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元マセラティオーナーがレヴァンテに試乗したら驚愕の結果に!(後編)

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前編では試乗までの内装であるとかオーディオ関連のレビューを行いました。地デジが搭載されているのにほぼ見れないという驚愕の結果はさておき、イタリア車の真髄である「走り」の部分は一体どうなのか?今日はその辺をお伝えしていきたいと思います。

エンジンサウンドは意外とV6のほうがスポーティー

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まず試乗したのはガソリンモデルのベースモデルである、レヴァンテグランスポーツ。現在乗っているP社製SUVとほぼ同じスペックで単純比較が出来ると思い楽しみにしておりました。

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内装も落ち着いた感じとは裏腹に、スポーツボタンを押してスポーツモードに入れると

アイドリングからエンジンサウンドが一変爆音に

これは以前試乗したV6のギブリともまた違うサウンドでスポーツカーに乗っているような錯覚を覚える素晴らしい変化だと思います。毎日同じ車に乗っていると、たとえ大好きであっても”変化”が欲しいときがあります。高速道路に出たとき首都高の山手トンネルなどエンジン音を聞きたいときなどはかなり気分の上がるモードなのではと思いました。足回りは全グレード共通のエアサスが搭載されており、スポーツモード時は自動的に車高が下がりダウンフォースを稼ぐ計らいも。運転席に座りハンドルを握っていると、望外に良い乗り心地とは裏腹にリジットに加速していく感じはまさにスポーツカーを運転しているそれでした。SUV界においてもっともスポーツカーに近いと評されるP社のSUVと比較しても引けを取らないフィーリングであり運転者も同乗者もみんな嬉しいそんな一台に仕上がっていると思いました。

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リアトランクは鍵を持っている状態であればメルセデスシリーズと同じ両手が塞がっていてもキックでオープンすることが出来ます。トランク容量はフルサイズSUVにしてはやや小さい感じもしましたが必要十分な大きさと言えると思います。

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どの角度から見てもエレガント。これこそまさにフェラーリでもなくランボルギーニでもなくマセラティの上品な世界観だと思っており素晴らしいデザインだと思います。基本的に走りに関する装備はどのグレードでも一緒なのでレヴァンテ購入はまさに

どのエンジンにするかで悩むSUV

なのだと思いました。ディーゼルエンジンモデルは試乗をしなかったのですが、ディーゼルエンジンとは思えないサウンドだと評判であると聞きました。(ディーゼルエンジンもV6)この辺のこだわりが日本車でもドイツ車でもない部分なのだと思いました。

F488と同等のエンジンである最上位トロフェオ

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ガンメタリックというかシルバーグレーのような素晴らしい外装色のキングオブレヴァンテことレヴァンテトロフェオ。トロフェオとはイタリア語で「トロフィー」を意味し文字通り頂点を表すモデルとしてレヴァンテのデビューから遅れること2年、フェラーリエンジンである3.9L V8 エンジンを搭載して現れました。

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前回の記事でマセラティはモデルであまりその差異を表現しないと言いましたが、最上位であるトロフェオもまさにそれで2000万円オーバーなのにリアには「トロフェオ」の文字はどこにもありません。このさり気なさが美学なのかもしれませんが、やっと見つけたトロフェオの文字は

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リアのサイドクォーターのマセラティエンブレムにトロフェオの記載が!マジでさりげなさすぎてビックリです。

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内装はこちらは赤になっており、以前自分が乗っていたグランツーリスモも赤でしたので非常に懐かしくかつ更にレザーの質感が上がった感じがしました。内装も先程のV6グランスポーツと同じで微細な変更に留まっております。

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アナログ時計のデザインが変わっていたりするぐらいでしょうか?マセラティって本当にどのモデルに乗っても同じ雰囲気を享受できるのでコストパフォマンスを考えるならば安い価格のモデルが有利かなと思えるぐらい一緒でしたw

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トロフェオには専用の大口径22インチホイールが装着されておりこれは、下位モデルとの大きな違いと言えるかもしれません。こんな大きなホイールを履いているSUVって個人的にはランボルギーニ・ウルスぐらいしか知らないですw

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個人的にはこちらのV8フェラーリエンジンモデルの試乗を非常に楽しみにしておりました。フェラーリのV8エンジンは毎年毎年”エンジンモデルオブ・ザ・イヤー”に選ばれる素晴らしいエンジンでフェラーリの主力モデルの488にも搭載されております。期待して乗り込んでまず一般道を運転してみると

V6モデルよりかなり静粛性が高い

否が応でも気付かされます。それはスポーツボタンを押しても尚変わらず、正直言ってフェラーリのエンジンとは思えないかなり大人な味付けがされておりビックリしました。それでも、スポーツモードに入れ回転数があがるとフェラーリの顔をのぞかせてくれ素晴らしいエキゾーストノートであることは間違いありません。しかし、回転数が上がらない都内の一般道や渋滞ではフェラーリのエンジンが乗っているモデルを運転している!という充足感は残念がら得ることは難しいかと思います。レヴァンテはすべてのモデルが静粛性向上のため二重ガラスですべての窓が覆われており外気の音はほぼ聞こえないと言っても過言ではありません。トロフェオを選ぶ方は最上位という充足感とやはりフェラーリのネームバリューが加わるという想いで購入されるはずで、V6モデルよりも静かでジェントルな乗り心地に2000万円オーバーというプライスに価値を感じることは個人的には難しかったです。ですが、それはマセラティの企業理念であり

どのグレードでもマセラティの満足感を

というコンセプトからは外れていないのである意味で車作りの方向性は一貫していると思います。

レヴァンテのベストバイモデルとは?

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では、一般道や高速道路をディーラー様のご厚意で長時間運転させていただいた身としてレヴァンテをフラットな視点でプライスも考慮し選ぶなら

1位 レヴァンテグランスポーツ V6

2位 レヴァンテディーゼル V6

3位 レヴァンテグランスポーツS V6

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となると思います。見た目にはどれも一緒ですし(ほぼ)

マセラティを体験してみたい!

P社に匹敵するスポーティーなSUVがほしい!

という方には間違いなくオススメです。カイエンやマカンから乗り換えても全く遜色のない走りですし、エアサスの効果もあって非常に乗り心地に優れた車になっており完成度は非常に高いです。ですが、件の地デジの件であったり”走り以外の”部分でのトラブルが無いことは無さそうです。グランツーリスモ時代も運転席のドアが開かなくなったりとかもありましたのでそういった事が無いような作りに進化していることを望みます。

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個人的には非常に悩ましく、トロフェオにするかV6にするかも難しいですし値段帯を考えれば他社のSUVや4ドア車も十分に狙えます。マセラティにまた乗りたいという想いも強いものの現在乗っているカイエンやマカンもやっぱり完成度の高い車で改めてその素晴らしさに気づけたのも事実です。ですが、イタリア車のSUVの中で間違いなく最上位の品質を持っているのは疑いようもない事実なのでドイツ車フリークの方も気になったら一度試乗して頂けるとその素晴らしさに触れてエレガントな内装や世界観にハマってしまう方もいるかも知れません。今後はフェラーリのSUVも登場すると噂されておりその前にフェラーリのエンジンのSUVに乗っておきたいという方には間違いなくトロフェオがマッチするかと思います。トロフェオに関してはフェラーリのつもりで乗らずに

レヴァンテ最上位モデルに乗っているんだ

という気持ちで接すると良いかもしれません。

 

長くなりましたがマセラティ愛伝わったでしょうか?wまた違う輸入車のレビューもしていけたらと思っていますのでまた読んでいただけたら幸いです。