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2023大晦日”RIZIN45”参戦記~1【ライジン45】

毎年恒例の2021年大晦日から始まった本能ブログのRIZIN参戦記も3年目の2023年となりました。今年は朝倉海とアーチュレッタのバンタム級タイトルマッチに堀口恭司と神龍誠とフライ級リマッチと大晦日ならではの豪華な試合が目白押しとなりました。

2023年12月31日14時RIZIN45開始

まずはバラさんこと榊原CEOによる朝倉海VSファン・アーチュレッタの試合について説明がありました。アーチュレッタが前日の軽量で2.8kgオーバーという状況で試合が組まれるかどうかも危ぶまれる状況のまま何の決定もなく試合当時を迎え、会場に来たけど朝倉海の試合はあるの?という状況でゆあと決定事項の説明がありました。最終的には試合1時間前の軽量で68kgまでの戻し制限をかけてそれ以下だったら試合を行うと両者合意があったと発表がありました。

体重差がありすぎて試合しないほうがいいという声もある中、無事試合が組まれる条件が決まったということでとりあえず一安心でした。

RIZIN.45 第1試合/YUSHI vs 平本丈

第1試合は平本蓮の弟である平本丈とRIZIN入場専用として出場を続けていたYUSHIとの対戦。

 

 

プロ初戦がRIZINという平本丈。兄の平本蓮と共に5歳からキックボクシングを始め、特に目立った成績はないものの、兄のMMA転向で自身もMMAの練習を始めているようです。

 

今年は試合数の関係で時間がなく、大掛かりな入場は制限されているというYUSHI。それでも入場にすべてをかける意気込みは健在です。

 

試合は平本丈がプロ初戦とは思えないような動きで、打撃も当て、グラウンドでも主導権を握る時間も多く、とても見応えのある内容。

 

イケメン対決となったこの試合、3R 判定0-3で平本丈の完勝。プロ初戦の選手相手に負けてしまったYUSHIはやはり入場ですべてを出し切ってしまったのでしょうか。

平本丈は兄とは違う路線で真面目なMMAファイターとして成功してくれることを期待させる一戦でした。

第2試合/那須川龍心 vs シン・ジョンミン

第二試合は那須川天心の弟でMMA初挑戦の龍心とこちらもMMA初戦という韓国のシン・ジョンミンの対決。12月16日のRISEでの試合に勝利した跡のマイクで観戦に来ていた榊原CEOにRIZIN参戦を直訴。急遽参戦が決まり、よく韓国から相手を用意したなと感心します。

シン・ジョンミン入場。キックの選手でMMAは初戦ということでしたが、後の情報でジムではMMAの選手もいて普通にMMAの練習もしていたという、あくまで試合が初めてで未経験ではない相手でした。

那須川龍心入場。天心のYAZAWAが懐かしいですが、弟も気合の入った入場。

 

試合は、龍心が積極的に打撃を繰り出し、テイクダウンするも下から腕を取られてかなり危険な状態に。完全に決まったかと思いきや、龍心は顔を踏みつけ抵抗しなんとか脱出に成功。会場は大盛りあがりでした。

 

2Rに那須川龍心のキックで倒れたところからのパウンドでレフリーストップ。腕十字がきまりそうなところから逃げるなど兄天心のMMAデビュー戦と同じような展開での勝利となりました。

第3試合/篠塚辰樹 vs 冨澤大智

第三試合はブレイキングダウンのエース冨澤大智とKrushフェザー級王者の篠塚辰樹との対戦。冨澤はブレイキングダウンで無敗の人気選手なので、試合前からプロとの実力差を見せると意気込む篠塚との煽り合いが話題となっていた注目の一戦。

冨澤大智の入場

 

篠塚辰樹の入場

 

試合は冨澤がかわいそうになってくるぐらいに一方的な展開。冨澤は積極的に攻めるも篠塚は距離感を完全に把握しほとんどパンチが当たらないような状況。1R序盤で冨澤はダウンを奪われてしまいます。試合会場はブレイキングダウン上がりの冨澤にプロの厳しさを教えてやれと言わんばかりの雰囲気に包まれていきました。

 

その後も篠塚は冨澤が対処できない左ジャブをコツコツと当て続け顔面がどんどん腫れいく冨澤。見ている方もだんだんかわいそうに思えてきます。

 

最終Rでもダウンを奪う篠塚。ブレイキングダウン最強といえどもプロとの間にはとてつもない実力差が見て取れました。

 

最終的には3-0で文句なしの篠塚勝利。速いジャブを当てたと思ったらバックステップで攻撃をすべて交わしていつでも倒せそうな状況でも3R痛め続けたような試合でした。しかし、冨沢も3R攻撃の手を休めることな攻め続け、非常に根性のある姿を見せました。

第4試合/弥益ドミネーター聡志 vs 新居すぐる

オープニングファイト4試合目は前回平本に負け再起を狙う弥益ドミネーター聡志と2023北海道で開催されたLANDMARKでの勝利後、PANCRASE 337のフェザー級キング・オブ・パンクラス決定戦で勝利し、現チャンピオンの新居すぐるの試合。

朝倉未来とメインで試合していたドミさんの経歴を考えると、こんな試合順でいいのかという声もありましたが、ここまでの4試合を無料公開することを考えると、PPVを購入しないライト層にもエンタメ枠からリアルMMA枠まで見せることができて、それなりにアリな試合順だったようにも思えます。

新居すぐるの入場

 

ドミさんの入場はB'zの「願い」が使われていて公開できないので、音声削除しています。

 

試合はカーフを蹴りながらテイクダウンのチャンスを伺うドミネーターと、強烈なフックで距離を詰める新居すぐるという構図に。

 

ドミさんのカーフも何度か当たっていたのですが、2Rにカーフを蹴られても構わずカウンター気味に右フックがヒットしそのままKOとなり新居すぐる選手の勝利。今年のフェザー級戦線に食い込んでくる選手になるかもしれません。

 

ここまででオープニングマッチの4試合が終わり、本編オープニングへと続きます。

 

この記事の写真はRX100Ⅶで撮影しています。ちょっと離れた席からでも200m望遠とα9譲りの高速AFで大きなカメラを持ち歩く必要がなくなります。旅行のお供にオススメ!