焼き肉のタレだけで白飯3杯はいけます、どうもトモGPです。季節は夏目前、最近はすっかり薄着にもなり年齢的にも体のラインが気になる今日この頃ですがどうにも止まらないのが食欲です。ご馳走と聞いて真っ先に思い浮かぶのが”焼肉”という昭和な自分が以前から気になっていたお店「焼肉ジャンボ」、都内でも予約困難で有名なこの焼き肉店に先日初めて訪れる機会がありましたので今回はその報告をしていきたいと思います。
”焼肉ジャンボ”の人気の秘密
都内でも屈指の美味しさと評判の”焼肉ジャンボ”とは一体どの様なお店なのでしょう?公式HPを見ていただくとおわかりいただけると思うのですが、大きく”ジャンボ一味”とあるように系列店が多く存在しています。
その数全部で9店舗、中には大人の情報誌”東京カレンダー”のランキングで常に上位の焼き肉店”よろにく”の名前も!そしてその全店舗において提供するお肉を管理しているのが、肉好きの間では知らない者はいないとされている精肉卸専門店”ヤザワミート”なのです。そうなんです、”焼肉ジャンボ”を含むこれらのお店はそのその”ヤザワミート”が運営する”精肉店直営の焼き肉店”なのです。
肉好きが唸るヤザワミート
厳選された極上の黒毛和牛を取り扱う精肉店として有名なヤザワミート、実は焼肉ジャンボグループだけではなく運営しているお店はその他にも数多く存在します。
といった感じに焼き肉でけではなくハンバーグやステーキなど様々な肉料理を提供する店舗を運営しておりそのどの店も連日の行列、みなさんお店のファンというよりもはや”ヤザワミート”のお肉のファンという方が多いというから本当に驚きです。
全国の一流ホテルや三つ星レストランなど高級店にしかお肉は卸してはおらず、現在はオンライン販売は行っているもののいままで一般のお客さんがヤザワミートのお肉を手に入れる機会はなかなかありませんでした。そういった希少性も含めてお店の人気に繋がったのかもしれませんが、やはり肝心の牛肉自体の品質にとことんこだわったが故の人気なのだと思います。百聞は一件にしかず、今回はそんなヤザワミートが運営する店舗”焼肉ジャンボ白金”を訪れてきました!
焼肉ジャンボ白金
江戸川区の篠崎本店や本郷店に比べ比較的予約をとりやすいのがこちら”焼肉ジャンボ白金”、ただし19時や20時のようなゴールデンタイム、特に週末などはだいぶ先まで埋まっている場合がありますのでまずは電話をして確認をしましょう。21時以降や最も早い17時台などは狙い目です。
店内の照明は暗めで落ち着いた大人の雰囲気、数は多く無いのですが個室もあってデートにも良さそう。かといってそこまで敷居の高さは感じず常に満席状態ですので店内も比較的賑やかです。
焼き台は一般的な無煙ガスロースター、タレはスタンダードな焼肉のタレとレモン汁というシンプルでいて王道の組み合わせです。
メニューはコース無しの単品のみ、メニューのなかでアンダーラインが引かれているのがオススメとなります。一番最初に表記されている”サーロイン野原焼き”というのが非常に気になりますが、トウガラシやシンシンなどの希少部位を筆頭に通常のタン塩やカルビなどメニューもあくまでスタンダードです。早速注文していきましょう。
焼肉の副菜はキムチかナムルで迷うところですが今回はナムル盛り合わせを注文しました。ごま油の風味と程よい塩加減でこれだけでご飯がいけてしまいそうです。
サラダは焼肉ジャンボ定番のジャンボサラダ、今回は二人で訪れたので一つを二等分に取り分けて持ってきていただきました。酸味の効いた特性ドレッシングは薄味な印象ですが振りかけられた鰹節の塩加減が程良く、また焼き肉の味が濃い分お肉の合間に食べることでお口の中をさっぱりとさせてくれます。
