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”横浜カレー”の名店「アルペンジロー」で味わう唯一無二のスープカレーが美味し過ぎた【関内】【みなとみらい】【ランチ】

日頃のランチ選びに余念が無い、どうもトモGPです。カレー好きが多い我が本能ブログ、私トモGPは横浜出身横浜在住ライターということで、以前横浜はみなとみらいのカレー店「サンアロハ」を紹介させていただき、

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その美味しさは当ブログCEOでもあるさじゃんからのお墨付きをいただくほど!そこで今回はおすすめの横浜カレー第二弾ということで、名店「アルペンジロー」を紹介していきたいと思います。

アルペンジロー

www.alpinjiro.jp

ジローといえばラーメンジ二郎ですが同じジローでもこちらはカレー、では「アルペンジロー」とは一体どの様なお店なのでしょうか?

「アルペンジロー」とはもともと群馬県は尾瀬戸倉のスキー場にあった宿泊ロッジ、1985年に横浜への帰郷を機に横浜アルペンジローをオープンさせたとのこと。アルペンの名は伊達ではありませんし実は非常に歴史のあるお店なのです。アルペンジローのある場所は横浜関内、実は以前紹介させていただいたラーメン二郎関内店の意外と近くにあったりします。そしてグルメの街である横浜関内近辺といえばラーメンだけではなくカレーの激戦区でもあったりします。

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そんななかでも今回紹介させていただく「アルペンジロー」はもう30年以上も横浜市民に愛され続けている老舗のカレー屋なのです。

スープカレーの元祖はアルペンジロー!?

JR関内駅の南口、横浜スタジアムとは反対側の出口を出るとすぐに見えてくる横浜大通公園沿いにアルペンジローはあります。

"アルペン"だけに看板や自体から正にまるで山小屋かスキーショップの様な出立ち、しかしよく見ると赤で表記された"横浜カリー"の文字が。表の立て看板にはその日のおすすめや昼時であればランチメニューなんかが書いてあります。

鶏の形の風見鶏が目印、なんだかワクワクしてきますね。

店内は白樺の木が配置されていたりランプの様な照明で山小屋を思わせる内装となっていて、ところどころ歴史を感じさせてくれる素朴ですが温かみのある雰囲気。なんだた本当に山小屋に来た様な落ち着いた感じが心地よいです。

写真ですと少し見辛いのですが、キッチンの中央には大きなグリルが設置されていてお肉を焼いている様子がよく見えます。店内に立ち込めるカレーとお肉を焼く脂の香りがたまりません。

アルペンジローのカレーは小麦粉を一切使用しないスープ状のサラサラのカレーです。スープカレーといえば北海道を連想しますが、実はアルペンジローは”スープカレー”という言葉がまだ存在しなかった頃からこのスタイルなので実はスープカレーの元祖はこのお店なのでは?という説も。

おすすめはやはり肉、鶏、豚、牛とどれも本当に魅力的、野菜やシーフードのカレーもあるのでお肉が苦手な方でも安心です。自分は名物のアルペンジロー鶏、サラダ&ラッシーセットを注文しました。

辛のレベルが山で表現されているのがなんともユニークw、自分はとりあえず中辛の”アイガー”にチャレンジです。

まずはサラダから。ビネガーの酸味が効いシンプルな味わい、ランチのセットメニューだからといい手を抜かず盛りつけも丁寧で非常に好感が持てます。

かわいいオリジナルデザインの瓶に入ったラッシーです。プレーンタイプですが程よい甘さでグイグイ飲めちゃう一品です。ちなみに自分はラッシーはカレーが到着するまで待てず半分以上飲んでしまうタイプですw。

突然目の前に運ばれてきた真っ赤な飯盒、そうここアルペンジローではご飯がなんと飯盒に入れられて運ばれてくるのです!よく定食屋でごはんがお櫃に入れられて運ばれてきますがそのイメージ。中のごはんをお皿の上に出していただきます。

飯盒の中のごはんはまずよく振ることで取り出しやすくなります。こんな風にお皿の上にドンッと出してあげましょう。しかしここでちょっと残念なポイントが。もちろんこのご飯は飯盒で炊いているわけではないので、飯盒やメスティンで炊いた様な熱々のご飯が入っているわけではありません。なんなら一回冷たい飯盒に移すせいでご飯が若干冷えてしまった様にも感じられ、”飯盒からご飯を出す”というせっかくの素敵な体験がちょっぴり残念なものになってしまっている気がしました。

アルペンジロー鶏

気をとりなおしていよいよカレーの到着です!想像よりもかなり大きいサイズのこんがり焼き目のついた鶏肉を中心にじゃがいも、ナス、ニンジン、カボチャ、いんげんとスープカレーではスタメンとも言える様な野菜達が周りを取り囲みます。そしてとにかく食欲をそそるスパイスの香りがたまりません。早速スープを一口、口に入れた瞬間にわかるどこまでも深い味わい、一体どれだけ煮込んだらこの味わいが出せるのでしょうか?辛さは中辛の"アイガー"ですがかなり優し目な印象です。辛さが全くダメな人でも1番レベルを下げれば全く問題はありません。

メインの鶏肉はスープカレーによくあるグズグズに煮込んだものとは違い、しっかり鉄板で焼かれているので非常に香ばしくジューシー。ガッツリと食べ応えのある鶏肉はコク深いカレースープとよく合います。

とてもカレー屋のお肉とは思ません。野菜もゴロゴロで食べ応え満点、じゃがいももニンジンも柔らかくホックホクです。

北海道をルーツとするスープカレーはトマトベースのものが多く正直カレー好きな自分も若干飽き気味でした。しかしアルペンジローのカレーはそれらとは明らかに一線を画す味、"スープカレー"という概念が無かった頃から試行錯誤して作られたカレーはとにかく新鮮で美味しいです。メニューにはその季節限定のお肉なんかもラインナップされていますので、気になった方はぜひHPの方もチェックしてみてください。港町にある山小屋の絶品カレー、皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。