みなさんこんにちは、トモGPです。新発売のiPhone 12 Proのカメラは一体どの位優れているのか?ということで、試し撮りも兼ねて千葉県は南房総までドライブに出かけてきました。東京方面から南房総方面へ車で移動する場合、通常ですと首都高か東京湾アクアラインを利用しますが、今回は東京湾フェリーを利用して海を渡りました!というのが前回までのお話。そしてフェリーはいよいよ千葉県に到着します!
千葉県南房総エリア
都心から車で約90分とドライブするにはもってこいの千葉県南房総エリア。千葉県は房総半島の南端に位置し、南房総市の他に近隣の富津市や館山市、鴨川市なんかもこのエリアに含まれます。観光スポットとしてはマザー牧場や鋸山、鴨川シーワールドなどが有名です。半島の反対側に位置する鴨川や勝浦は、実は僕の母親の出身地であり幼少期によく訪れた多少縁のある場所なのですが、今回散策する金谷周辺からは少し距離がありますので、残念ながら今回はスルーです。最後に訪れてからもう何十年も経ちますので、こちらはまた改めて訪れてみたいと思います。
金谷港
さて、久里浜からフェリーが到着したのは富津市の金谷港。まず降り立って感じたことはフェリーに乗船した久里浜港との活気の差です。金谷港は明らかに観光地として確立させるべく地域一丸となって盛り上げている感じがしてとても明るい雰囲気でした。千葉県のもう一つの玄関口といった雰囲気ですね。
金谷港に到着するや否やお出迎えしてくれるのが、レストランやお土産物屋が集う複合施設「ザ・フィッシュ」です。この年になると”食べること”がほぼ旅の醍醐味となってきますので、まだ到着したばかりですがいきなりお土産を物色してしまいますw。
デパ地下のような食品売り場など子供の頃はつまらなくて大嫌いでしたが、今はこういったお土産物屋や食料品売り場にとにかく目が無くなってしまい、こういう時「あぁ、大人になったなぁ、、。」とつくづく実感します。千葉県の名産品といえばピーナッツですが、こちらではやはり海産物!気がつくとあっという間に時間は経過してしまいますから、お楽しみは明日にとっておくことにして、とりあえず宿に向かいましょう。
鋸南町周辺
日も落ちてきて、宿周辺の海岸も昼間とはまた違った様相をみせて非常に素敵な雰囲気です。夕方の淡い空の具合もこんな感じで撮影できますので、iPhone 12 Proなかなかの描写力です。
▲お気に入りの超広角モードにて撮影
宿のロケーションもバッチリ、バルコニーから見える景色も非常に綺麗です。この日は天候に恵まれていたため、海を撮影するのには最高の一日でした。
iPhone 11からの進化を一番感じることが出来るのはこのナイトモードでしょう。画像の処理能力が向上したため、より明るく鮮明な夜景を撮影することが可能となり、以前よりも確実に実用的になったのではないでしょうか。
料理の写真もここまで綺麗に撮影することが可能であれば、もうわざわざ鞄からコンデジを引っ張りだす必要はありませんよね?
漁港がすぐ側にあるので、お刺身などの大半はその日水揚げされたものばかり!お刺身もプリップリで醤油をつけなくても甘味を感じる程です。名物の鯛の煮付けは、この地域ではおもてなしの際に振る舞われる料理とのことで宿自慢の一品とのこと。箸を入れるだけで崩れ落ちる程軟らかく煮込まれており、甘辛い味付けも最高の一言。この他にも食べきれない程多くの絶品料理に舌鼓を打ち、大満足のなかこの日は終わりました。
二日目
今回の旅は本当に天候に恵まれ、翌日も無事快晴となり見晴らしも良さそうなので、この日は”鋸山”に登ってみることにみることにしました。
鋸山
正式な呼び名は乾坤山(けんこんざん)といい、古くは江戸時代から採石が盛んに行われていた山で、その結果山肌が鋸状になったことから"鋸山"と呼ばれるようになったとのことです。山頂付近へは車でも行けますがロープウェイで昇ることも可能です。
もちろん今回はせっかくなのでロープウェイで登りたいと思います。
メチャクチャ本格的なロープウェイで、その高さはなかなかなもの!強風でかなりゴンドラが揺れるも、添乗員さん曰く本当に風の強い日はカラダが斜めになる程揺れるとのことなので、一安心しましたw。
山頂にはこんな看板が。あまり調べずに登ってみたのですが、どうやらここからハイキングのような感じで色々なスポットを巡ることが出来るみたいです。とりあえず近めの"百尺観音"と"地獄のぞき"を目指し出発することにしました。
ところが出発したものの、これがなかなかの勾配と悪路でハイキングというよりはもはや”登山”。すれ違う帰りの人達の”尋常じゃない疲労困憊ぶり”により恐怖感を掻き立てられます。とりあえず気持ちで負けぬ様まずは百尺観音へ!
険しい山道を抜けると突然切り立った採石跡が!空気も急に冷たくなり一気に雰囲気が変わりました。そしてその先へ進むと、ありました。
百尺観音
想像以上に大きい!完成したのは昭和41年と比較的新しい観音像ではありますが、その制作期間はなんと6年間とのこと!その長い製作期間から、岩肌を削り出して彫刻を製作することの困難さがよく分かります。しかし大きい、あまりの大きさと迫力にいきなり度肝を抜かれてしまいました。
そしてその百尺観音のちょうど真上にあるのがどうやら"地獄のぞき"のようです。
ヘロヘロになりながら山頂に到着すると急に見晴らしが良くなり、そこは正に360°の大パノラマ!昨日お世話になった宿や、東京湾を挟んで横須賀の方まで良く見えます!
その先にあるのが”地獄のぞき”です。
地獄のぞき
あまりの高さに正直足がすくみましたが、先端まで行き下を見下ろすと、先程観音様を見上げた場所が!
そして反対側はこんな感じ、何だかジュラシックパークの世界みたいじゃないですか?最高の天気と雄大な景色はそこまでの足の痛みや疲れもぶっ飛ぶ程でした。
南房総の観光地として真っ先に思い浮かぶのは、やはり「マザー牧場 」や「鴨川シーワールド」ですが、訪れた時の感動やインパクトでいったら鋸山がダントツで優勝です。ただしもしみなさんが訪れる時は必ずスニーカーで行くことを強くおすすめします。そしてくれぐれも最初のデートでは絶対に行かないように気をつけてくださいね。奥の方まで散策しようものなら汗だくのヘトヘトになり、せっかくのメイクも台無しになってしまいますからw。
iPhone 12 Pro カメラ総評
今回iPhone 12 Proのカメラを丸二日間使用してみて、広角、超広角に加え接写とナイトモードとその全ての機能が実用に足るもので、前回も記した通りスマホカメラの”おまけ感”は僕の中で完全に無くなりました。単体ではもちろんのこと、一眼レフを担いで撮影に出かけた時なんかのサブ機としての役割も十分に果たせる位になったと思います。何より普段の生活の中で、明らかにカメラアプリを起動させる機会が増えたのがその証拠だと思います。
ここまでの性能であれば、”カメラ愛好家”の方達にとってもiPhone 12 Proのカメラは十分に満足していただけるのではないでしょうか。
ここまで偉そうに色々と語ってしまいましたが、何だかんだ言ってもやはりAppleは大好きな会社ですので、期待する部分も大きくなってしまいます。ですから、Appleさん!!次回のiPhoneこそは、カメラ性能はそのままに「USBC」と「指紋認証」!本当によろしくお願いします!
ではまた次回に!