含み損』の状態で何も出来なくなってしまう。株にしろ、為替にしろボラティリティがすごすぎて

 

テクニカル指標/テクニカル分析が通用しなくなる

 

ものなのだと、改めて実感している。自分がのようなスキャルピング主体の人間でも今まで体験したことないチャートの動きだったりボラティリティでエントリーする回数は激減した。かと言って中長期的目線に切り替えなにかの金融商品を自信を持って買えるタイミングかというとNYダウや日経平均株価が連日のように乱高下するなかで火中の栗を拾うような卓越した相場眼を自分は残念ながら持ち合わせていない。

ファンダメンタルズ分析

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ー経済活動等の状況を示す基礎的な要因をもとに分析すること。例えば、一国経済を分析する際の基礎的条件は、経済成長率、物価上昇率、失業率、財政収支の赤字(黒字)率、経常収支の赤字・黒字額などの指標を使う。また、株式においては、株式の本質的価値(ファンダメンタル・バリュー)を決定する企業の財務状況や業績状況のデータをもとに分析し、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)などが代表的な指標として使われる。企業のファンダメンタルズ分析では、株式の本質的価値と市場価格にギャップが存在しても、いずれは本質的価値が市場で実現されるという考え方を重視する。ー野村證券HPより

 

簡単に言うとテクニカル分析は値動きをチャートに起こしてその変動でトレードするものであるが、ファンダメンタルズ分析は政治情勢や金融情勢から投資に値するかしないかを判断する別次元の視点という感じである。

テクニカル分析が使えない今、こちらのファンダメンタルズで取引すれば良いのではとお思いになる方もおられると思うがこの

 

未曾有のコロナショック

 

が人的被害にとどまらず経済に与える影響はまだまだ計り知れない。日に日に現実味を帯びてきてる東京オリンピックの開催延期、開催中止となれば日本経済に与える損失は

 

4兆5000億円

 

と試算されている。住宅、工場等の建築、構造物が壊滅的に破壊された東日本大震災の経済損失が19兆円ということを考えるとオリンピックが行われないというスポーツイベントが開催されないだけなのに日本経済に与えるダメージは想像以上に大きい。正式にオリンピックの開催が延期または中止となれば、日経平均株価に大きな影響を与えるのは必至であり機関投資家や個人投資家はまだまだ警戒が必要なターンと個人的には考えている。

 

様々投資家が様々な視点で注意喚起をしているが、トレード歴5年の自分でも皆様にお伝えできる注意があるとすれば、

1.底値(大底)を予想しない

2.冷静な状態じゃないときはエントリーを見送る

3.コロナショックとリーマンショックを同等に捉えない(相場はランダム)

4.パニック相場はいつかは必ず収まるがそれがいつかは誰にもわからない

5.値ごろ感で買わない(分析も忘れずに)

6.元に戻るときはニュースにもならず気がついたら元の水準に戻っている

 

トレードの名言

 

分からないときはエントリーしない

 

これに尽きると思う。だが、買おうと思っていた銘柄や監視していた銘柄がお得だと感じで買いに出たりこれから株式投資を始めようと思う方にはチャンスかと思うので、人から聞いたTwitterでみたなどの不確かなソースで売買するのではなく、書籍なり証券会社のサイトなりでしっかりと自分の頭で咀嚼してから「現物株」で取引していただければと最後にお伝えできればと思う。