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首都圏大雪!雪道走行で気をつけるポイント3選【2024年度版】

昨日(2024年2月5日)から大雪に見舞われている首都圏ですが、雪道に不慣れなドライバーによる事故も多発しているようです。行政としても首都高としてもこうした事故を未然に防ぐべく通行止めにしたりしているのですが、やはりゼロという訳にはいかなかったようです。

今回は3月までに起こりうる再度の首都圏大雪に備えて、東北出身の自分が雪道運転のポイントについてお伝えします。雪道運転は特別な注意が必要ですが適切な知識と対策を講じれば安全に楽しむことができます。(スキー場に向かう道などでも)まだ続く雪のシーズンに備えて、以下の3つのポイントを心に留めて、安心して雪道を走行しましょう。

1. 冬タイヤ装着やチェーンの準備

雪道運転の最初のポイントは、雪道走行に適したスタッドレスタイヤ装着とやスノーチェーンの準備です。雪が降り始めたら、積もっていなくても以下準備が必要だ!という思考に切り替えて頂けたらと思います。

・スノータイヤまたはチェーンの装着:スタッドレスタイヤ(スノータイヤ)は雪道でのグリップを向上させます。チェーンはスノータイヤと同様に、滑りを防ぐために役立ちます。必要な場合にはこれらの装備を準備しましょう。

・凍結防止剤:凍結を防ぐためにウィンドシールドウォッシャーや冷却液に適切な凍結防止剤を追加しましょう。

・スノーブラシと氷スクレイパー:雪や氷を車の窓から除去するために必要です。視界を確保するために重要な道具です。

・非常時の備品:非常時の状況に備えて、ブランケット、非常食、懐中電灯、フラッシュライト、バッテリー式の充電器、緊急用のツールキットを携帯しましょう。

カーレスキューサービスでおなじみJAFが6年前に公開した動画ですが、明らかにノーマルタイヤの制動力が落ちているのが分かります。

AWD(4WD)車では一見普通に発進や走行できたとしてもご覧の通り、止まる力すなわち制動力に大きな差が出ます。スタッドレスタイヤをいちいち履きたくない(コスト&手間面で)場合でもご覧の通り、チェーンやスノーソックスと呼ばれるギアをノーマルタイヤに組み合わせるだけでスタッドレスタイヤに肉薄する圧雪路の制動力を得ることが出来ます。

チェーンというと金属製のものを想像しがちですが、JAFとしてもこうしたスノーソックスを推奨しており(ノーマルタイヤと組み合わせるなら)いざというときのために自宅に保管準備しておくのもありかと思います。しかも金額も9900円前後の製品が多く特にオートソックと言う製品は道路交通法の”チェーン規制”に適合しているのです!

ノルウエー発祥のこの商品は歴史もあり、布製であり着脱も女性でも楽に出来るギアなのです。金属製チェーンと違って走行フィーリングも大きく変化せず”チェーン特有のゴトゴト感”もなく、ノーマルタイヤと組み合わせるなら最強の組み合わせなような気もします。

しかし、耐久性は長くなく30km~50kmということで永久に使えるわけではありませんがいざという時のためにあったほうが今回のような急な雪道でも対応できるかと思います。しかし過信しすぎると下の動画のオーナーさんの様にスタッグする可能性もあり、万能ではないと言うことも合わせてお伝えしておきます。


2. 運転操作のコツとスノーモード(悪路)の利用

雪道運転では通常の運転スタイルとは異なるアプローチが必要です。まずはドライバー自身が雪道用の運転技術にシフトする必要があります。

・スローペースで運転:雪道では急いで運転しないことが重要です。アクセルとブレーキの操作をゆっくり、スムーズに行いましょう。

・大きな車間距離:前の車との間に十分な距離を保ち、急停止を避けるために備えましょう。ブレーキ距離が通常よりも長くなることを考慮に入れてください。

・ターンやカーブの操作:雪道でのターンやカーブでは、スピードを抑えて安全な速度で進入しましょう。急なハンドル操作は滑りを引き起こす可能性が高いです。

・ブレーキとアクセルの使い方:急ブレーキをかけることは避け、ブレーキを軽くかけてスリップを防ぎましょう。アクセルも急発進せず、滑りを防ぐためにゆっくり加速させましょう。

以上が運転技術に関する基本ですが、最近の欧州車・日本車には”スノーモード”や”悪路モード”が搭載されていることが多くこうしたドライブセレクト(メルセデスでの名称)を雪道用に切り替えて走行するのも、実は大切だったりします。ESC(スタビリティコントロール)の介入のタイミングやABSの介入など人間が意識せずとも、雪道運転用にモードを切り替えてくれるのは非常に安全に運転できる現代のテクノロジーだと考えております。首都圏に住んでいると意外と使わない昨日なので愛車のモード切替が不明な方は購入時のディーラーやメーカーさんに問い合わせると教えてくれますので、”モード切替の把握”だけでもして頂けたらと思います。

3. 天候情報と交通情報のチェック

雪道運転に出かける前に、目的地の天候情報と交通情報を確認することが重要です。

・天候予報の確認:雪が降るかどうか、どれくらいの積雪が予想されるかを把握しましょう。出発前に最新の天気予報を確認し、必要な場合に運転を延期するか計画を変更しましょう。

・交通情報の確認:道路の状態や交通事故情報を確認し、適切な運転経路を選択しましょう。通行止めや事故渋滞を避けるために、リアルタイムの交通情報を活用しましょう。

昨日のケースですと予め首都高速道路側も予防的に通行止めの措置を取っており、こうした天候の際の”車で本当に移動すべきか否か”という論点も実は再考する必要があると思っています。

以上の3つのポイントを順守することで首都圏大雪時でも安全に雪道運転を行うことができると考えます。慣れない雪道でも冷静に対応し、適切な雪道装備と運転技術、情報の確認を行いましょう。安全な運転を心がけて、冬のドライビングを楽しんでください。