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横浜で食べることができる本格絶品”ミールス"南インド料理店.ボーディセナレビュー【カレー】

料理にスパイスのクミンが入っているだけで5割増で美味しく感じてしまう!トモGPです。カレー好きの多い本能ブログ編集部、これまでも多くのおすすめカレー店の記事を書かせていただきました。

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その中でも自分が強くおすすめする神奈川県は逗子にあるカレー店”スパイスツリー”。

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街中でよく見かけるナンとサフランライスをメインとするインドカレーとは異なり、”ミールス”という南インド料理”スタイルのカレーを提供してくれるお店です。しかし自宅のある横浜市内からは遠くてなかなか通えない、もう少し近場でミールスを食べられるお店は無いものかと探していた時に出会ったカレー店、それが今回紹介させていただく"南インド料理店ボーディセナ"です。

南インド料理”ミールス”とは

f:id:honknow:20220101215909j:plain南インド料理ミールス、最近でこそ有名になり耳にする機会も増えてきましたがまだまだミールスを提供してくれるお店は少ない様に感じます。そもそもミールスとはインドでも南の方で食べられている定食の様なスタイルの食事のことを言います。大きなワンプレートのお皿にお米やカレー、スープや副菜などが小さな器に盛られていて、単体ではもちろん混ぜ合わせることで俗にいう”味変”を楽しみながら食べるのがミールスの醍醐味だったりします。ミールスを彩る代表的な料理は以下の通りです。

・バスマティライス(お米)

・サンバル(野菜と豆のスープ)

・ラッサム(トマトベースの酸っぱ辛いスープ)

・ポリヤル(野菜のスパイス炒め)

・アチャール(玉ねぎなどのお漬物)

・ライタ(ヨーグルトサラダ)

・パパド(豆のせんべい)

・ダル(豆)、チキン、などの主役となるカレー達

あまり聞きなれない言葉達ですが要は前菜から始まり米、おかず、汁物などがワンプレートに盛られている正にインド風定食、それがミールスなのです。

南インド料理店bodhi sena(ボーディセナ)

南インド料理店ボーディセナは2019年にオープンした比較的新しいインド料理のお店です。少しづつ世の中に認知され始めているとはいえ本格的なミールスを食べられるお店は都内でもまだそこまで多いとは言えません。ましてやこの横浜にここまで本格的なミールスを味わうことができるお店があるなんて本当に驚きでした。

場所は横浜はJR関内駅から徒歩約5分の場所、よくあるインド料理店とは明らかに異なるまるで海外の建物の様な素敵な雰囲気の外観、店名である"ボーディセナ"はなんと東大寺の大仏を開眼した菩提僊那(ぼだいせんな)にちなんで名付けられたとのことです。

スパイスの良い香りが立ち込める約30席の店内は開放的で、テーブル間のスペースも広くとられていてゆっくりと食事を楽しむのにはもってこいの空間。インテリアもエスニックテイスト溢れるかわいいものばかりで、カウンターもあるのでパッと見はまるでおしゃれなバーの様にも見えます。

料理は全て南インド出身のシェフが担当されていて、ランチメニューも豊富でミールスだけではなく普通のスタイルのカレーも食べることができます。自分はビリヤニ(インドの炊き込みご飯)も食べたかったので"カレー3種とビリヤニセット"を注文しました。ちなみに普通のカレーの場合、ライスを日本米かバスマティライス(有料)に変更することも可能ですし、ミールスのサンバルやラッサムも単品で追加することもできるのはかなり嬉しいポイントです。

メニュー裏にはミールスの各種料理の名前と食べ方がかわいいイラストで説明されているのでミールス初心者でも安心して楽しむことができます。

そして到着したミールス"カレー3種とビリヤニセット"がこちらです。もうわくわくしか無い一皿、食欲を掻き立てるスパイシーな香りに自分の空腹もすでに限界を突破していますw。

この日のビリヤニはマトン、スパイスたっぷりで炊き上げられたビリヤニはもちろんこれ単体でも注文することが可能です。そしてそんなビリヤニを彩る様にぐるっと配置された副菜達、はやる気持ちを押さえて細かくみていきましょう。

左上からまずは味付けされていない普通のバスマティライス、サルバル(野菜と豆のスープ)、ライタ(ヨーグルトのサラダ)になります。ちなみにライスの上に縦に挟んであるのはパパドという豆のおせんべいです。このまま食べても良いですし細かくしてカレーやご飯にかけてアクセントとしても楽しむことがができます。

そして今日の日替わりカレーはこちら、左からダールマッカニー(豆のカレー)、マドラスチキンスープカレー、小エビのクルマ(エビのカレー)です。

ゴロゴロのマトンが入ったビリヤニはお米もパラパラで一粒一粒にしっかりとスパイスの味が染み込んでいてとても奥行きのある美味しさです。カレー3種類はそれぞれ辛さのレベルが変えてあるのですが、さすが本場南インドのシェフが調理しているだけあってかビリヤニも含め全体的に辛口な印象です。しかしそれがたまらなく美味しい、辛さが苦手な人は辛さをまろやかにする玉ねぎやライタ(ヨーグルトサラダ)もあるので自分で味を調整しながら食べると良いかもしれません。箸休めに食べるパパド(豆のおせんべい)はそれ自体に塩味がついているのでそのままパリパリと何もつけずに食べれちゃいます。

全体的な量は多めですが基本的に野菜や豆を中心に作られているのでミールスは実は非常にヘルシーな食事スタイルだったりします。3種類のカレーは当然ですが全てベースの味付けが異なり、自分は特にトマトベースのチキンスープカレーがお気に入りでした。そしてここボーディセナはミールスだけではなくてドーサ(クレープやガレットの様な食べ物)も美味しくて有名ですので次回はそちらの方もトライしてみたいと思います。おそらく2024年1月現在、横浜でここまで本格的で美味しいミールスを味わうことができるのはこのボーディセナだけだと思います。お店の方は人気で昼時は行列もできる程ですので、ゆっくり食事を楽しみたい人はディナータイムに予約して訪れるのをおすすめします。まだまだ食べてみたいメニューが沢山ありますので自分もこれから通い詰めてみたいと思います。