まったり家キャン継続中のトモGPです。家キャンといってもなにか特別なことをするわけではなくメスティンなどキャンプで使用するクッカーを用いて料理をし、そしてそれをベランダで食べたりしてキャンプ気分を味わっているだけなのですが、これが非常に楽しい!そしてなぜかキャンプ用のクッカーで作る料理はより美味しく感じてしまったりするのです。所有しているギアは少ないものの次は何を買おうかな?などとあれこれ考えるのもまた楽しかったりしますが、先日ようやくお気に入りのシェラカップを手に入れることが出来ましたので今日は紹介していきたいと思います。
シェラカップってなに?
snow peak HPより
簡単に説明しますとシェラカップとは持ち手のついた金属製のカップのことで、素材は主にステンレスかチタン製、キャンパーであれば誰もが1つは持っている便利アイテムなのです。では一体何が便利なのかと言いますと、
・ドリンクのカップとして使用できる
・小分けの器として使用できる
・直接火にかけ焼く、煮る、炊くなどの調理が可能
・積み重ねることでスタッキングしやすい
このように、器としてだけではなく調理器具としても使用することが出来しかもコンパクトで持ち運びも楽チンな万能クッカー、それがシェラカップなのです!
メスティンやバーナーのようにキャンパーであれば誰でも所有しているマストアイテムですし、もちろん存在自体は以前から知っていました。ただスノーピークのようなアウトドア専門ブランドからダイソーのような100均まであらゆるメーカーから販売されていてどこのを購入しようか正直迷ってしまいます。ダイソーメスティンから始まった家キャン生活、少しづつギアを買っていくうちに多少キャンプグッズにも詳しくなり、最近は出来るならこだわって”納得のいく一品”のようなアイテムで揃えていきたいと考えるようになりました。正にハマった証拠ですよねw。
購入のポイント
みなさんの買い物をする時のポイントって何ですか?自分の場合は基本的にミーハーなので”誰かが使っているから”といった理由が圧倒的に多いのですがw、そんななかでもこだわりがあるとすれば、それは”オシャレ”で”少し他人のとは違う”といった部分に非常に魅力を感じたりします。とはいってもシェラカップですからそれほど大差は無いかなぁと思っていたところ「そんな時はこの店覗いてみるといいですよ」と知り合いのオシャレキャンパーさんに教えていただいたのがこのお店でした。
Nicetime Mountain Gallarey
渋谷区は幡ヶ谷にあるNicetime Mountain Gallareyというこのお店、品質はもちろん作り手の想いがこめられた製品を独自にセレクトし展示販売している、正にギャラリーのようなアウトドアのセレクトショップなのです。サイトをひとめ見て気に入ってしまった自分は早速オンラインストアへ、
ありました、TEPPA(テッパ)というブランドのこれぞまごうことなきシェラカップです!
【TEPPA テッパ】
モノづくりの街、新潟県三条市に拠点をおくモチヅキが、金属加工や木工など地場産業のワザを結集し、丹生込めて開発・製造するアウトドアギアブランド。
ブランド名「てっぱ(TEPPA)」とは、この地方の言葉で「手仕事」という意味。 高品質で長く愛用でき、ひとりひとりの手に馴染む、職人による手仕事を!という願いがギアに込められています。(HPより)
このブランドの紹介文を読み終えたと同時にカートインです。販売されているギアを見てもわかるように非常にこだわりを持ってセレクトをされているのが伝わってきますし、アウトドアブランドの聖地燕三条製というのも非常にそそられます(ミーハーなので!w)。カタチも正にに王道のシェラカップで、記念すべき1個目はこれだ!という思いで購入を決めました。
TEPPAテッパ ステンレスシェラカップ
TEPPAテッパ ステンレスシェラカップ 1,100円(税込)
サイズは約4.1 × Φ11.95(cm)の容量は300mlです。ずっと探していたからでしょうか、通販で注文してから届くまでこんなにワクワクしたのは本当に久しぶりでした。言ってみたらよくあるシェラカップですが、無駄のない極力シンプルなデザインで非常に雰囲気があります。
すり鉢状のごくごくシンプルな形態です。シェラカップは主にステンレス製とチタン製の2種類がよくありますが、TEPPAのはステンレス製です。チタン製は非常に軽く携帯性には優れていますが熱伝導率が低いというデメリットもありますので、ガチ登山とかではなく普通のキャンプで使用するのであればステンレス製をオススメします。
ここで好みが別れるかもしれないポイントを1つ、このシェラカップには容量を計るメモリは刻まれていません。多くのシェラカップは計量カップとして使用することが出来るためその内側にメモリが刻んであるものがほとんどです。しかし現場でそんなにキッチリ計量することなんてないだろ?と考えている自分にとってはこのメモリが無いデザインというのも非常に魅力的でした。
持ち手もシンプルで美しい。
そして裏にはしっかりとMADE IN JAPANの刻印が!
実際のサイズはソロキャンパー御用達容量約800mlのメスティンと比較するとこんな感じです。
せっかくなのでシェラカップを手に入れたらやってみたかったアレを作ってみることにしました。
焼き鳥の缶詰で作る親子丼
材料
・焼き鳥の缶詰(タレ味) 1つ
・たまねぎ 小半玉
・卵 1つ
・みつば、七味唐辛子(お好みに合わせて)
なんと材料はたったこれだけ、濃いめの味付けが好みの場合は麺つゆを大さじ一杯加えましょう。あと焼き鳥の缶詰はタレ味をチョイスですのでここはお間違いの無いよう。
それではいよいよ調理開始です!
いつものようにメスティンでご飯を炊きながら焼き鳥の缶詰を蓋の上に乗せ、予め焼き鳥を温めておきます。焼き鳥の缶詰はたくさんありますがやはりここは伝統的なホテイの焼き鳥でいきたいと思います。
ご飯の自動炊飯が終わったら、蒸らしている間に親子丼の具の準備をしていきましょう。まずは油を引いたシェラカップを火にかけ玉ねぎを炒めていきます。
そして玉ねぎがしんなり、もしくはクタクタになったところで焼き鳥の缶詰を投入していきます。味付けのポイントになるので鶏肉だけではなく、タレも残さず全部入れるようにしましょう。自分は濃いめの味付けが好きなので麺つゆも同時に投入しました。
程よく水分が飛んだらあとは仕上げです、溶き卵を入れ混ぜながらある程度固まってきたら火から外して完成です!
もちろんこのまま別皿で食べても良いのですが、せっかくなのでちゃんと親子丼にしてあげましょう。
三つ葉も乗せて見た目にも鮮やか、焼き鳥の缶詰で作る親子丼の完成です!
シェラカップ1杯分ですので卵も1個とやや少なめになるのかなと思いきや、全然そんなことはなく非常に満足のいく量で美味しくいただくことが出来ました。この親子丼、何より小さいカップでちまちま料理をするのが非常に楽しく、食べるだけではなく作る楽しみもちゃんと味わうことの出来る良キャンプ飯でした。
シェラカップでまた一つ楽しくなってしまったキャンプ飯、次は何を買おうか?新しいギアを購入した際にはまたこちらで報告させて頂ければと思いますので、その時はまたよろしくお願いします。今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
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