今回のウクライナ情勢を本能ブログでも幾度となく取り上げてまいりました。ウクライナ軍の予想を上回る抵抗により数日中にキエフが陥落するというアメリカや西側の分析が幸運にも外れる結果となっています。しかしそれに伴って隣国に逃れるウクライナ難民が50万人規模になっている模様。
東日本大震災で三陸の被災地にいた自分は、どうしてもこの難民となっている方たちの姿を見ると他人事には思えないのです。人災である戦争と天災である震災は違うという意見もあるかとは思いますが、個人的には
自分にはどうすることも出来ない圧倒的な力によって生活を奪われた人々
には違いないと思うのです。
非常に見ていて胸が苦しくなる映像です。ウクライナは現在戒厳令のさなかにあり、国民総動員令が発令されており18~60歳の男性は出国することが出来ません。ですから、難民の殆どは女性か子供で構成されており家族と離れ不安な日々を過ごされているかと思います。
核をちらつかせるプーチンと対話は可能なのか
ウクライナが核非保有国である以上、核戦争になるという展開は無いようにも感じていましたがプーチン大統領からすると予想以上に苦戦している今回の侵攻に対して苛立ちを隠さずとうとう核の使用をほのめかす展開に。第二次大戦後核保有国が本気で他国を侵略ケースは今回が初めてで西側諸国がウクライナと共に応戦できない理由はこの”核”だとも言われています。これ以上ウクライナに被害が出ないことを祈るばかりですが、本当に極東に住む僕たちは祈ることしか出来ないのでしょうか。
500円でも1000円でも募金してウクライナの人たちに寄り添いたい
僕たちができることは軍事力を提供することでも政治力を調整することもできるはずがなく、ただただ住み慣れた街を追われた難民の方たちを少しでも支援することかなと考えております。
本能ブログ編集部も国連UNRCHのウクライナ緊急支援募金から募金させていただきました。
本当に微力ですが自分たちの記事を楽しみに読んでくださる読者の方の分もと言う想いをを込めました。個人的には在日ウクライナ大使館にも募金させていただきました。
東日本大震災のときは世界中から被災地に支援を頂いたという記憶があります。今僕たち日本人にできることは限られているかも知れませんが、500円でも1000円でもウクライナの人たちのために寄り添う”アクション”が大切なのだと思っています。寄付先は様々ありますが、念の為大きな組織からの寄付がおすすめです。
一日も早い停戦と難民の方が即刻ウクライナに戻れるように心からお祈り申し上げております。