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クルマ好きが2023年の韓国ソウルに行って驚いた5つのこと【ヒュンダイ】【起亜】

現代自動車と起亜で韓国国内のシェアが90%!!さじゃんです。今回取材旅行でチュソク(日本のお盆)の真っ最中に韓国ソウルに弾丸で取材旅行をしてきたわけですが、

今回はカーブログ、クルマジャンキーブログとしての一面を持つ本能ブログとして

韓国ソウルに滞在して驚いた「韓国のクルマ事情」について旅行記番外編としてお届けしていきたいと思います。あまりに違いすぎて本当に驚きましたw

1.目に飛び込むほぼすべてのクルマが韓国車

こちらは韓国の首都にあるソウル駅前の大きな幹線道路との写真です。遠影で分かりにくいですがすべて韓国車なのです。逆に日本では韓国車を見ることのほうが本当に稀で、今まで自分の経験上見たり触れたりしたことが全く無かった韓国車が溢れかえっている現状にただただ驚きました。それもそのはず販売台数ランキングを確認すると

現代自動車(HYUNDAI)と起亜(KIA)の2メーカーで90%以上のシェアなのです!!!VWグループと販売台数世界一を競っているはずの日本のトヨタの「ト」の字も確認することが出来ず3日間で見た日本車といえば、LEXUSのISをなんとか2台といった感じでした。日本で韓国車を見かけない以上に、ドイツ車や輸入車すらあまり見かけない韓国ソウル。後述しますが、複数のタクシーや韓国車に乗ったときの感想も想像以上のクオリティーで「わざわざ割高に他の国の車を買う理由がないな」と素直に思ったのも事実です。

2.日本ではアウト!もクルマが全てフルスモーク車

日本の道路交通法では過去(大体1980年代ぐらいの記憶が)フルスモーク車(運転席、助手席)の視認性の悪さによって法改正がなされ、フロントエリアのガラスに関しては透過率30%以下のスモークは全面禁止になりました。つまり、言葉を選ばなければ検挙覚悟のヤン車オーナー以外は日本ではフルスモーク車は違法ですしほとんど見かけなくなりましたw という訳で自分が撮影した上の写真ですがご覧の通り全車がフルスモーク。ありふれすぎて違和感が最初なかったのですが、基本的にみんなフルスモークがデフォルトなので運転者の顔が見える車はありません。視認性は乗ってみると以外に悪くないとは思うのですが、パッと見は危険そうに見えたりもしました。ここまで大きく法律が違うのは驚きました。

3.クラクション&ホーン鳴りまくり!荒い運転と早い平均速度

これはデザイナーSilverさんにも確認しましたが、国民性もあるようで「せっかちな人」が多い国それが韓国ソウルなのだそうです。漢江(ハンガン)を挟んで大きなバイパスや高速道路が走っているわけですが、タクシーの運転手さんのスピードメーターをチラ見するとリアルな数字は書けないぐらいの速さで走行してましてw 3日間も居るとスピード感には慣れてきましたがそれでも、一度ノーウィンカーの他のタクシーと接触事故になりかけたシーンもあってスリリングなソウルドライブ体験でした。首都高が60km制限で実際は100km近くで走る車も多い都内ですが、体感だと更にプラス20kmぐらい早い印象でした。

4.”デザインの国”韓国らしく非常にカッコいいデザインの韓国車が多い

KIAのK5というスポーツセダンですが非常にカッコいいと思った車の一台です。横から見るとAudiのスポーツバックのようになっていて、ホンダシビック的でもありますがこの車は日本でも売れるだろうな~と思えるスポーツセダンでした。

どの国の車にも似ていないオリジナリティがあり、かつホイールのデザインも現代的でカッコいいなと。補足になりますが韓国でもSUV人気は高く梨泰院では特にSUVを沢山見たような気がします。

HYUNDAIとKIAは現代はメーカーは違いますが親会社は一個であり(途中HYUNDAIがKIAを買収)事実上韓国車は一つのメーカーが製造しています。先程も言いましたがボディカラーは白が人気であまり色味の強い車を一般の方は選ばないんだな~とも思いましした。

IONIQ 5(アイオニック5) | ヒョンデ (hyundai.com)

韓国車のデザインはHYUNDAIのBEV(電気自動車)IONIQ5がワールド・カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いており近年非常にカッコいいと思う車を沢山デザインできているように思います。

5.タクシーすらもEV。BEVの普及率が高め

先程カッコいいとご紹介したIONIQ5も実はBEVでして、金浦空港に降り立った瞬間にIONIQのタクシーが!!めっちゃカッコいいと思って写真を撮っていたら運転手さんが不思議そうにしていましたwそれほど、韓国においてのEV普及率は日本に比べると高くタクシーにも体感的に3~4割EVが採用されており非常に驚きました。日本やドイツに比べるとEVシフトを国を上げて推進しているようにも感じました。北米に置いては日産自動車を抜き現代自動車がEVのシェアを伸ばしているようです。とにかく、日本よりも確実にEVが普通に走っているなと感じる2023年のソウルでした。

まとめ

・走る車の9割が韓国車であり輸入車自体まれ

・フルスモークが標準装備

・激しい運転スタイルとせっかちな韓国人

・世界が模倣しだした韓国車の素晴らしいデザイン

・BEVの普及率が高い

ということでガラパゴス島国出身の自分は大きなクルマに関するカルチャーショックを受けた旅でもありました。ここまで走ってないのか日本車ならまだしも、メルセデスやBMWも珍しく個人的な感覚でいうと高級価格帯のポルシェのSUVを一番見たような気がします。このままEVシフトがうまく行けば韓国国内のHYUNDAIとKIAの一強時代は更に強まると思いますし、ハイブリッド車にこだわってきたトヨタとの日本との大きな考え方の違いに直面したなとも思いました。

おまけですが、タクシーによってはこの様に広告用の液晶ディスプレイが搭載されたものもあってビックリしました。静止画じゃなくてドラマのワンシーンとか普通に流れてるんです、プロモーションのスタイルも大分と違うなと感じました。

以上がクルマ文化の違いを感じた5項目でしたが、個人的にはIONIQは試乗してみたいぐらいカッコいいと現車を見て思っていますので日本でも発売開始になっていますので今後試乗記などもお届けできればと思っています。