辛いもの好きのトモGPです。先日無性に辛いものが食べたくなり久しぶりに”蒙古タンメン中本”を訪れてきました。
これまで何度も訪れている大好きな蒙古タンメン中本、先日久しぶりに訪れた時、あるメニューに目がとまりました。それは激辛が売りの蒙古タンメン中本において数少ない”辛味ゼロ”のメニューである”塩タンメン”です。そろそろお店で一番辛いといわれている”北極”にでも挑戦してみるかな?と思っていましたが、なぜかこのメニューが気になってしまいこの日は初めて辛味ゼロの”塩タンメン”を注文してみることにしました。
”辛うまラーメン日本一”のキャッツフレーズにもある様に、蒙古タンメン中本といえば辛味の効いたラーメンでお馴染みのお店。ほぼ真っ赤なラーメンのメニュー写真の中で唯一辛味ゼロのメニューが今回自分んが選んだ”塩タンメン”です。しかしこの塩タンメンは中本創業当初より販売している伝統的なメニューの1つであるとのこと。聞くところによると普段辛いメニューしか頼まない中本マニアも好んで食べるメニューであるとのことですのでこれは非常に楽しみです。
横浜在住の自分が通うのは”蒙古タンメン横浜店”、
他店舗同様に昼時を過ぎても行列の絶えることのない人気店です。
ありました、券売機の中段に”塩タンメン”の文字が。左隣にある”北極の炎”とかいう恐怖の10辛メニューと押し間違えない様に気をつけてチケットを購入しましたw。
席につき厨房を眺めながら気がついたのは、意外と塩タンメンの注文があるということ。おそらく自分だけなのでは?と思っていただけに厨房に届く塩タンメンのオーダーを何回も聞いたののには驚きました。塩タンメンは都度調理とのことらしく他のメニューより出てくるのに少し時間がかかります。決して人気ではないであろうメニューでも一切手を抜かない姿勢に人気ラーメン店としての職人魂を感じます。そうして到着した塩タンメンがこちらです。
めちゃくちゃシンプルなこれぞ正にタンメンといったビジュアル。ラーメンをはじめ店の外観も真っ赤な蒙古タンメン中本においてこんなメニューあったの?というくらいこの地味さが逆に際立つ感じです。
赤色とは無縁のクリアなスープを一口飲んで驚いたのは、見た目とは裏腹にさっぱりとしていながらもニンニクのパンチの効いた非常に輪郭のくっきりとした味だということ。野菜の甘味が染み渡った決して濃くはないほんのり塩味のスープ、そして全体をキュッと引き締めるニンニクの香、思わず「ウンマ!」と呟いてしまいました。マグマの様に熱い温度は中本の特徴の一つ、この一口目で口の中を軽く火傷しましたw。
うっすらと油をまとったコシのある太麺はスープとの相性も抜群で、シャキシャキの歯応えを残すニンニク風味に炒められたたっぷり野菜は香ばしくより食欲をかきたてます。美味し過ぎます。
正直蒙古タンメン中本においてこの辛味ゼロのメニューは、”辛いもの好きの彼氏彼女に付き合わされた人用のメニュー”とばかり思っていましたが、それは大きな間違いでした。中本定番メニューの中で唯一の塩味のラーメンは決して辛味が苦手だったりマニアだけのためのメニューではありません。本気で作られた”辛くない蒙古タンメン中本”はやさしくもパンチのある引き締まった確実にクセになる美味しさでした。決して辛いだけが特徴ではない蒙古タンメン中本、何度もお店を訪れている人でまだ食べたことがないという人は騙されたと思って是非一度トライしていただきたいです。大好きな蒙古タンメン中本での選択肢が確実に増えること間違いなしの美味しさ、本当におすすめです。


