ニュースを見た瞬間に「FUJIFILMがまた面白いことやってるな!ポチりたい!」と心をわしづかみにされた縦構図カメラ FUJIFILM X half(X‑HF1)。この記事ではスペック紹介だけでなく、縦長SNS全盛の今、スナップカメラの新しいコンセプトとしてこのカメラが刺さる理由を徹底的に語ります。
“ハーフ判×縦構図”という唯一無二のコンセプト
1963年のフィルム機「FUJICA Half」から着想を得たX halfは、縦3:4アスペクト比の1インチセンサーと32 mm相当F2.8単焦点レンズを搭載。
スマホ感覚で縦構図の静止画・動画を撮れるうえ、写ルンです™と同じ画角で日常スナップを存分に楽しめます。
さらに、撮影毎にレバーを巻き上げるアナログ操作や、撮り切るまで再生できないフィルムカメラモードなど、フィルム時代の“所作”をデジタルで再現。「過程」を楽しむカメラとして新境地を切り開きます。
SNS時代を制する「縦長クリエイティブ」
- 最適化された縦3:4センサー 縦長の画像はスマホに取り込んだらTikTok・リール・YouTube Shortsなど無加工アップロードすることができます。
- 2in1ディプティック — 連続する2コマを横並び保存。ビフォー→アフターや“ツーショット”など使い方が無限大です。
- ライトリーク&期限切れ風フィルター — “エモい”色や光漏れなどのフィルタをワンタップで利用可能です。
- コンタクトシート自動生成 — 撮影が終わるとアプリに“デジタル現像”され、フィルムのアナログ感を楽しむギミックがたくさん用意されています。
- 約240 gのポケットサイズ — スマホ+αの荷物で、街歩きからフェスまで気軽に持ち出せます。
主要スペック早見表
項目 | 仕様 |
---|---|
センサー | 1型 裏面照射CMOS(有効1,774万画素) |
レンズ | 32 mm相当 F2.8 単焦点(AF対応) |
ファインダー | 縦位置光学ファインダー |
液晶 | 2.4型 縦向きタッチLCD+サブLCD |
記録形式 | JPEG(RAW非対応) |
動画 | 1080×1440/24 p(縦構図) |
特殊機能 | 2in1組写真、フィルムカメラモード、ライトリーク等フィルター |
フィルムシミュレーション | 全13種(REALA ACE ほか) |
バッテリーライフ | 最大880枚(OVF使用時) |
質量 | 約240 g(バッテリー・SD含む) |
発売日 | 2025年6月下旬 |
価格 | オープン(実売予想:約11万円前後 / US$849.99) |
カラーバリエーション | ブラック / シルバー / チャコールシルバー |
※仕様・価格は2025年5月22日時点の公式発表と各メディア速報を基に作成。
注目ポイント&購入意欲が爆上がりする理由
- スマホでは得られない“撮る行為の高揚感” — レバー巻き上げ&現像待ちのドキドキ体験。
- “写ルンです”令和版の色味 — FUJIFILMならではのフィルムシミュレーション13種+新フィルター。
- 縦構図専用ハード — センサー向きを物理的に回したことで、縦撮りAFが爆速かつ無理のないホールド感。
- シンプル操作×JPEGオンリー — 難しい設定やRAW現像から解放され“撮って出し”でSNS即シェア。
- チェキプリントまでワンストップ — アプリとinstax Linkがあれば、撮影→シェア→プリントがシームレス。
購入前に知っておきたい弱点
- RAW非対応でJpeg撮って出しのみなので本格レタッチ派には不向き。
- 4K動画は撮れず、1080×1440/24 pまで。
- 単焦点32 mm固定。ズーム派は要注意。
- 価格は税込11万円前後と“写ルンです”感覚で買うには高価。
それでも気軽にとれるスナップカメラとして間違いなくハマる層はいるはず。
比較検討したい競合モデル
- FUJIFILM X100VI — APS‑C & RAW対応。画質重視ならこちらだが価格約25万円。
- RICHO GR IIIx — APS‑C & 40 mm相当。スナップ最強機種ですが買えない、、、
- PENTAX 17(フィルム) — 真のハーフ判フィルム機。現像コスト&手間がネック。
予約・購入情報
国内では主要家電量販店・オンラインショップで近日予約開始。人気爆発の予感があるので、気になる方は発売前にメール通知登録を強くオススメします。