”カレー味”と名がつけばとりあえず何でも試してみたくなるトモGPです。湘南鎌倉方面といえば以前から当ブログでお伝えしている様に”しらす”をはじめとする新鮮な海産物が有名です。
しかし一方でこの湘南鎌倉方面は”カレー”の激戦区でもあり、特に以前に自分やさじゃんが熱烈にレポートしたみなとみらいのカレー店（ハワイ料理）”サンアロハ”のオーナーがかつて料理長を務めていたカレー店”珊瑚礁”は常に大行列で有名だったりします。
そんなカレー激戦区湘南鎌倉方面でも今回は特にJR鎌倉駅周辺にスポットを当てておすすめのカレー店を紹介していきたいと思います。鎌倉駅周辺にも非常に魅力的なカフェやカレー店が多く存在しますがその中でもとにかく”個性的で美味しいカレーを食べることができるお店”として常に話題の”OXYMORON（オクシモロン）”を今回は紹介したいと思います。
湘南鎌倉はカレー激戦区
何度もお伝えしている様に湘南鎌倉はカレーの激戦区、この近辺はカフェが多く店側としても比較的調理しやすい料理となるとどうしてもハンバーガーやカレーといったメニューが増えてしまうのでこういったメニューの激戦区となってしまうのは必然なのかもしれません。ちなみに鎌倉方面で個人的におすすめしたいカレー店は以前にも紹介させて頂いた逗子にある”スパイスツリー”というお店なのですが、同じ湘南鎌倉方面と言っても大分離れた場所にあるので今回は圏外ということにさせていただきますｗ。
OXYMORON（オクシモロン）~カリーと甘いものと雑貨のお店~
OXYMORON（オクシモロン）鎌倉駅から連なる小町通り沿いにあるカレー店で、カレーだけではなくスイーツや雑貨も販売しているお店です。小町通り本店の他に二子玉川高島屋店と大阪の北浜店があります。
”鎌倉””カレー”でググっていただくとまず間違いなくどのサイトにも載っているお店、それが今回紹介する”オクシモロン”です。世の中の仕組みとして”多くの人に支持されるもの”って基本的に”当たり障りの無いもの”の場合が多いと思うのですがこのオクシモロンのカレーは全くそんなことはなく、かといって斜め上すぎて１度食べたらもう十分ということもなく、不思議と何度も足を運びたくなってしまう様な魅力のあるお店なのです。
先日の江ノ島もそうでしたが平日の小町通りももはや休日と変わらない賑わい様、オクシモロン小町通り店は通り沿いの一角である商業施設「こもれび禄岸」の2Fにあります。
メインの通りよりも比較的人は少なくタイミングが合えばこんな感じで一瞬の静寂を味わえてしまうことも。右側にあるかわいいデザインの立て看板が目印です。
看板の脇にある階段を上がるとお店の入り口があります。
休日は入り口から階段付近にかけて人がごった返していますが平日の午前中はまだ人もまばら、しかし恐らく11:00オープンと同時に入店したであろう第一陣がすでに店内の座席を埋めており、
11:30入店にもかかわらずすでに自分の前に2組待ちという状態。さすが人気店恐るべしオクシモロンです。しかしQRコードを読み取りアドレスを入力すれば入店時間にメールが来るので、その間に目の前の小町通りをブラブラしているのも良いかもしれません。
2Fの店外には椅子が置いてあり入店をまつことも可能です。春秋など気候の良い日はこんな風に日向ぼっこをしながらメニューを吟味するのもおおいにありですw。
比較的広い店内は天井も高く非常に開放的な雰囲気にとられていて窓も大きく2Fということもあり非常に開放的な空間です。
お子さん連れのベビーカーもそのまま置けるほどで家族連れでも安心して訪れることができます。ご覧になっておわかりいただけるように非常におしゃれでオーガニックテイストのある落ち着いた雰囲気、この”やり過ぎていない”おしゃれ感がまた人気の秘密なのかもしれません。
レジ付近ではこの様にお店で仕使用している食器や雑貨などの販売もされています。
種類が豊富な焼き菓子やお店オリジナルのレトルトカレーも販売されているのですがどれも本当に美味しそうで目移りしてしまいますw。
”和風キーマカリー”と”エスニックそぼろカリー”がオクシモロンの看板メニュー、あとはメニューの下にあるマトンカリーと本日のカレーの全4種類です。この日はどうしてもパクチーを食べたくて大好きなパクチーが大量に入っている”エスニックそぼろカリー”を注文することにしました。
”エスニックそぼろカリー”はカレーっぽくないカレー
約10分ほどして到着した料理がこちらです。目にも鮮やかな緑は上から順に大葉、三つ葉、ネギ、パクチーになります。レモンも添えられていて付け合わせも酸味の効いたピクルスというのが個人的には嬉しいところです。
通常のカレーで言うところのルゥがこの”そぼろ”になります。スパイスで炒めた豚そぼろはエスニックテイスト満載で中辛でもピリっと辛さはきつめ、しかしそぼろ自体の味付けはスパイシーながら味噌？砂糖？が少し強めで辛いけど甘い味わいです。正直なところこの豚そぼろをカレーと言われてしまうと若干疑問符が浮かんでしまうことは否めませんが、まぁとにかく美味しいので良しとしましょうw。
しかしこのカレーの美味しさの本当の秘密は周りに添えられたパクチーや大葉にあります。何よりこの大胆に盛られ過ぎたパクチーや大葉がとにかくこのスパイシーで少し甘ったるいそぼろに良く合うのです。食べ方もチビチビつまむのではなくとにかく豪快に全て混ぜ合わせましょう、そして大きめにカットされたレモンは一滴残らず無駄にせずに絞り切りましょう、そうすることでこの一皿はより美味しくそして一度食べたら癖になること間違い無しの一皿に生まれ変わるのです。
ごはんの量もこういったお店には珍しく多め、成人男性でも十分満腹できる様な量です。一緒に運ばれてくるピクルスがまた良い箸休めになってくれるので気付けばまるでチャーハンを食べる様にかきこんでしまうこともw。先ほども少し書いた様に少しでも普通のカレーを期待してしまうと肩透かしを食らってしまうかもしれませんが、それでもカレー好きや特に自分の様にタイ料理などのエスニック料理に目が無い人にとってはたまらない一品なのではないでしょうか？
とにかく人気店ですので休日などはいつ食べられるかわからない程の混雑っぷりになりますが、鎌倉駅周辺で美味しいカレー屋さんを探しているのであればぜひまず最初に訪れていただきたいと思います。