どうしても注文したかったのがこちらユッケです。メニューの表記も”正真正銘のユッケ”とお肉の鮮度にこだわりと自信があるからこそ提供することができるメニューかと思います。ただし出されてから10分以内に食べること、高齢者や子供、体調不良の人は食べることを控えてもらうなど生食はあくまで自己責任という注意書きがしっかりと記されていました。味はもちろん文句のつけようも無く生臭さなどは皆無、タレも卵の黄身もいらないのではと思う程です。正に肉の旨味をダイレクトに感じることが出来る極上の一品でした。しかしユッケなんていつ以来ぶりでしょう、馬肉のユッケなんかはいただいたことはありましたが牛肉100%のユッケは本当に久しぶりであっという間になくなってしまいましたw。
続いてハラミ(上)と上タンゲタ(下)です。ハラミも上タンゲタもメニュー内では決して上位に位置する品ではないのですが納得のクオリティ。
特にハラミのしっかりとした歯応えがあるのにサクサクほぐれる食感にはビックリしました。もはやカルビもロースもいらないのでは?と思ってしまうほどの美味さです。
そしてここで満を辞して焼肉ジャンボ名物”野原焼き”の登場です。部位はサーロイン、さっと焼いた薄手の一枚肉を新鮮卵にくぐらせて食べるすき焼きスタイルです。
一枚2800円という強気な価格設定なだけあってこれだけは店員さんが丁寧に焼いてくれますw。高級な焼き肉店はとにかく半生で食べさせようとする店が多いイメージですが、焼肉ジャンボは基本しっかり焼いて食べるスタイルの様にみえて非常に好感が持てます。
至極の瞬間です。サーロインなので多少の油っこさを想像していましたがサシが多い肉のしつこさが全くありません。まるでロースのような食感と歯応え、それでいて肉の旨味と油のコクがしっかり味わえる極上のサーロインです。ちなみに”野原焼き”という名前の由来は、なんでも篠崎本店の常連客である「野原さん」という方が好んで食べていた食べ方だったからということでした。味だけではなく名前がまさかの人物名由来ということにも驚きましたw。
そしてこちらもお店のおすすめ”トウガラシ”です。
肩甲骨付近の肉で赤味の王様とも呼ばれるトウガラシ、赤身好きな自分としてはたまりません。赤身は焼き過ぎると固くなったり味気がなくなってしまいますが、ジャンボの赤身は多少しっかり焼いたところで味や旨味が損なわれることはありません。めちゃくちゃジューシーで赤身の魅力を存分に味わうことが出来るトウガラシ、最高です。
焼肉の定番カルビ(上)とロース(下)もしっかりと堪能させていただきました。
ここにきて抑えていた白飯欲が爆発、このカルビとロースでご飯の中をガッツリといただいてしまいましたw。焼肉で食べるご飯は本当に最高ですよね。
最後のしめはやはり冷麺。東北暮らしが長かった自分としましては冷麺といえば盛岡冷麺なのですが関東で盛岡冷麺を出す焼き肉屋は本当に少ないです。しかも味のはっきりしないオシャレ冷麺を出す店が圧倒的に多く、焼き肉が美味しくても冷麺でガッカリしてしまうケースがよくあります。この焼肉ジャンボの冷麺も出てきた時はそのパターンかと心配でしたがスープを一口飲んでその心配もぶっ飛びました。透明なスープの冷麺は数多くいただいてきましたがそのどれよりもダントツに美味しいです。”牛骨スープをベースとした冷やし塩ラーメン”とでもいいましょうか、さっぱりしてそれでいてはっきりとした味わい、焼き肉のしめにピッタリの一品です。盛岡冷麺とは全く異なるアプローチですがこれはこれで完成された一つの冷麺の形だと思います。感服いたしました。
コースメニューが無く食べたいメニューが多すぎて選びきれないのが難点ですが、その分次回また訪れる時の楽しみが増えるというものです。肉好きが唸る名店”焼肉ジャンボ”みなさんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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