Android買うのはP20以来。時々浮気しちゃうホッピーです。
10月1日から予約が開始され、15日に発売されたGoogleのスマホPixel5。価格もiPhoneほど高くない割に、超広角でもナイトモードが使えたりとiPhone11に勝る点も多く、シンプルなデザインとちょうどいい大きさと、そこまで最高性能の端末が必要ないAndroidユーザーにはおすすめの端末レビューです。
ノッチがなく、細く均一なベゼルできれいなディスプレイ
Pixel5のディズプレイは6.0インチで解像度は1080×2340。最高リフレッシュレートは90HzとPixel4と同じですが、ノッチがなく4辺とも細ベゼルで囲まれたシンプルなデザインは見ていて非常に気持ちがいいです。インカメラのパンチホールのみのほぼ全面ディスプレイは本体を小型化しても画面は大きいままにすることができています。
CPU性能は最高ではないが不足なし
Pixcel5に搭載されているCPUはSnapdragon765Gです。Pixcel3が845、Pixcel4が855ということを考えると若干の性能ダウン。スマホの性能も日々進化し、ミドルスペックのCPUといえども日頃仕様するには十分すぎる性能があります。どうしても価格が高くなる最高性能のCPUよりも必要なスペックのCPUを搭載して価格を下げたGoogleの判断は間違いではないと感じます。逆にメモリはPixcel4の6GBから8GBに増えていますので、ベンチマークが低くても使い心地に影響はないと思われます。
カメラ性能
新しく0.6倍の超広角レンズを搭載。iPhone11シリーズと同様に広い範囲の写真を撮ることができます。Google Pixelと言えば、暗い場所でもソフトの処理で明るくきれいに移すことができるナイトモードがありましたが、Pixcel5ではこの超広角レンズでもナイトモードを使うことができるようになりました。iPhone11は超広角レンズでのナイトモード撮影ができなかったので、ここは買い替えのポイントになる人も多そうです。
※iPhone12でも無事全レンズでナイトモード使えるようになったので、12買える人はかったらいいさ!
通常レンズでの撮影
左側ノーマルモード 右側ナイトモード
超広角レンズでの撮影
左側ノーマルモード 右側ナイトモード
さすがPixelの画像処理はきれいですね。暗い中でも十分明るく撮してくれます。そして超広角レンズでのナイトモードでここまでの画像が撮れるのは、iPhone11の超広角レンズでノイズばかりの画像を量産していたホッピーにとって嬉しいの一言。夜の店内なんかでもきれいな写真が撮れるかな~と期待が高まります。
顔認証なし、指紋認証はコロナ禍で逆に利点
Pixel5はフロントカメラでの顔認証は搭載されていません。Pixel3まで搭載されていた背面の指紋認証が復活しました。常にマスクをするようになってしまい、顔認証を切り、指紋認証に切り替えた判断は、iPhone12でも顔認証にこだわるAppleとは対照的です。また、顔認証をやめたことによって、フロントにセンサ類を搭載する必要がなくなり、ベゼルレスのパンチホール型の液晶にすることができたというメリットもあります。
その他にもバッテリー容量が4080mAhとiPhone12の2,775mAh、12 Pro MAXの3,687mAhよりも大きく、逆充電ができたり、防水防塵対応だったり、必要な揃っています。
これは万人にちょうどいい端末なのでなはいか
これまでPixelといえばGoogleの本気を詰め込んだ新機能満載の高性能端末でしたが、最高スペックを追い求めるのではなく、必要な機能を必要十分なスペックに落とし込んだPixel5。守りの姿勢に残念な声も一部あるようですが、Pixel3から培ったナイトモードの画像処理はおみごとの一言。iPhone12で追いついてきたAppleのカメラを一段安い値段で使える良端末だと思います。iPhoneが10万円近い価格帯になってる中で74,800円という価格で出してきたちょうどいいスマホ。Pixcel3あたりを使っているAndroidユーザーやiPhone12miniを検討しているユーザーにはおすすめの端末になりそうです。