炭水化物の王様は誰が何と言おうと”お米”、トモGPです。自分が家でキャンプ飯を作るようになり1,2年経ち、いままでも”家キャン”ネタでいくつか記事を書かせていただきました。
記事の中にもよく登場するのですが、自分がメスティン(アルミ製の飯盒)を使用してごはんを炊く時によく用いるお米がこちら、
秋田県産の無洗米”ミルキープリンセス”1合パックです。
ちなみにこういった形で配送されてきます。
なぜこちらのお米を使用しているのかというとただ単に自分がよく見るキャンプ系YouTuberさんのマネをしているからという単純な理由に過ぎないのですが、気がつけば最近ではキャンプ飯ではない普段の食事でもこちらのお米を使用するようになりました。それは一体なぜなのか?今日はそんなお話をしていきたいと思います。
お米の小分けパックは意外と良いこと尽くめ!?
みなさんはお米ってどうやって買われていますか?家庭用の米といえば我が家でも例に漏れずスーパーなどでキロ単位購入していました。そんなとき家のお米を切らしてしまい困った時にちょうど余っていたキャンプ飯用の小分けパックのお米を使用したことがありました。初めは家庭用のお米を買うまでの”間に合わせ”として使用するつもりでしたが、これが思いのほか便利で自分の生活スタイルにもマッチし今現在我が家では家庭用でもこの小分けパック米がメインのお米となってしまったのです。では一体何が良かったのでしょうか?利点欠点を以下に簡単にまとめてみました。
お米小分けパック利点欠点
〜利点〜
・計量いらずの楽ちん炊飯
・真空包装により長期保存が可能
・食の多様化に対応
・食べ過ぎない
・様々な種類を気軽に楽しめる
・災害時の備えになる
〜欠点〜
・価格が割高
まずは利点から細かくみていきましょう。
計量いらずの楽ちん炊飯
基本的に小分けのパック米は1合ずつパックされていて無洗米のものが多いので計量やお米を研ぐ必要はありません、真空パックの開封も裏側からワンタッチ。炊飯器にお米を入れたら決まった分の水を入れてスイッチオンで簡単炊飯が可能です。米櫃引っ張り出したりカップで計量したり、自分は怠け者というわけではありませんが意外と面倒くさかったりしますよねw。
真空包装により長期保存が可能
お米の保存期間は季節にもよりますが通常精米してから約1〜2ヶ月と言われています。しかし小分け米は基本的に真空パックしてありますので約1年程は保存可能ということだそうです。外食などが続いたとしても長期保存が可能なので保存期間をそこまで気にせずにすむのは大きな利点です。しかもいつでも新鮮なお米を味わうことができるのは真空パックならではですね。
食の多様化に対応
ここ数年特に感じる”食の多様化”により、我が家の食卓でもお米がテーブルに乗らない日が増えました。その結果キロ単位で購入していたお米を余らせてしまうなんてことも。食べたい時に食べたい分だけ使用できるのは今の時代に合っていて非常に便利です。
食べ過ぎなくてすむ
個人的な意見になりますがごはんっていちいち炊くの面倒ですから後で冷凍すれば良いと思い、どうしても1回で多めに炊いてしまう傾向があります。すると当然沢山炊き上がってしまうものですからついつい食べ過ぎてしまうこともw。1回の炊飯が楽なので食べたい分だけ炊く様習慣づければ食べ過ぎ問題に気を揉むこともありません。
様々な品種を気軽に楽しめる
お店によっては様々な品種を少量ずつ購入することも可能ですので、今まであまり機会の無かったお米の食べ比べのにも気軽に挑戦でき、消費者だけではなく生産者にとっても自分のお米を知ってもらえる大きなチャンスになります。お米の年間消費量は年々減少傾向にありますが市場を活性化させる意味も含めて大きな利点だと思います。
災害時の備えになる
約10年前3.11の東北大震災を東北で経験した自分にとって災害時の食糧備蓄の大切さは痛いほどわかっているつもりです。自分が普段キャンプ飯で使用しているメスティンや固形燃料を含め小分けパック米は有事の際の非常食としても大いに役立ちますのでそういった面からみても非常に魅力的な食料だったりします。
と、良いことばかり並べてきましたがもちろん悪い点もあります。それは何かと言いますとズバリ、
”価格が高い”
です。
もちろんお米の品種にもよりますが自分が購入しているお米で価格を比較してみますと
秋田県産無線米ミルキープリンセス
・真空1合パック x 50袋(7,5kg):5500円
・キロ売り(10kg):4300円
とご覧の様にかなり割高となります。
ただ先ほどもお話したように、保存期間や消費スタイルを考慮すると年間を通して考えれば小分けパックでの購入の方がお得な場合もありますし、何より一袋ずつ開けて炊飯することで特別感と共にお米のありがたさも改めて実感したりします。ちろんそれが全てのご家庭において当てはまるわけではありませんが、新しい生活サイクルの一つとして取り入れてみる価値は十分にあると思います。調べてみると今まで知らなかったお米の銘柄も沢山知ることができます、まずは味見感覚でみなさんもお米小分けパック生活を始めてみてはいかがでしょうか。