前編も好評を頂いているバターのいとこのレビュー。気になっている方も多いのだと感じています。
前回は”食べる前”までのお話をさせていだきました。一体5ヶ月待ちのお菓子の実態とそのクオリティとは。。正直にレビューさせていただきます。
食べる直前までデザインされたバターのいとこ
前回のご紹介しましたが、バターの箱のようなパッケージに入っていたのは
たったの3枚!!!
びっくりしましたw生菓子ですから沢山の入っていると思いませんでしたがまさかここまでの小容量とは。
前後しますが賞味期間は12月の17日に到着してますので10日前後ということになります。25℃以下の涼しい場所に保管と書いてありましがが、クール宅配便で送られてきました。日持ちしないわ、いつ送られてくるか分からないわで相当消費者に負担を強いるお菓子であることは間違いなさそうです。
可愛いパッケージデザインは開封してもやはり同じで、ブランディングがかなり練られていますね。
この角度で見ると本当にバターのようですが、バターのいとこみたいです。
先程のブラック包装はノーマルのミルク味でこちらはカカオ味の包装。ピンク色になっています。
包まれている色紙も色違いになっています。つまり、これだけ待たせて購入者に負担を強いいている訳ですからそれだけの期待感を煽る意味でも
食べる直前まで世界線を崩さないブランディング
が必要でありそれに応えようとする姿勢は素晴らしいと思います。
過去に食べたことのないジャンルの洋菓子
恐れ多くももったいなくも感じながらも10日以内という縛りもありますので、早速食べることにしましたw
銀紙を開けてみると、SNSやメディアでは一部しか公開されていない全容が明らかになりました。目の細かい何かがサンドされたワッフルが登場。
割ってみました。なんでっこんなにグチャグチャな断面なんだとお思いの方もいるかと思いますが、違います。
柔らかい生ワッフルで中身のクリームとキャラメルソースの粘度がが高い
ためこのような感じになっていますw
早速食べてみます。ワッフルの適度な湿度と白い上質なバタークリームが非常に芳醇で噛むたびにシャリシャリと砂糖のようなキャラメルのクラッシュのような食感が後から追いついてきます。
今まで食べたことのない非常に繊細なお菓子で素直に美味しい!
と思える出来栄えに感動しました。美味しすぎて一気に3枚食べてしましたい!なんて思ったりもしましたが、この一箱に5ヶ月と1000円以上のバリューがあると考えると簡単に一気に食べれるものではなく噛み締めながら大切に食べなくてはとw
後日、カカオ味も食べてみました。ピンクの包装が違う味の目印です。
割る前の状態はさほど変わりませんw何かがサンドされている目の細かいワッフルといった面持ち。
クリームもチョコレートになり、中心のクリームもチョコレートに。これはこれで非常に美味しくバタークリームの芳醇さを感じるというよりもチョコレートが優しく様々な味と深さで口の中を包み込んでくれる!そんな感じのお菓子です。
なんと形容していいか非常に難しい新ジャンル新感覚のお菓子ですが、個人的には
5ヶ月待つだけの価値と品質を十分に感じることのできるプロダクト
だと思いました。今注文しても5ヶ月後ですから年に一度会える七夕まつりのような気分で注文すると自分に忘れたことに届くタイムカプセル的お菓子として良いかもしれません。なぜ「自分に」と書いたかというと
いつ発送されるか読めないし日持ちもしないから贈答用にはできない
と考えるためです。店舗がいくつかありますがバターのいとこの自体の在庫が常にあるのかどうかは残念ながら不明です。しかし、オンラインストアで注文し一度体験してもらいたいと心からオススメできる商品であることは間違いありません。
2回に渡ってお送りしてきましたが、それだけインパクトのある商品ですし味も品質も非常に高く味に著作権はないなんて言われたりしますが簡単真似できるような代物でもない気がしますので、昔流行して劣化類似品に駆逐されてしまった”生キャラメル”のような末路を辿らないとは思っています。
今注文するとGWぐらいになるのでしょうか。それでも忘れていた自分へのギフトとしてぜひ今のうちから注文してみてはいかがでしょうか。本当に美味しいと思えるお菓子です。