そういえば”携帯本体0円”なんて時代もあったなぁ、と最近ふと昔を思い出すトモGPです。先週ようやく自分の手元にも届いたiPhone15 ProMax、
そんなに大きな変わり映えはなくともやはり新しいガジェットは嬉しいですしワクワクするものです。というわけで1週間新しいiPhone15 ProMaxを使い倒してみましたので、今回はそのレビューを含め特に良かった点3つを紹介していきたいと思います。
チタンボディ採用による軽量化
iPhone15 ProMaxを箱からとり出しまず最初に手に取ってみて感じたのは新鮮なマットな触り心地とその意外な程の軽さ、iPhone15 ProMaxを購入して最初に感じる違いはチタンボディ採用による変化かと思います。重量に関しては、
・iPhone14 Pro:206g→iPhone15 Pro:187g
・iPhone14 ProMax:240g→iPhone15 ProMax:221g
と14ProMaxから乗り換えた人でも十分わかるほどの軽量化を実現しています。
自分はiPhone12 ProからiPhone15 ProMaxへの乗り換えなので当然重量は重くなっているはずなのですが、ProMaxの見た目の大きさから想像する重さと全然違うため非常に軽く感じてしまいます。そもそも自分はProMaxの購入は初めてなのでその大きさや重量など使用感においてかなり心配な部分がありましたが、意外なほど違和感無くスムーズに機種の移行ができているかと思います。ProMaxに興味あるけれどサイズや重さが心配な人にこそ今回のiPhone15 ProMaxはおすすめかもしれません。
アクションボタンの利便性
今回このiPhone15の特徴として意外と忘れられがちなのがこの”アクションボタン”の採用です。従来のサイレントスイッチが廃止され、その代わりにシリーズ9のApple Watch Ultraに搭載されているアクションボタンがなんとiPhoneにも搭載されました。サイレント切り替えだけではなく様々な機能を割り振ることが可能です。カメラへの切り替えだったりボイスメモの発動であったりなど、自身の使用スタイルに合わせて自由にカスタマイズすることができるのです。
正直サイレントスイッチの廃止はAppleにとっては大きな決断だったと思いますし自分も当初は”サイレントスイッチ無くして大丈夫?”と思いました。割り振ることができる機能は”1つ”ですし結局サイレントスイッチとして使用するのではないかと。しかしよく考えてみればスマホなんて大体1日中マナーモードにしっぱなしですし解除する場面なんてそうはありません。そう考えるとなんだかこの仕様変更は”マナーモードの切り替えなんてわざわざ物理スイッチにする必要はないんだよ”というある種Appleからのメッセージの様にも感じます。そんなアクションボタンですが自分はカメラ機能を割り当てています。画面オフ状態からワンタッチでカメラが起動できるのは予想上に便利、スマホのメニュー画面を経由することなくカメラ機能を立ち上げることができるのはまるでコンデジを触っている様でカメラ好きとしてもテンションが上がります。
カメラ性能の向上
(15ProMax 等倍 ノーマルモード)
カメラ性能の向上といっても14Pro/14ProMaxからの大きな変化は15ProMaxの光学5倍ズームのみですので、現在14Pro/14ProMaxを使用中の人にとってはこのカメラ機能においては真新しい進化はほぼ無いと言っていいかもしれません。しかし自分が現在使用しているのはiPhone12 Pro、どちらにせよカメラの性能はアップしたので自分としては嬉しい限りです。屋内で撮り比べてみましょう。
(12Pro 光学2倍 ノーマルモード)
まずはiPhone12pro、
(15ProMax 光学2倍 ノーマルモード)
続いてiPhone15 ProMax、並べてみるとこんな感じ
(左:12Proで撮影、右:15ProMaxで撮影)
色味に関しては自動補正がかかる具合に差があるので何とも言えませんが、iPhone15 ProMaxで撮影した写真の方がフレアをおさえオブジェクトの輪郭がハッキリしているのが見て取れます。この様な一目見てわかる進化は取材の撮影で頻繁にiPhoneのカメラを使用する自分にとってはシンプルに嬉しく思います。
ますます遊べるポートレートモード
(15ProMax 光学2倍 ポートレートモード)
擬似的に単焦点レンズで撮影した様な"ボケ"を作るポートレートモード、もともとオマケ的なこの機能ですが個人的には大好きです。そんなポートレートモードが"より遊べる機能"としてiPhone15には搭載されています。さらにこのProMaxにおいては光学5倍ズームがそのままポートレートモードにも使用できる様になっています。擬似的なボケとはいえポートレートモードとズーム機能を駆使すれば、上のミーアキャットの写真の様にまるでナショナルジオグラフィックみたいな作品まで簡単に撮れてしましまうのがこのきのの魅力です。また今までは他社アプリなどでは可能だった被写体深度や焦点ポイントの変化をiPhone15では純正写真アプリの編集から行える様になりました。つまりこの様に、
手前にフォーカスしたり、
奥にフォーカスしたりと、 擬似ボケならではの楽しみ方もできてしまうわけです。少しいじるだけでSNSに投稿する写真も一気に映え度がアップ、意外とこの機能を紹介しているサイトは少ないのでまだご存知無い方はぜひ試してみてください。
(15ProMax 光学5倍 ナイトモード)
実際に光学5倍ズームを使用する機会なんてほとんど無いと思いますが、このスペックのカメラ機能がこのスマホに搭載されているという事実がガジェット好きの心を大いに刺激するのです。別に自分はスペック厨ではありませんがガジェットにおけるこういった要素に萌える気持ちは万国共通だと思っています。
USB-Cポートが便利なのは当たり前
今回のiPhone15における大きな変更点としてライトニングポートが廃止され、その代わりについにUSB-Cポートが採用されたことが挙げられると思います。しかしUSB-Cポートに関して利便性が良いのはもはや周知の事実であり、以前からiPhoneユーザーの間でも熱望されていた部分でもあります。ですので今回のiPhone15 ProMaxの利点を挙げる上でこの”USB-Cポート採用”に関しましてははあえて除かせていただきたいと思います。
まとめ
というわけでiPhone15 ProMaxを1週間使ってみて感じたメリットをまとめますと、
・チタンボディ採用による軽量化
・アクションボタンの利便性
・カメラ機能の向上 (特にポートレートモード)
この3つが特に大きいと感じました。
当然ですが自分がいままで使用していたiPhone12 Proの様に現在使用している機種が古ければiPhone15 ProMaxに乗り換える恩恵は大きいかと思いますが、チタンボディであったりアクションボタンやUSB-Cポートと14Pro/ProMaxからの乗り換えも十分にアリかと思います。これから更に使い込んでみて新たな魅力や気になる点など今後もまたお伝えしていきたいと思います。
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