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【鬼滅の刃】劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が最高の作品だと思う5つの理由

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好きな呼吸は”水”好きな型は拾壱ノ型”凪(なぎ)”の冨岡義勇ファンのさじゃんです。公開初日に劇場版鬼滅の刃「無限列車編」を見てきました。謙虚に言っても話を盛るように話しても最高すぎた!の一言につきます。天気の子以来あんなに映画で泣きましたwネタバレには気をつけつつ沢山の人に見ていただきたいので今日はレビューと自分が最高だと思う理由を述べていきたいと思います。

TVアニメの続編部で単行本7~8巻のアニメ化、映画化

今回の物語の主人公は炎柱である煉獄杏寿郎。彼のミッションは鬼の被害が頻発している蒸気機関車「無限」の調査。そこに炭治郎チームも加わって問題解決に挑む単行本でいうと7~8巻の物語でTVアニメ炭治郎立志編の続編になります。

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柱合会議で明らかになった最強の鬼殺隊剣士「柱」。炭治郎達はその「柱」と共同での初めてのミッションになります。アニメ版ではそのキャラクターが謎に包まれていた炎柱である煉獄杏寿郎。彼の人となりや生き様、人材育成の考え方、人間が生きていくことの哲学がこの無限列車編で丁寧に描かれ複雑な家庭環境にいながらも、ひたむきに頑張る彼のファンは少なくないと言われています。

音楽、演出、声優、グラフィックすべてに作り手の熱意を感じる作品

ここからは、実際に見て感じた感想をも交えながら最高だと思う理由をお伝えできればと思います。

1.無駄なTVシリーズの振り返りや焼き増しがない

続編映画でありがちな劇場版の前のあらずじ紹介。知っている予習してきている人間からすると割と興ざめする時間でしかもそれが本編開始前に挟まれると「こんなダイジェスト版じゃない良いシーンがたくさんあるのになぁ」と思ったりもするのが常だったりします。しかし、今回は上映時間すべてをシンプルに続編部分にフォーカスすることで煉獄杏寿郎にまつわるサイドストーリーもスポイルされること無く丁寧に描くことが出来ていて素晴らしいと思いました。

2.作り込まれたグラフィックと3Dも駆使した背景の美しさ

こちらは劇場版だけあって、TVシリーズも十分綺麗でしたが更にそのクオリティが上がっていた印象でした。特に蒸気をたくさん吐き出しながら駆け抜ける蒸気機関車無限の走行シーンは煙の描写や夜の帳の雰囲気が繊細に描かれ没入感を高めてくれている結果につながっていると感じました。煉獄杏寿郎と猗窩座の戦闘シーンや、炭治郎と伊之助と魘夢との戦闘シーンの迫力は圧巻で漫画版しか見ていなかった自分としても良くここまでカラーで素晴らしく再現したなと感動しました。

3.ストーリーは原作通りでも丁寧に丁寧に表現

先程も言いましたが原作からの付け足しやオリジナル部分は最小で、続編部分を忠実に描いているといった印象です。アニメシリーズや原作を知らないと、世界観や話について行けない映画なので良い意味での「一見さんお断り」な作品であることは間違いないと思います。しかし余計な部分を制作しなくていいと決めたなら本編を原作のイメージ通りもしくは原作よりも分かりやすく表現していこうという作り手の熱意が随所に感じられました。例えば炭治郎が魘夢にコントロールされ悪夢を見て殺された家族と幸せに暮らすシーンは、胸が痛くなるほどキラキラと描かれていながらも自分を惨殺して現実に戻らなくてはならないというPG12指定であるのが納得できるほどの残忍な描写もまた逃げずに描かれていて原作からの再現を迷うであろう部分も逃げずに描き制作陣の原作へのRespectがすごく伝わる全編そんな映画でした。

4.豪華声優陣をふんだんに配置してイメージを増幅

アニメの映画化では「プロの声優以外」を起用し俳優さんや若手女優なんかで話題作りも兼ねてのキャスティングが目立つと思います、昨今w鬼滅の刃はTVシリーズの時からきちんと声優さんの力を信じていると思っています。自分もたくさんのアニメに触れてきたタイプではないので声優さんが有名なのかそうではないのか失礼ながら分からない部分もあるのですが炭治郎役の花江夏樹さんは他にもたくさんの作品に参加されている声優さんということですし、煉獄杏寿郎役の日野聡さんも弱虫ペダルや他の人気作品に多数参加されいてる人気の声優さんということで、

鬼滅の刃は声優さんの力を信じた作品群

だということが言えるかと思います。餅は餅屋でありませんが、プロモーション目当てに人気俳優を起用するのではなくあくまで主役は作品であり演じる声優さんへRespectもあり魅せ方を極限にまで突き詰めたストイックな制作陣が贈る作品になっているかと思います。

5.主題歌も書き下ろされストーリーをなぞる素晴らしい曲に

鬼滅の刃といえば紅蓮華、紅蓮華といえば鬼滅の刃となった2019年でした。今回もどこかで紅蓮華が聞けるかなと思いきや今回は挿入歌としての登場もなくエンディングテーマ兼主題歌は炎という煉獄杏寿郎のために書かれた一曲が登場。

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バラードですが、煉獄杏寿郎の軌跡をたどる素晴らしい曲に仕上がっています。ファーストテイクVerでは歌手のLisaさんが歌い上げると感情移入してしまって泣いていました。

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それほどまでにこの無限列車編は沢山の人に感情移入させる何かを持っているかとも感じています。

 

鬼滅の刃自体の主人公は間違いなく竈門炭治郎なのですが、今回の無限列車編に関しては間違いなく煉獄杏寿郎の物語であり彼を取り巻く煉獄家の物語になっています。なぜ鬼滅の刃が多くの人に刺さるのか、それは皆登場人物が鬼も含めて傷を負っているからに他ならない訳でその悲しみや痛みや苦しみを内包しながら懸命に生きる炭治郎や柱達の生き方が刺さっているのだと思います。自分も困難が多い人生でしたから煉獄杏寿郎や炭治郎に映画を通して勇気づけられました。喪失体験は人を大きく悲しませたり辛い記憶を刻むことになります。そんな悲しみの中にある炭治郎をあまり名言が多い印象のない伊之助のセリフが今回とても刺さりました。

 

悔しくても泣くんじゃねぇ

どんなに惨めでも恥ずかしくても生きてかなきゃならねえんだぞ

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炭治郎を彼なりの言葉と優しさで励ます伊之助を是非スクリーンでごらんください。

長くなりましたが自分もまた何回か見に行こうと思っています。

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