適応型オーディオの出来が素晴らしい!さじゃんです。新型iPhone15シリーズのインパクトに隠れがちなAirPodsProのアップデート。イヤホン本体のアップデートよりもケースがUSB-C対応の充電ケースになったと思っている方が大半だと思いますが実はイヤホン自体もアップデートされていたんです。今日は開封の儀を交えながら最新型のAirPodsPro(第2世代)USB-Cモデルを本能ブログ的に解剖していけたらと思っています。
パッケージデザインはLightningモデルと大差なし
届いた瞬間にあれ?本当に新型のAirPodsPro注文したよな!?と疑ってしまうぐらい、パッケージデザインは一緒です。裏面を見てすぐ確認したくなりましたw
しっかりと、「AirPodsPro(第2世代)」と「MagSafe充電ケース(USB-C)」のもじを確認しました。ミニマリズムも良いのですが、アップルって企業体質的に大幅なアップデートでもパッケージデザインがあまり変わらなかったりする印象もあるので買うときには慎重に確認が必要です。特にアップルストアオンラインではなくヨドバシカメラやビックカメラのようなサードパーティ的店舗で買う際は特に注意が必要です。
USB-Cに関する記述は側面にはありませんwミニマリズムの極地ですねいつもアップルさんは。
開封してもいつもの感じで、本体と簡単なマニュアルが添付されています。デザインはカリフォルニアですって文字は何故か無くしませんよね?iPhone15ProMAXでさえインド生産だ、中国生産だと騒いでいるのに気にする方居るんでしょうか?
アップルにしてみれば「アメリカでデザインしてるし!OEMみたいなもんだから!」と言いたげにも見えて滑稽ですが。
しかし開封してみると、本当にUSB-Cに変更されており本当にLightningと決別したんだと少し嬉しくなったのも事実です。iPhone15勢もきっと同じ気持ちなんだろうとシンクロしましたw
第2世代のLightningモデルと形状は同じです、本当に端子が変わっただけといった感じ。
取り外すとイヤーチップとUSB-Cケーブルが同包されています。個人的にはアップル純正のイヤーチップが耳に合わずずっとGalaxyBudsシリーズを使ってきた過去もあります。
自分のようにiPhoneとAndroid2台持ちの方のほうが少ないと思いますがwAndroidがメイン機種だよという方には今でもこちらのGalaxyBuds Proが一番性能的にもコスパ的にも最強のイヤホンだと思っています。ソニーのWXシリーズも有名ですが個人的には、ソニーのイヤホンやヘッドホンアプリのお節介とも言える介入が苦手な部分も合ってAndroid勢にはオススメのイヤホンだったりします。
話は逸れましたが、内容部には結構配線がしっかりとしたアップル認証と言わんばかりのUSB-Cコードが内包されています。以前ご紹介したAnkerのようなクオリティーの高いケーブルのオーラがビンビン伝わってきます。
そして自分の苦手なアップル純正のイヤーチップ。これは今後改善する方法を見つけたので後日プレゼンさせていだきます。
2点あるイヤホン自体のLightningモデルとの違い
・IP54保護等級になり「防塵性能」が向上
・「Apple Vision Pro」でのロスレスオーディオに対応
というアップデートも実はUSB-CモデルのAirPodsProイヤホン自体に施されています。一点目の防塵性能ですが、先代のLightning仕様のAirPodsProは”IPX4保護等級”の防塵性能を備えており具体的には【300〜500mmの高さから10分間、全方向から放水される10ℓ/分の水滴による有害な影響がない】とされています。
一方のUSB-C仕様の新型はIP54保護等級にグレードアップされ、簡単に言うと先程の基準の水滴よりも更に防塵(浸水は不可)性能がが上がったと考えてもらえると。
もう一つはイマイチはっきりしないデバイスのビジョンプロへの対応というアップデートです。こちらはビジョンプロ自体がまだ市場にないので対応と言われてもその恩恵を享受できる人が居ませんがこのタイミングでAirPodsProをビジョンプロのオーディオに本格対応させてきた”意味”というのはあるのかもしれません。
今回の海外旅行の飛行機のNC(ノイズキャンセリング)用にと購入した、AirPodsProのUSB-Cモデルでしたが初代AirPodsPro、先程触れたGalaxyBudsProと比較しても
圧倒的なノイズキャンセリング性能に本当に驚かされました
初代の第一世代AirPodsProから比較すると、20%どころか2倍以上のNC性能に感じますし悪くないと思っていたAKGとコラボで制作されたGalaxyBudsProのNC性能がおもちゃのように感じます。以前ご紹介したAirPodsMAXのNC性能とほぼ変わらないと言っても過言ではないかもしれません。最新のiOSと組み合わされる”適応型オーディオ”もかなり自然な切り替えで現代の最強のNCイヤホンかもと思ったりも。
AirPods Pro (第 2 世代) で適応型オーディオを使用する - Apple サポート (日本)
隣の人やキャビンアテンダントさんの会話はしっかり聞こえるのにノイズはかなり抑えられていて自分の声もはっきり聞こえるようになるという不思議なNC機能。ソニーにもありますがイチイチ切り替えのチャイムが鳴ったりしてちょっとウザかったのも事実なので自然に切り替わるのは本当に感動しました。
まとめ
・第一世代から比較すると素晴らしいアップデート
・適応型オーディオは1日つけっぱなし勢にはぜひともオススメ
・USB-Cの恩恵だけでないアップデートだった
・第2世代持ちは買い替える必要性は高くないかも
というのが今回のファーストインプレッションでした。次回は自分の心を掴んだ社外品のおすすめのAirPodsPro用イヤーチップをご紹介したいと思います。申し訳ないのですが、性能や音質面でGalaxyBudsPro2派だったのに今回の旅行ですっかりAirPodsPro第2世代マンセーとなった、現場からお送りしました。