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”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”は珈琲だけではなくカレーも美味しいレトロ喫茶だった【横浜カフェ】

本能ブログにおける横浜観光大使、トモGPです。もう何年も前から気になっていたお店、恐らく自分と同じ様に気にはなっているが実は入ったことは無い人が多いと思われるお店、横浜は関内の目抜き通りにあるカフェ”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”を今回初めて訪れてきましたので報告していきたいと思います。

コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ

まずはじめに、コーヒーの大学院?と思われた方も多いかと思われますので上の写真をご覧ください。そうです、ネタではありません、本当に”大学院”なのです。ただし店名は”大学院”だけではなく、正確には”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”といいます。

場所はJR関内駅南口の横浜スタジアム側、

横浜スタジアムが目の前に見えるみなと大通り沿いです。

この辺りは横浜の観光地であると同時にビジネス街でもあり、2020年まではは横浜市庁舎もすぐそばにありました。当然ビジネスマンも多いので周囲には飲食店も多数あり、中華街なんかも目と鼻の先で以前紹介した

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ユニコーヒー横浜日本大通り店も実はこのみなと大通りの先にあったりするのです。

おしゃれなスタバやベローチェといったコーヒーチェーン店も軒を連ねるなか、

”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”は古いビルの一階にひっそりと佇むようにあります。しかしそこは横浜スタジアムの真前でさらに大きな横断歩道のすぐ脇、ですので先ほども書きましたが自分の様にその存在自体は昔から知っていたという人はきっと多いのではないでしょうか。

”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”はなんと1974年オープン、私トモGPとほとんど歳が変わりませんw。”最高学位である「大学院」を名前に冠し「香り高い一杯のコーヒーを吟味してお出しする」という理念を由来とし名付けられた店名。編集長のさじゃんを筆頭にコーヒー好きの多い本能ブログ編集部、

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自分も多分に漏れずコーヒーは大好きなので今回初めて訪れてみることにしました。

比較的ゆったりと広めの店内は想像以上にレトロで豪華!敷き詰められた真っ赤な絨毯にシャンデリアなんかもあったりして、今までいた外の現実世界が嘘の様です。大袈裟ではなくまるでタイムスリップか異世界にでも迷い込んでしまったかの様な錯覚に陥ります。

聞いてみると、テーブルからライトなどの装飾品に至るまで全てオープン当初から使われているものばかりで、店内の雰囲気もほぼ変わらずそのままなのだそうです。ちなみに建物の奥には有料で使用できるさらに豪華なオーキットルームなるものまで存在します。

お昼時ということもありお腹も空いていたのでコーヒーだけではなくお店の名物の”スペシャルビーフカレー”も注文することに。いかがですか?最近では珍しい洋食屋さんのビーフカレー、シンプルイズベストとは正にこのことかと。

アラジンと魔法のランプのランプの様なカレーの器もお目にかかったのは一体いつくらいぶりでしょう。ゴロゴロとした牛肉がおしげもなくいくつもカレーの中に入っています。そう、カレーはやはりこうでなくちゃ!

大人になって圧倒的に好きになったのがらっきょう、カレーライスの定番の付け合わせである福神漬けとらっきょうはいくらあっても足りないということにはなりません。

もうこういうカレーはドバッとかけてしまうのがいいんです!

最近はラーメン屋ばりにカレー専門店も増えてきて、どのお店も特徴を気にするあまりこういった良い意味で普通のカレーをだしてくれるお店が減ってきました。もちろんどのカレーも美味しいのですがやはりこういったシンプルなカレーはどうしてもたまに食べたくなってしまうのです。それにしてもなんて美味しいカレーなのでしょう。辛さは中辛といったところ、一体どれほどの時間煮込んだのか?と思ってしまうほどの深い香りとコク、そして口に入れるとバラバラと勝手にほぐれてしまう牛肉、そう、正にこれが食べたかった!コーヒーを楽しみにきたのにまさかの絶品の王道欧風カレーにやられてしまいましたw。

そしてお待ちかね、今回のメインともいえる食後のコーヒーです。外は非常に暑かったのですが、今回はコーヒー本来の美味しさをより味わうために、スタンダードなブレンドのホットコーヒーを注文しました。

まずなによりも非常に香りが高いです。コーヒー豆の分量を通常の2倍使用してサイフォンで淹れているとのこと。なるほど、それならこの芳醇な芳香と色の濃さも納得です。

自分はコーヒーは大好きで基本的にはブラックで飲むのですが、酸味の強いコーヒーは苦手だったりします。最初に一口飲んだ時に香りの強さと同時に一瞬強い酸味も感じたのですが、なぜか全く嫌な感じがしませんでした。恐らく香り高く酸味もあるのに全体的にマイルドに仕上がっているので酸味も気にならずむしろ美味しく飲めているのかなぁと感じました。

どちらにせよ店主のこだわりが詰まった至高の一杯、お店の歴史を感じつつ非常に美味しくいただくことができました。ご馳走様でした。自分の様に初めて訪れて驚いているお客さんや昔からの馴染みっぽいお客さんなど時代を超えて多くの人に親しまれているとても素敵なお店でした。都会の喧騒にひっそりとあるオアシスの様なお店”コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ”、皆さんも横浜にいらした際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。