前回お届けした、かっこいいWindowsPCが欲しい企画!
SurfaceやLenovoの変わり種PCも含め3機種に絞って検討してきました。予算は対抗馬であるM4MacBook Proのボリュームゾーンである27万円~35万円程度。自分の購入メイン作業環境を整理します。
・ワード・エクセル・パワポなどのオフィス系ソフトが作業の中心
・写真家としてLightroomクラシックやDxoなどの画像ソフトを毎日使う
・ゲームは全くしない
・ブログの執筆やたまに動画編集
こんな感じです。GPUに求める性能は高ければ高いほど良いんでしょうけど、ゲームはしませんしアドビの映像関係のソフトが快適に使える環境を構築するのが目的です。
マイナーチェンジしたZenbook Duo(2024)モデルに決定!
前回お届けした3機種の中で購入したのは2画面PCを積極的に展開するASUSから、発売しているZenbookシリーズDuoモデルしかもマイナーチェンジした2024年モデルを購入することにしました。購入の決め手は、Lightroomクラシックの2画面現像がとてもしやすそうだった事。実際にLightroomクラシックを触ったことがある方なら分かると思いますが、現像後の比較であったり拡大しながらのレタッチだったりと1画面で現像すると倍以上時間がかるのがマルチモニターだと本当にストレスフルに作業できます。
左側のサブモニターは以前から使っているモデルですが、上下に画面で現像したい画像を確認しながらの作業は本当に効率的ですし何より3Kの美しいOLEDパネルが2画面同じスペックで並んでいるが本当に気に入っています。
以前のモデルは横長の小さな画面がキーボード丈夫に設置されていて以前のMacBook Proのツールバーを大きくした感じでした。しかし、この形がユーザーからは不評だったのか今年モデルはメインディスプレイと同じサイズの画面をキーボード部に設置してスクリーンキーボードとしても使えるしマルチモニター環境をどこで実現するために分離型のキーボードがタッチパッド搭載で登場した形に。
ストレスレスの最新インテルチップセット
スペックをおさらいします。
OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 185H
GPU:インテル® Arc™ グラフィックス (CPU内蔵)
AI機能:インテル® AI Boost (NPU AI エンジン)
ディスプレイ:OLED14.0型, 120Hz, グレア, タッチパネル搭載
メインメモリ:32GB
ストレージ:SSD 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)
BTOモデルじゃないハイスペックPCのストレージが最初から1TBあるのは購入の大きな動機になりました。年々WindowsPCのOS自体の容量も大きくなる傾向にあってライカの最新機種のモデルのRAWデータは余裕で1枚60MBほどあるので、32GBのメインメモリも魅力的でした。NVIDIAのGPUは残念ながら搭載されていませんが、インテルの現状最強チップセットともいえるCoreUltraに組みづけされたArcグラフィックスもLightrooやPhotoshopでは非常に快適に使えています。これが本格的なゲームや動画編集となると未知数な部分はありますが自分のようにビジネスユースメインならオーバースペックとも言える仕様だと思っています。
いつでもパワフルな作業環境を持ち出せる強み
こうしてキーボードを装着すると薄さや軽さも相まって普通のラップトップPCにしかみえません。キーボードを装着しても1.6Kgしかないので本当に持ち出すのもストレスがありません。左側にたくさんUSB-Cのデバイスが装着されていますが、いざプレゼンやカフェなどの作業環境ではすべてを取り外して仕事できるのは大きなメリットですし、PCを使い分けることなく同じ環境でいつでも写真現像や画像編集できるのは本当にストレスが無く購入してよかったなと思っています。
タブレット、2画面PC、通常のラップトップと3パターン以上可変するPCと聞くとイロモノ感があるように感じるかもしれませんが以外にも普通のノートPCとして使えるのがASUSのパッケージの素晴らしさだと思いますし、昨年までの2画面モデルと違いブラッシュアップし同じ仕様の2画面を搭載したというのは英断だったと思います。
最新のインテルチップセットを搭載しストレージも1TBでアマゾンなら30万アンダーで購入できます。直販なら34万円ほどですが。MacBook Proのデザインが全く変化せずiPhoneを含め進化が飽和したAppleと決別して新しいPCの形を模索してみませんか?
今後もZenbookのレビューをお届けいようと思っています。案件なし、盛りなし、提供なしのガチレビューで今後もお届けします。