那須は避暑地だけじゃない！さじゃんです。5ヶ月待ちと堂々とオンラインストアに書かれている伝説のお菓子”バターのいとこ”をご存知でしょうか。
”無脂肪乳から作ったミルク感たっぷりのジャムをバターが香り立つゴーフレット(ワッフル)生地でサンド。
「ふわっ・シャリッ・とろっ」の３つの食感がたのしい那須のしあわせ新銘菓「バターのいとこ」です”（公式HP）
という可愛い説明書きと実態の一部しか見えない感じにどんな感じか、全く想像出来ませんが昨年よりちらほらこの商品に関する記事を見るにつけ那須好きの自分としては”待ってでも良いから食べてみたい”という気持ちになりました。
しかし、オンラインストアを見ると絶望的な文言が。。。
”150日前後発送について承諾しました”（というか承諾しろ！）
とは言えブームも一段落してるからもっと早く来るだろう！と高を括っていたのも事実で、軽い気持ちでオーダーすることに。
119日目に忘れた頃に到着！
結論から言うと12月17日に到着しました。自分でも完全に忘れてましたｗ調べてみると、8/20に注文していたようなので到着までは119日を要しています。150日という数字を考えれば一ヶ月ほど早いですが、情報方の現代において4ヶ月という期間は注文を完全に忘れるには十分な時間でした。突然代引きを請求されてた時は詐欺かと思いましたがwwwしかし150日と謳っている以上、今後注文しても同じだけ納期がかかることは容易に想像できますし大量生産しないからこそのクオリティだったり彼らの提唱するサスティナブルな製品作りを考えると理解できる部分もあります。
那須には愛情込めておいしい牛乳を作り出している酪農家さんたちがいます。その地元で採れたおいしい牛乳から作った良質なバターで、世の食卓をより豊かなものにしたい、ある日そんな想いが生まれました。しかし、バターは牛乳から4%しか採れない貴重なもの。その残りのほとんど(90%)が無脂肪乳となり、脱脂粉乳として安価に販売されています。その無脂肪乳も愛情込められて作られた牛乳の一部。もっとその価値を高められたらと考え、生まれたのが「バターのいとこ」です。
無脂肪乳を主原料にした、おいしい新・那須銘菓。それは生産者さんも、観光客の方も、地元の方も笑顔にする“三方よし”な逸品。おいしいバターを作り出すことにもつながり、世の食卓をより豊かにしていく。おいしいだけでは終わらない、可能性に満ちているお菓子です。（公式HP）
そうなのです、那須で作られた牛乳を無駄にしたくない想いがこのバターのいとこのコンセプトのベースにあります。生産者や観光客を巻き込んだ”那須で完結するエコシステム”を目指しているのだと言うことは説明から納得することが出来ました。
パッケージデザインやブランディングが秀逸
”Good Links, Good Life"これがバターのいとこのベースコンセプトになっています。先ほどお伝えしたような、生産者や消費者や地域をリンクしたいということが明確に記されています。
バターのいとこ詰め合わせA 4104円
バターのいとこ本体×2種、いとこのラスク×2種、バターのいとこのグラノーラのセットになっています。キャラクターのデザインだったりパッケージデザインだったり非常に練られている感じがありますね。
佐藤可士和のデザインぽくもありますが、ブランディングにも相当リソースを割いていると考えられます。
同封されたパンフレット。やっとここでバターのいとこ本体の映像を確認するとこが出来ましたが、見た目もワッフル的ではありますが味の想像は出来ず
「ふわっ・シャリッ・とろっ」
と謳う食感は本物なのか期待が膨らみます。
バターのいとこ本体です。箱の大きさや重量はスーパーに置いてあるバターそのもの。箱からバターのいとこを取り出したところで今回は終了とさせて頂き次回実食編で全容解明していきたいと思います。
生産者やプロダクトデザインや作りの手の想いが詰まったこの特異なお菓子。次回さらに解剖を進めていきたいと思っています。
