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Aクラス乗りがメルセデス”Bクラス B180”を試乗!僕が考える長く愛される理由とは【ベンツ】

自分が生きている間に寝ていても目的地に到着するようなオートパイロットは実用化されるのでしょうか?トモGPです。ただいま絶賛メルセデスブーム中の本能ブログ、おかげさまで編集長さじゃんのGクラスに関する記事や試乗レポートは大変好評をいただいております。

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そして自分も今年の春にAクラスを納車しましてその模様は記事にもさせていただきました。

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ほぼ毎日のように乗っている自分の真っ赤なAクラスは大変お気に入りでメルセデスの良さを日々実感しているわけですが、こうなってくると他のモデルも運転してみたくなるものです。というわけで今回はディーラーの方におじゃましてAクラスの兄弟分であるBクラスに試乗をして参りました。

メルセデスAクラス・Bクラスの歴史

1997年にメルセデスがエントリーモデルという位置付けで実用に徹したコンパクトカーとして販売したのがAクラスです。初代と2代目は実用的なトールワゴンスタイルという若干”かわいいスタイル”のビジュアルでしたが、2012年に5ドアハッチバックのスポーティなスタイルにモデルチェンジをし一気にブレイク、価格も安いものであれば300万円代で購入が可能ということから非常に人気のモデルとなりました。

そんななかAクラスより約10年ほど遅れてデビューしたBクラスはAクラスより広い車内空間を確保することでトランクを含め積載量をアップさせることで、”実用多目的コンパクトカー”というAクラスのデビュー当初のコンセプトをより体現させたモデルとなっています。現行Aクラスがよりワイド&ローのスタイリッシュな方向にシフトしたのに対し、Bクラスは一貫して背が高く車内の広さを重視するコンセプトを守り続けている様に思います。このことによりAクラスとBクラス、お互いの個性がより強調された様に感じます。

Bクラス B180

今回自分が試乗させていただいたメルセデスBクラスは現行の一つ前の世代のもので自分が購入したAクラスと同世代のモデルです。しかし自分のAクラスがディーゼル車なのに対し今回試乗するBクラスはガソリン車、そのあたりの乗り比べに関しても非常に興味があります。

正面の顔はほぼまんま自分のAクラスと変わりません、フェイスリフトした凛々しい表情ながらこちらは”AMGライン”というエアロパーツやホイールのインチアップがなされるオプションがついていない仕様なので心なしか優しい印象を受けます。

正面に関してはAクラスとの印象は変わらなくても横から見るとやはり大きく印象は異なります。車体の全長と全幅はAクラスとほとんど変わらないのですが車高は約150mmアップすることでより広い車内空間を確保し、リアドアCピラーの窓ガラスの範囲を狭めることでラゲッジスペースもAクラスの370Lに対し455Lと大幅にアップしています。

ハッチバックを開いた状態です。圧倒的な高さと深さに使い勝手の良いスクウェア型、中と外を隔てる段差も無くラゲッジがフラットなので荷物の出し入れも楽チンです。パッと見は気づかなくても使用してみて初めて違いに気づくこともあって非常に面白いです。

そしてAクラスワゴンには無くてBクラスについてるのが電動ハッチバック、この辺の仕様の細かい違いもメルセデスがBクラスをよりタウンユース重視にカテゴライズしている証拠なのだと思います。

Aクラスと比較して明らかに開放的で広い車内、これだけ後部座席のスペースあればお子さんのチャイルドシートへの移動も容易です。しかも今回の試乗車はパノラミックスライディングルーフ(サンルーフ)のオプションがついているからかより車内が開放的に感じます。AクラスとBクラスは同じプラットフォームですが少し味付けを変えるだけでここまでお互いの差が明確になっていることに本当に驚きます。

操作系に関しましては自分のAクラスと全く同じ仕様のMBUXを搭載、そしてメルセデスCクラスなどの上位グレードの車種と同じ先進性と安全性の共存する安全運転支援システムである”レーダーセーフティパッケージ”や自動運転システムはなんと標準装備なのです。

グローブボックス上部の形状はAクラスよりもシックな印象、あくまでファミリーカーとしてのBクラスのこだわりを感じるポイントだったりします。今回の試乗車はなぜかオプションのアンビエントライト(車内照明)がついていたのですが、これだけはBクラスのコンセプトから少し外れている様に感じましたw。

自分の購入したAクラスはディーゼルエンジン、それに対して今回試乗したBクラスの試乗車はガソリンエンジンです。しかしエンジンの違いによる乗り味の差はほとんど無く、ディーゼルエンジンの方かトルクがある分出だしのパワーを感じる程度でしょうか。ディーラーさんによるとガソリンエンジンの方が時速120km以上からの伸びが違うとのことでしたが街乗りメインで購入を考えている人にとってはあまり関係の無い話かもしれません。しかしディーゼルエンジンのAクラスに乗っている自分としては多少価格が高くてもリセールにおいて有利だったり燃費が良いディーゼル車がおすすめです。

また車高がある分ドライバーのアイポイントが必然的に高くなるのでより見通しもきき取り回しの良さも一段階アップした様に感じます。しかし高さがある分カーブの際はAクラスよりもロールしますがそれもあくまで許容範囲といった感じです。

Bクラスの魅力まとめ

・広い車内空間に大容量ラゲッジスペースと徹底したタウンユースに寄せた仕様

・とにかく見通しが良くクルマの取り回しが楽チン

・先進の自動運転システムや安全運転支援システムが標準装備

Bクラスはよく”見た目ダがサい”なんて意見も聞かれますが、特に車種は特定しませんが国産の同じサイズのマルチパーパスコンパクトカーに比べたらそのデザインやスペックに雲泥の差があるのは明らかです。特にMBUXをはじめ自動運転システムや安全運転支援システムである”レーダーセーフティパッケージ”の先進性は想像以上で、一度この味を覚えてしまうと正直もうこれらのシステム無しに戻ることができません。ですのでその辺りも含めて一度ディーラーの方で体験して頂けたらと思います。円安や値上げの影響で現在Aクラスの価格は498万円〜、Bクラスの価格は537万円〜と同型の国産車よりかなり割高ですが、自分の様にMBUXやレダーセーフティパッケージ搭載の2〜3年落ちの中古車を狙うのも非常におすすめだったりするので気になる方は認定中古車のサイトもチェックしてみてください。

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