井川意高さんの熔けるは最高!本能ブログ編集長さじゃんです。今日ご紹介するYouTubeチャンネルはWebメディア「政経電論」の編集長の佐藤尊徳さんが運営する政経電論TVです。
佐藤尊徳氏は1967年11月26日に生まれ、神奈川県出身です。明治大学商学部を卒業後、1991年に雑誌経済界入社し、創業者の佐藤正忠氏の随行秘書として働きました。
雑誌「経済界」は、1964年に佐藤正忠氏によって設立された株式会社経済界が発行するビジネス雑誌です。この雑誌は、「企業は人で決まる」という編集方針の下、経営者の人物像に深く迫り、主に企業経営者や経営管理層を対象にした内容を掲載しています。元々はフェイス出版として設立され、最初はグラビア雑誌『フェイス』を創刊しましたが、1972年に『経済界』として新たに創刊されました。
「経済界」は月2回発行され、経済界出版からは関連書籍も出版されています。この雑誌は経済やビジネスに関連する幅広いテーマをカバーし、特に経営者インタビューに重点を置いています。また、経済界倶楽部という異業種交流会の運営も行っており、ビジネスコミュニティとしての役割も果たしています。経済界は、経済情報や経営者インタビューを通じて、経営に役立つ知識やヒントを提供することで、ビジネスマンや経営者にとっての必読書となっています。経済界での22年間のキャリアを経て、2013年に自身が設立した株式会社損得舎を通じて、WEBマガジン「政経電論」を創刊しました。
このマガジンでは、「政治・経済が好きになる」ことをコンセプトに、政治や社会問題について独自の視点から分かりやすく情報を提供しています。「政経電論」は、様々な政治経済に関する話題を取り上げ、インタビューやオピニオン記事を通じて情報を発信しています。安倍晋三元首相をはじめとする多くの著名人が同誌のインタビューに登場しています。2017年にはリニューアルを行い、ウェブサイトのデザインやコンセプトを一新し、「行動する人になる」ことを新たなコンセプトとして掲げています。
そんな経済畑バリバリの佐藤尊徳氏と106億円の横領事件で有名なった(著書:熔ける)
大王製紙の元会長井川意高氏がタッグを組んで世相を切る番組が今回ご紹介する政経電論TVなのです。
二人の深い見識を優しく解説
楽天モバイルの巨額赤字がグループ全体のピンチに陥っていると言われている楽天モバイル。ニュースピックスや堀江貴文氏が昨年中心となって解説しておりましたが、政経電論TVでも取り上げられており100万回再生以上の人気回となっております。1000億以上の上場企業の社長(会長)だった経験値から語られる井川意高さんの解説は非常に分かりやすく可能な限り聞き手に分かりやすく伝えようとする姿勢は「本当に頭の良い方」なのだということを逆に伝えてくる印象で毎回すごいと感じます。個人的に難しいことをさも難しい様に伝える人間は頭が良くないと思っています。井川さんは常に聞き手の「理解のしやすさ」を意識しているように見えるのです。
一方の佐藤尊徳さんは長年の取材経験や蓄積された経済界の知見を論理的に解説してくださり親友だという二人のコントラストが非常に良いように作用して個人的には政治・経済の解説をさせたらこの二人が忖度なく最強なのでは?と思っています。
ゲストを迎える回も非常に面白く、二人のメンター的存在の幻冬舎の見城徹氏がゲストに来た回は自民党政治や故安倍晋三総理のエピソードは仲が良いから語られる部分もあり「一般市民が見ている自民党像、政治像」が結構作られたものだと言うことが理解できたりします。
旅好きの方やビジネスマンから実はあまり良い評判を聞かないJAL。そんな航空業界の闇に触れています。日本の航空会社は事実上JALとANAの2強状態で運営されて長いですが我々一般人が知り得ない航空業界の闇とは一体。。。ぜひ動画をご覧いただけたらと思います。
井川意高氏について詳しくない方の為に補足すると、エリエールブランドを立ち上げた有能な大王製紙三代目社長にして、現役で東大法学部に入学&卒業しているスーパーエリートです。略歴的には1964年生まれの日本の実業家で大王製紙の前会長です。彼は同社創業者の孫であり、経済界ではエリエールブランドを立ち上げた「ティッシュ御曹司」として知られています。井川氏は大王製紙事件で知られるようになり、これは彼がカジノで106億8000万円を使い込んだ背任事件でその結果、有罪判決を受けて収監されました。井川氏の私生活では、彼は派手な交友関係を持ち、藤原紀香などのタレントや田丸麻紀のようなモデルと交流がありました。また、マカオやラスベガスなど、世界各地のカジノを頻繁に訪れていました。彼はギャンブル癖があったものの、刑期満了後にはその熱が冷め足を洗ったと述べています。また、高級車を複数台所有していることでも知られています。井川氏は1年半の間に106億円をカジノで散財し、これは大王製紙から不正に融資された金額でした。大王製紙側が創業家一族には絶対に逆らえない社内風土があったことが、このようなずさんな融資が行われた背景にあります。彼はこの金額の一部を返済しましたが、事件発覚時には約50億円が未返却でした。この後、井川氏は大王製紙から追放され、創業家一族は経営の主要ポストから外されました。井川氏に対する刑事告発と裁判を経て、懲役4年の実刑判決を受け、刑務所に収監されました。借金の返済は、結局、大王製紙創業一族が行ったようです
個人的には井川意高さんのファンで舌鋒鋭く世相や時事ネタを切り込んでは居ますが、語り方が非常に上品で育ちの良さが伺われますしメタで「物事を見れる」方だと考えております。創業家の3代目というと優秀なイメージはない方も多いかもしれませんが厳格な父親に育てられその期待に答えて大王製紙をスケールアップした経営手腕を感じるコメントが多数政経電論TVでも寄せられていますし、昨年解説した井川意高氏本人のYouTubeチャンネルも10万人を早くも突破しており”現代に求められている論客”だと個人的には感じています。
政経電論TVもオススメですし、井川意高氏のチャンネルも非常に面白いのでぜひ一度ご覧になって頂けたらと思います。大小問わず経営者には刺さるチャンネルだと思っております。