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10年ぶりのフルモデルチェンジ!新型MINI3ドアモデルをカーオタが解説します

ローバーミニもBMWミニもどちらも素晴らしいデザイン!さじゃんです。今日は本年春から順次日本導入される新型MINIについて解説していこうと思っております。すでに日本のMINIのHPも新型モデルVerに切り替わっており受注も受け付けているようです。

 

発売前まではヨーロッパやEU各国のEV施策にリンクするようにBEVのみの販売との噂も強かったですが結局ガソリン車も登場することになり日本でガソリンで乗りたい勢の自分みたいなカーガイには嬉しいニュースでした。

左側が3ドアのBEVモデル、ブルドック顔になったのは日本名旧クロスオーバー改カントリーマン(SUVモデル)です。デザインキープではあるものの、10年ぶりのブラッシュアップを受けたMINIシリーズですが個人的にはBMWらしい”見慣れたらカッコよく見えるパターン”かなと思っています。

以前ご紹介した、現行BMWの4シリーズやM4,M3の巨大キドニーグリルも当初は賛否が入り乱れていましたが、今では誰も突っ込まなくなったのと同じですね。個人的にはMINIに関してJCWの購入検討もしているぐらいなので今回の大幅なモデルチェンジは気になるところ。

過去にはローバーミニにも乗っていましたしMINIという車の思い入れは人一倍にあると持っています。そんな車オタクの自分が今回発表された新型MINIのデザインや内装につて解説していこうと思っております。

外装デザインはBMW的ブラッシュアップ

真正面からみると現行の後期型もでると大差ないように見えます。以前記事にしたJCW(ジョン・クーパー・ワークス)の記事を参照いただければ分かりやすいかと思います。

キープコンセプトにも見えますが、車のデザインを決定づける大きな要素としてヘッドライトの形状や内部デザインがあります。丸めのデイライトも一緒ですが黒い縁取り部分が大きくなり愛らしい印象が加速しています。

斜めから見てもオーナーやファン以外はあまり大きな変化がないように感じ、従来のBMWのMINIのブラッシュアップ版と捉えていいように思います。逆にクロスオーバーモデルのカントリーマンは大きく印象を変えてきたので購買層がもしかしたら大きく違うのかなと思ったりも。

真横のデザインも旧来のBMWMINIのデザインを崩さないものになっており、一見さんは新しいモデルかどうか真正面のフォルムと真横のフォルムでは見分けがつかないかもと思っています。

しかし、大きく変わったのはリア側でこちらは驚くべき進化を遂げています。

直線基調のバータイプ(発光しない?)の左右に三角形の直線基調のテールレンズが!ミニといえば”丸型”だったり”曲線”だったりと緩やかなカーブを描くデザインが特徴なのでこれには驚きました。BEVモデルのMINIもこのモデルから併売されますし、次回のモデルチェンジこそMINI側もBEVにしたい思惑も見て取れますので近未来感をリアで演出した感じでしょうか?ここから見ると従来ファンでもMINIを分からない人が出てきそうではありますw

ユニオンジャックのデザインは現在の後期型にも採用はされていましたが、あえてのこのドット感は昨年物議を醸したマインクラフト風ロエベのコレクションのようですw

流線型のLEDも作れるのにあえてドットでユニオンジャックを表現するのがファッション的要素が強い方々に愛されるMINIらしさなのかなと思ったりもします。

この角度からは正直直線基調が強くなって一部のジャーナリストからは”日本の軽自動車のよう”とか”パクリ中国車のよう”的な意見も散見されています。写真だけですが確かに高級感が悪い意味で薄れたようなリアデザインにも写真的には感じます。

内装はローバーミニへのオマージュが満載

あまり変化がなさそうなフロントマスクを比較すると大きく変わったのは内装です。ステアリング前にあったスピードメーターは廃止され(HUD.ヘッドアップディスプレイはありそうですが)円形の特徴的な巨大センターディスプレイが今回のデザインコントラストかなと個人的には思っています。ローバーミニを知らない方にお伝えしますと、自分が乗っていたミニもこのようなセンターメーターがあったりします。

これがATモデルの自分が乗っていたローバーミニのセンターメーターです。スピードやライトの点灯状況がわかるようになっておりこの位置がメーターでも実は慣れると見やすかったりします。メーターだけではなく楕円形のスイッチ類もオマージュされているのが個人的には非常にアツい今回のデザインだったりします!

ハザードの位置やトグルスイッチ風のエンジンスターターやシフトノブ(スイッチ)までこの位置に集約されていてローバーミニ時代のLESS THAN MORE感が溢れていて新型MINIが本当に欲しくなったポイントでもあります。

アンビエントライトもこのようにバータイプとダッシュボードが発光する派手な感じになっており、レトロながらも新しさを感じて非常に嬉しいポイントです。素直にかっこいいと思えるデザインは流石MINIですね。

新円形だったドアノブもご覧の通り、楕円形に。ゴールド色も高級感があって良いですね。

エアコンの吹出口もレザーストラップがあしらわれていたりして非常にファッショナブルな印象に。外装の地味なブラッシュアップに比較すると内装は2世代ぐらい一気に進化した感じに。

とはいえ室内空間のいい意味でのタイト感は失われておらず、ステアリングのデザインも奇抜ながらもBMWとは全く異なる意匠が個人的には好感度大です。

最新のADAS(運転支援システム)も装備されるとのことで大きなレーダーもつきました。どこまでの支援が可能なのかはまだ把握できませんがBMWは1,2シリーズにはステアリングアシストを採用していないので(メルセデスはクラスレスに全車標準装備)MINIにもオプションでいいのでBMW3シリーズばりのADASを備えてほしいところです。

すでにウェブ上からプレオーダーも始まっている新型MINI 。個人的にも非常に気になっていますので早く試乗できる機会に恵まれればと思っております。(試乗しないとクルマは変えないと思っているタイプなので)

個人的にはクロスオーバー(カントリーマン)モデルのデザインは好きではないですが、内装が大きくぶっ刺さった新型MINI。ガソリンモデルのBMWに乗れる最後のモデルかも知れないので本気で購入検討したいと思っていますw

www.mini.jp