こんにちは、エスニック料理に目が無いトモGPです。異国情緒溢れる街横浜、横浜といえば観光名所として中華街がとにかく有名ですが、横浜は元々港町ということもあり実は様々な国の郷土料理を楽しむことができるのも特徴の1つだったりします。そこで横浜在住の私トモGPが今回おすすめしたいのが、絶品トルコ地中海料理のお店”ゼイティン（Zeytin）”です。
トルコ料理とは？
中華料理、フランス料理と並ぶ世界三大料理の１つでもあるトルコ料理ですが他の２つに比べると若干マイナーなイメージがあり、お祭りの屋台でケバブを食べるくらいで実際に専門店でトルコ料理を食べたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。ちなみにたまに見かける"トルコライス"とは長崎のご当地グルメでトルコとは何の関係もありませんのでご注意をw。
トルコ料理で有名なのはやはりケバブ、本来「ケバブ」とは肉や魚、野菜などをローストした料理のことで中東の国一帯で食べられているポピュラーなグルメ。屋台などで見かける巨大な肉のタワーからナイフで削ぐように切り落とすドネルケバブや、串に刺したシシケバブなどが有名です。豚肉禁止のイスラム教徒が多いトルコでは主に羊の肉が使用されていますが、最近は牛や鶏を使ったケバブも増えてきたとのことです。ケバブの他には「キョフテ」というハンバーグのようなメニューやバルック・エクメーイ（サバサンド）が有名です。
トルコ地中海料理ゼイティン（Zeytin）
今回紹介するトルコ地中海料理のお店"ゼイティン（Zeytin）"があるのは横浜中華街と山下公園のちょうど真ん中、神奈川芸術劇場の真裏にあります。
裏路地のビルの2階にあるので普通に歩いてると見落としがちですが、ゼイティンは知る人ぞ知る超人気店で、土日祝日などのランチタイムは開店と同時に満席で行列ができるほどです。人気の理由はトルコ人シェフが作る絶品トルコ料理、
外の立て看板のメニューを見てもらえればおわかりいただけるように、ランチメニューもドネルケバブやシシケバブ、そしてキョフテ（ハンバーグ）など本格的なトルコ料理を楽しむことができるのです。
階段を上がるとなんともかわいい外観の入り口がお出迎え。
店内は、トルコの名所カッパドキアの建造物を連想させるような雰囲気抜群のおしゃれな内装です。カラフルでキラキラしたたくさんのトルコランプがとても素敵ですね。
豊富ななランチメニューのなかから今回選んだのは"チキン・ドルネケバブのプレート"、付け合わせのご飯がただの白飯ではなくバターライスになっているのが嬉しいポイントです。
ランチメニューにはサラダとスープがもれなくついてきます。酸味の効いたサラダのドレッシングはバルサミコ酢かと思いきやザクロ酢も用いたオリジナル、酸っぱいだけではなくほのかに感じるフルーティさが非常に新鮮です。トルコ料理の定番と言われているレンズ豆のスープはとろっとろの食感、まるで砕いた豆をそのまま食べているかの如く豆の風味を存分に味わうことができます。前菜からちゃんとトルコ料理を振る舞っていただけるのがエスニック好きとしてはたまらないサービスです。
そしてお待ちかね、こちらがチキン・ドネルケバブのプレートです。ゼイティンの鉄板定番ランチメニューで初めて訪れたなら絶対に注文していただきたい一品です。しっかりとローストされた山盛りのチキンケバブにホカホカのバターライス、そしてアクセントのトマトという一切無駄のない一皿。
ケバブとはトルコ語で「炙って焼いたもの」という意味ですので、味付けはソースなどは無くじっくりローストされた肉の旨味とスパイスのみ、しかしこれが美味い！インドのタンドリーチキンともちょっと違う非常にスパイシーでコクのある味わい。焼き加減も絶妙でこれでもかと言うほど旨味を閉じこめています。炙るだけというシンプルな調理法なだけに、火の加減やスパイスの調合といった料理人のワザをよりダイレクトに感じます。
そして付け合わせのバターライスがまたスパイシーな肉にこれ以上なくベストマッチ。ケバブといえばパンやトルティーヤの方がメジャーなイメージですが、このバターライスとのコンビを1度味わってしまったら最後、もうここのケバブしか食べることはできなくなりますw。このコンビとにかくおすすめです。
ちゃんとお腹一杯になるのに、なぜか毎回ごはんを大盛りにしておけばよかったと後悔する始末、しかしだからこそまたすぐに来たくなってしまうのかもしれませんw。ケバブは鶏だけではなくマトンや牛肉もありますのでそれぞれ違った味わいを楽しむことができます。もちろんケバブ以外にも魅力的なメニューが盛り沢山、トルコ料理の美味しさを存分に味わうことができる港町横浜の”トルコ地中海料理専門店ゼイティン（Zeytin）”、異国情緒溢れる店内でみなさんもぜひ本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
