モバイルバッテリーは今や外出先で、スマートフォンを複数台利用する人、タブレット端末やノートPCを外で利用する人には必需品といっても良いでしょう。今回は大容量モバイルバッテリーをレビューしたいと思います。
Ankerのモバイルバッテリー
Ankerはモバイルバッテリーをはじめ、スマートフォンやタブレットの関連製品の開発、販売を行っている中国の会社です。Googleでエンジニアとして働いていたスティーブ・ヤンを中心にGoogle出身の数名により2011年に設立されました。技術や品質は高く評価されています。
- Ankerのモバイルバッテリーですが、ではその容量により3種に分かれています。
6300mAhなど10000mAh未満のバッテリー
軽くコンパクトであり持ち運びやすいのが特徴です。スマホの充電切れがあまり気にならず、1,2回の充電で十分な方に向いています。 - 10000mAhから20000mAhまでの大容量モバイルバッテリー
Anker製品の中でも製品数が多く選択肢が多いです。スマホやUSB機器の利用頻度が多く、充電切れが気になる方に向いています。外出や、出張が多い方に最適です。容量、サイズ、価格のバランスが良くコスパが高い製品です。 - 20000mAh以上の超大容量モバイルバッテリー
バッテリー容量も多くパワフルです。スマホ、タブレットだけでなくノートPCの充電も視野に入ります。ただし重さはあります。
Anker PowerCore Essential 20000
この製品は超大容量モバイルバッテリーの1つとなります。最近のスマホはバッテリーの大容量化が進んでいてバッテリー容量が多く必要です。その最新スマホでも3回から5回の充電が可能です。この製品を求める主たる目的は防災対策用です。家族のスマホの充電、近くにいる人の充電などをこなすことができます。343gの重さががありますので、気軽に常に持ち歩くには少し重いですが、旅行時や災害バッグの中に納めておいて、災害の時に持ち出すのが便利な使い方になります。
付属品・デザイン
デザインですが表面がメッシュ加工されています。汚れが傷がつきにくくスタイリッシュな外観で高級感があります。
メッシュのネットの袋が付属します。
サイズ 約158 x 74 x 19mm ; 重さ, 約343g
接続端子
充電するための入力端子はUSB-CとMicro USBの2種類のポートが搭載されています。
残念ながらこのUSB-Cポートからの充電は出来ません。
出力端子はUSB-Aが2つ搭載されています。各ポート最大2.4Aで2台同時充電ができるので便利です。
最大容量
最大容量20000mAhなので、カタログ上では iPhone11を4回以上、GalaxyS10を4回充電することが出来ます。Ankerでは独自技術としてPowerIQが搭載されており、最適なスピードで充電ができます。
PowerIQは一つのモバイルバッテリーから、メーカーを問わずに出来るだけ多くの機器を充電できるようにして、利用者の不便を解消するために開発されたテクノロジーです。最大容量が大きいため、充電には8時間以上の時間が必要です。
Anker PowerCore Essential20000の利用シーン
iPhoneを10回程度充電可能な容量はキャンプなどアウトドアな活動をするときには1つあれば安心のサイズです。複数人のスマホを充電しても1泊2日~2泊3日程度であれば十分対応できます。
屋外での作業をされる方やバイクツーリングを楽しむ方は冬には電熱ベストを利用される方も多いのではないでしょうか?このモバイルバッテリーを利用すれば、1日はバッテリーが持つので安心して利用することが出来ます。また電熱ベストとして身につけている場合は、それほど重さを感じることは無いと思います。
繰り返しになりますが、外出、出張が多く、複数台のUSB機器の充電が必要な時には最適だと思います。また、災害対策用としても最適です。
Anker PowerCore Essential20000の価格
2022年11月時点で4,990円(税込)で販売されています。
Amazonでは18000件以上の評価が付き、星4.5と非常に高い評価のロングセラーモデルなので、セール時などを狙うのもオススメです。
まとめ
超大容量モバイルバッテリーはスマートフォンを複数回充電可能で、非常時にもたいへん役立つので、1家に1台置いておいてもいいものです。災害対策としては重要な機器の1つとして挙げられると思います。
また非常時に使うのであれば、安心して利用できる信頼のあるメーカーである、Ankerの製品を選ぶことをお薦めいたします。常に最新のテクノロジーが開発される電子機器の世界ですが、最新テクノロジーを求めずとも圧倒的なコスパで選ぶのも1案です。