たまにはスマホではなくカメラを持って出かけたいトモGPです。というわけで今回は久しぶりにカメラのお話、以前からインスタなどSNSの広告でたまに見かけて気になっていたアイテムがあります。それが今回紹介する”TOKYO GRAPHER”のカメラレンズ用フィルターです。
コンデジであるLeica Q2を所有しているものの最近は出番が少なくブログ用の物撮り専用機となっていました。表に出ても撮影はスマホばかりだったのでまたカメラを持ち出す良いきっかけにもなるかなと思い、先日以前から気になっていた”TOKYO GRAPHER”のカメラレンズ用フィルターを購入してみることにしました。
TOKYO GRAPER
TOKYO GRAPHERは過去にはiPhone用のアタッチメントレンズの販売なども手がけていて、カメラレンズ用フィルターを含めストラップなどのカメラアクセサリーに加えカメラバッグなどの販売も手がけている会社です。「カメラレンズ用フィルターって何?」という方に簡単に説明しますと、皆さんインスタなどに写真を投稿する際にちょっとカッコいい写真にする時”フィルター加工”ってしますよね?要はあれです。レンズにはめて撮影するだけで、簡単に撮影した写真に特殊な効果を得ることができちゃう便利アイテムなのです。
サイトを覗いてみるとメインのアイテムはやはりレンズフィルター、写真全体に色味を加えつつ光を拡散させる効果を得ることができるようで、自分が見た作例もそんな感じでした。色々な種類があって迷ってしまいますが、自分は青味がかった色合いの写真が好みですので、480nm(ナノメートル)付近の爽やかな青さを際立たせ、特殊ガラスによる光の拡散を加えるという、
こちらの"OPF480-L"を購入してみることにしました。ちなみに公式HPには一般ユーザーの作例も数多くアップされていますので購入する際の参考になるかと思います。またフィルターサイズも43mm~82mmまで幅広くラインナップされているのも嬉しいポイントです。
OPF480-L
注文から2〜3日で到着、しっかり梱包されて届いた商品は非常にシンプルなデザインのパッケージです。
見た目は通常の大手メーカーのレンズフィルター同様の精密な印象、細かいデザインのプリントもしっかりしています。愛用するLeica Q2にセットしてみました。
自分のLeica Q2はレンズ保護のためにケンコーのレンズフィルターを使用しているのですが、その上からでもしっかりと装着することができました。装着するだけでカメラがドレスアップされた感じがして何だか嬉しいです。試し撮りも兼ねて撮影を行ってきました。焦点距離は28mm・F1,7で全て撮影しています。
まずは快晴のなかパシャリと1枚。正直なところあまり色合いの変化はわかりません。言われてみれば気持ち青味がかっている印象です。同じ角度からフィルターの無しの場合とフィルターありの場合で比較してみましょう。
まずはフィルター無しの場合、
次にフィルターありの場合、
左がフィルター無し、右がフィルターあり。1枚ずつ見るとなかなか違いがわかり辛いのですがこうして横並びにしてみると、なるほど全体的な色の変化が見てとれます。明らかにフィルターをかませた方が青のトーンが一段階上がるイメージです。次は少し曇り空の夕方に撮影した写真で比べてみましょう。
まずはフィルター無しの場合、
次にフィルターありの場合、
左がフィルター無し、右がフィルターあり。先ほどの快晴の中で撮影した写真よりも全体的な色の変化が見てとれる様に思います。Leicaで撮影した写真はもともとしっとりした仕上がりになる印象がありますが、このフィルターをかませることでその”しっとり感”がさらに増したように感じます。ただ、公式HPの多くの作例の様な光の拡散効果はあまり感じとることができませんでした。
しかし一方では屋内で電灯を撮影してみるとこんな風に光がぼやける効果を簡単に得られることもあり、上手く効果を引き出すには撮影の仕方や明るさなど少しテクニックを要するのかもしれません。
よくあるこの様なレンズフィルターの多くはエフェクトが強く、なかなか普段使いするのは難しかったりします。しかし今回購入した”TOKYO GRAPHER”のレンズフィルターはうっすら色合いをプラスする"やり過ぎない"上品な効果で、常時つけっぱなしでも問題無く使えるかと思います。
先程も書いた様に光の使い方にはテクニックが要りそうですが、この先使いこなしていく楽しみもあったりして他の色も試してみたくなる非常に魅力的なレンズフィルターです。
まとめ
・つけっぱなしの普段使いでもオーケーな嫌味の無いエフェクト
・色は数種類用意されていて選ぶ楽しみもある
・光の拡散効果を上手く得るにはある程度テクニックが必要
簡単装着で初心者でも何だか写真が上手くなった気持ちにさせてくれる"TOKYO GRAPHER"のレンズフィルター、おすすめです!