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本物の美味しさ!鎌倉「和彩 八倉(やくら)」で味わう絶品の”元祖しらす丼”【小町通り】【江ノ島】

先日、え!?本当はこんな味だったたの!?という体験を久しぶりにしたトモGPです。今まで何度か食べたことのあった”生しらす”、別に珍しい食材ではありませんが皆さんは”生しらす”の本当の美味しさをご存知でしょうか?というわけで今回は”生しらす”の本当の美味しさを味わうことができる鎌倉のお店「和彩 八倉(やくら)」を紹介したいと思います。

鎌倉名物しらす

鎌倉だけではなく江ノ島など湘南近辺の名物といえば”しらす”、生しらすをはじめしらす丼やしらすせんべいなど湘南方面には相模湾で獲れるしらすを使用した食べ物が数多く販売されています。しらす漁の時期は春から秋ですが7月から8月にかけては”夏しらす”の盛漁期ということもあり、夏真っ盛りの今の時期は実は”しらす”は旬な食べ物でもあるのです。

江ノ島や鎌倉は釜揚げしらすだけではなく当然”生しらす”も名物として有名です。しかし自分にとって”生しらす”って正直なところ見た目はクタッ食感はベトっとしてるお刺身の印象、とりわけ好物ではないのですがお店などでもメニューにあると自分の様に”珍しい食材だから”という理由だけで頼んでしまう人も少なくはないと思います。確かに不味くはないのですが決してメインにはなり得ない食材、それが自分の中での”生しらす”のイメージでした。ですのでこれまで何度も足を運んでいる江ノ島や鎌倉ですが、今まで一度も”生しらす丼”を食べたことはありませんでした。しかしそんな自分の生しらすに対するイメージを180°変えてくれたのが今回紹介したいしらす丼のお店”和彩 八倉”です。

元祖しらす丼の店”和彩 八倉(やくら)”

休日の鎌倉駅周辺は早い時間帯でも駐車場を探すのが一苦労ですが、訪れたこの日は平日ということもあり気温は高いものの天気も少し悪かったせいかすんなりクルマを停めることができました。鎌倉といえば仏閣巡りと同様に楽しいのが食べ歩き、特に鎌倉駅を出てすぐ左から始まる小町通りは食べ歩きのメッカとなっています。

平日にも関わらずこの人の多さ、インバウンド復活の影響で外国人観光客も非常に多く土日祝に訪れたくはないなぁというのが正直な気持ちです。仏閣巡りを目的とするのであれば移動距離の多い鎌倉は人の多さが確実に仇となるので尚のこと平日をおすすめします。

www.wasai-yakura.com

話が少し逸れてしまいましたが。今回おすすめする元祖しらす丼のお店”和彩 八倉”は小町通りのちょうど真ん中あたりにあります。通り沿いのとにかく目に付く場所ですのでいつも行列ができているのは自分も知っていました。たまたまお店の評判をネットで見かけたのと夏しらすは今のシーズンが旬ということもあり、本格的な生しらすを食べてみたい!ということで今回訪れてみました。

のれんに掲げられた店名よりも目立つ”しらす丼”の文字!元祖しらす丼のお店ということもありなかなかインパクトがあります。この日は11時30頃に訪れたせいもあってかまだ行列もできておらずラッキーにも並ばずに入店することができました。

モダンでかわいい店内はまだお客さんもまばらです。

しらす以外にも新鮮なお刺身や天ぷらなどもありますがやはりここは”生しらす丼”を頼みたいところ、もちろんメニューにもあります。しかし冒頭にも書いた様に”生しらす”に対してそこまで良いイメージの無い自分は、生しらすと釜揚げしらすが半々に入った二色丼を注文することにしました。

程なくして二色丼の到着です。ランチメニューなのでお吸い物や小鉢もついてお得感も満載です。さぁ早速いただきましょう!

生しらすと釜揚げしらすが惜しげもなくふんだんに盛り付けられた二色丼、錦糸卵や刻み海苔が添えられているのも嬉しいポイントですね。

まずは安定の釜揚げしらすから、ふっくら茹で上げられた釜揚げしらすはほんのり塩味も効いていてそのまま食べても良いですしわさび醤油をかけてもオーケー。ふわふわなのに身が詰まっているからなのか食べ応えは抜群、うん、これだけでご飯全部食べられちゃうんですよw。一匹一匹の大きさから風味まで、やはりスーパーのものとは段違いの美味しさです!

そしていよいよ”生しらす”です。いやちょっと待って、なんかこの生しらす、透明感と艶がすごくないですか?自分の知っている生しらすはもっと灰色がかった色をしていますしそもそも一匹一匹がこんなにはっきり識別することはできませんでした。見た目の時点で圧倒的な鮮度の違いがわかってしまい食べる前から若干圧倒され気味です。

まず食べてみた率直な感想は「これ本当に生しらすなの?」でした。この様に箸で持ち上げても全く型崩れしない身のしまり様、食べて驚きまさかのプリプリ食感なのです。まさか海老以外でこの”プリプリ”という表現を使用する日が来るとは思いませんでした。マジで今まで食べていた生しらすと全く違います!食べ方としては一応しょうが醤油をかけて食べるのがおすすめとありますが、プリプリサクサク食感と磯の風味で気がつけば半分以上何もつけずにそのまま食べてしまっていました。鮮度が命の生しらすとは聞いていましたが、まさか獲れたての生しらすがここまで美味しいものだとは思ってもいませんでした。釜揚げしらすももちろん美味しいのですがこの生しらすの美味しさは別次元、ビビって二色丼にしなきゃよかったなぁ、などとちょっぴり思いながらも非常に美味しくいただくことができました。

追加で注文した”しらすかまぼこの磯辺揚げ”も揚げたてサクサクで香ばしく、非常に大満足なランチを楽しむことができました。ごちそうさまでした!

八倉で提供される”しらす”は目の前の相模湾腰越で獲れたものを使用しています。しかも生しらすに至っては鮮度が落ちやすいためその日の朝に獲れたものしか使用していないとのこと。つまり禁漁やシケなどで入荷が無い場合は当然メニューにも載らない日もあるので、どうしても生しらすを食べたい場合はあらかじめお店の方にお問合せいただくことをおすすめします。鎌倉ランチのお店は星の数ほどありますが迷ったらここ、ダントツでおすすめした”和彩 八倉”の絶品生しらす、ぜひみなさんも味わってみてはいかがでしょうか。