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「A&W」は沖縄でしか食べることができないハンバーガー【ルートビア】【ご当地グルメ】

ハンバーガーのお供には必ずコーラと決めているトモGPです。沖縄に旅行に行ったら必ず食べたいもの、沖縄そばやゴーヤチャンプルなど沖縄グルメといえば魅力的なものが沢山ありますが自分の場合はこれ一択、そう”A&W”のハンバーガーとルートビアです。今回は沖縄を代表するハンバガーチェーン”A&W”を紹介したいと思います。

A&W(エンダー)とは?

沖縄に滞在しているとかなりの確率で目に入ってくるA&Wの看板、初めて沖縄を訪れた時はこのお店が何なのかさっぱり分かりませんでしたが、これこそが沖縄でしか食べることができないハンバーガーチェーン店”A&W(通称エンダー)"です。

(公式HPより)
お店の起源はアメリカ・カリフォルニア州、もともと薬局店員だったロイ・アレンが病気の友人のために薬草などを調合して作った飲み物が評判となり”ルートビア”と名付けられ街角のジューススタンドで販売されるようになったのがはじまりです。そして後に従業員だったフランク・ライトをビジネスパートナーに迎えて1922年に店名をお互いの名字の頭文字をとって「A&W ROOT BEER」と名付け、会社を設立したとのことです。その後アレンはA&Wドライブインなどを開店する権利をビジネス化し、これが驚くべきことに現在、世界中で見られるフランチャイズビジネスの始まりと言われているのです。そして現在ではアメリカをはじめ、沖縄、インドネシア、タイ、マレーシアなど”A&W”は世界中で展開しています。

www.awok.co.jp

沖縄にA&Wが誕生したのは1963年、グアム→マレーシア→フィリピンと北上しながらフランチャイズ展開を進めるなか沖縄にオープンしました。そして現在は沖縄県内になんと27店舗ということですから、そりゃあ沖縄の街を歩けば自然とお店の看板が目に入ってくるわけですw。1970年代には近畿方面を中心に都内でも店舗展開していたとのことですが現在は全て撤退。

唯一横須賀米軍基地内にあった店舗も現在は閉店してしまったもようです。クチコミを読んでみると年に数回基地が解放される時には我々日本人も訪れることが可能だった様で、閉店してしまったことが非常に悔やまれます。

看板メニューはハンバーガーではなく”ルートビア”

先ほどお店の歴史でも少し触れた様に、A&Wの特徴はハンバーガーではなく何と言っても”ROOT BEER(ルートビア)”

ルートビアとは、BEERと言ってもアルコールは含まれておらず、約14種類以上のハーブを原料としたドリンクで米国本社より原料を輸入し、各店舗にてサーバーから出来立てを提供しています。独特の口当たりで好き嫌いがとてもハッキリするドリンクですがバーガーとの相性は抜群で飲めば飲むほどクセになるA&W自慢の名物ドリンクです。ルートビアは全店で毎日おかわり無料となっております。(公式HP参照)

飲んだことのある方であればおわかりだと思いますが正にその通りかなとw。一言でいえばドクターペッパーをさらにクセ強にしてサロンパスの様な匂いを強くしたイメージです。自分は嫌いではありませんし確かにハンバーガーやポテトなどのジャンクフードとの相性は抜群ですがおかわりまではいいかな?といったイメージです。ただ沖縄で”A&W”を訪れた時は必ず飲みます。

アメリカの空気を感じるドライブインシステム

沖縄のA&Wといえば自分は沖縄本当北部、県道71号線沿いにある名護店が大好きです。初めて沖縄を訪れた時、レンタカーで美海水族館に向かう途中このお店に立ち寄ったのですがまずその造りに非常に驚いたことを今でもよく覚えています。

”A&W”といえばアメリカが発祥とされる「ドライブイン」も特徴の1つ。車に乗ったまま注文をすることができそのまま車内で飲食ができるという日本でよく見かける”ドライブスルー”とは少し違うスタイルなのですが、その雰囲気がもうアメリカそのまんまなのですw。

ガソリンスタンドの様に車を停めこちらのマイク越しに注文をすると、なんと店員さんがわざわざ車まで商品を持ってきてくれるというスタイル。しかもそのまま車内で食べてもオーケーというのがなんともユニークではありませんか。日本本土復帰前の1963年に沖縄1号店がオープンして以来、アメリカの匂いをぷんぷん感じるこのスタイルを現在も継続しているのはシンプルに感動しますし続けて欲しいと思います。

ハンバーガーはもちろんアメリカンスタイル

ドライブインのある路面店の店内はハンバーガーショップというよりもファミレスの様な広々とした空間が広がっていて、どことなくアメリカンダイナーの様な雰囲気を感じます。

注文は一般的なファーストフード店と同じカウンター形式ですが、よく見るとカウンターテーブルがステンレス製だったりして、この辺の雰囲気も良い具合にレトロアメリカンテイストで大好きです。

肝心のフードメニューはゴリゴリのアメリカンバーガースタイル、ハンバーガーチェーンで言えばマクドナルドよりバーガーキングと言った感じでしょうか。

普通のフレンチフライの他に写真の”チリチーズカーリーフライ”と言った映画館のフードの様なメニューがあるのも日本のファーストフード店と違って楽しいですよね。

肉肉しさの残る歯応え満点のパティにオニオンフライやクリームチーズ、そして黒糖ペッパーポークが特徴の”The A&Wバーガー”、アメリカをそのまんま持ってきた感じがたまらない見た目も食べ応えも大満足な目玉メニューです。

お店の雰囲気からその味まで、とにかく戦後のアメリカ文化の影響が色濃く残る沖縄ならではのハンバーガーチェーン”A&W”、みなさんも沖縄を訪れた際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

るるぶ沖縄ベスト'24 (るるぶ情報版)

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